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いま、そのとき、かんがえつつあること。

春だす

2006-03-27 | ブログ
とくに かきたいことなし。メモだけしときますね。

◆「ことのは」というブログの松永英明(まつなが・ひであき)さんのことが話題になってますね。mixiの森達也(もり・たつや)コミュニティで しったんですけど、「へー」で すませてました。備忘録ことのはをみると、「完全に教団から抜けたのはけっこう最近です」とある。ユニークだ。

教団というのは、オウム真理教/アーレフのこと。

筆力がある人は、実力で地位を確立できるものなのねと、松永さんに ちょっと敬意をいだく。ちょっとだけどね。松永さんがどうというより、あんま人を尊敬したりしたくないという こっちの都合で、ちょっとだけ尊敬(笑)。絵文録ことのははてなアンテナに のっけたのは、ブログ論と中国関連の記事が興味ぶかかったから。筆力があるだけに毎度長文で、あんま よみにいってませんが(笑)。松永さんはmixiで言語学コミュニティの管理人をしてたりもする。たまに違和感があるけど。言語学と非言語学的なものの線ひきにね。

◆森達也 編著『送還日記』をよんだ。韓国のドキュメンタリー『送還日記』監督との対談もおもしろいが、あまりに森さん主導で つまらない(笑)。ま、我が つよいということでしょう。じゃないと、『ドキュメンタリーは嘘をつく』に かいてたような、「自覚的にあえてなす」ことを肯定できないだろう。「自覚してあえてなす」というのは、きらいじゃないんだな、これが。わが卒業校、岡山関西高校(かんぜー こーこー)は、「敢為の精神」だなんてのをかかげてたですよ。

また、森さんのドキュメンタリー『A』と『A2』がみたいな。おわりの沈黙がもたらす なんともいえなさでは、『A2』が名作だけど、どうも『A』がみたい。信者らが笑顔で談笑して外出し、音楽が ながれ、公安にからまれ、途中から音声が はいり、一方的な公安のいちゃもんにつづいて、「ころび公妨」。あと、ラストの曲もよかった。だいすきなシーンは、「でも、すきになっちゃいけないのよね。かなしみにかわるから(笑)」という大学生のじょうだん。←げ、まちがえた。
236 :名無シネマ@上映中 :04/10/02 02:00:22 ID:06howiwl
あのシーン
もう一人の女性がうれしそうな荒木をみて

あー喜んでる
でも、喜んじゃいけないのよね
悲しみに変わるから

って突っ込むところが好き

荒木が思わず爆笑するところも
というはなしでした。訂正いたします(21時18分ごろ)。

◆松田洋子(まつだ・ひろこ)さんのマンガ『まほおつかいミミッチ』第1巻をよむ。爆笑もの。『リスペクター』を完全に こえる代表作になったな、これ。貧乏な魔女の母子家庭をえがく。保育園の園長がなぜか独裁者を夢みるおっさんで、「畑で懸命にイモほりする子らを眺めるのはいいものだ。」「コルホーズの農民たちを視察するスターリンもこんな気持ちだったのかな。」「独裁者は男の夢っすよね、園長。」「まず小さな子供達から、楽しく遊びながら支配される事を学ばせてやりましょう。」なんていう、松田さんらしいギャグが。「卵の特売は貧民の救済ではなく他に買い物させるオトリだったんだ。そんな資本主義社会の掟をうっかり忘れるとは貧すれば鈍してたよう。」←こんな感じ。2巻もでてるので、はやいとこ よんじゃいたいわ♪

◆西原理恵子(さいばら・りえこ)『はれた日は学校をやすんで』が文庫になってますね。「毎日かあさんち」っていう読者との交流コーナーができてた。たとえば「(私用で)学校を休ませる?」という投稿に、サイバラさんと読者さんたちのコメントがある。「学校は行かせるべき」という意見もみられるが、学校なんて たのしく/つまらなく従順に支配されることをまなばされるところですから。「ともだちたちという人質」がいるから いってるようなもんという こどもも けっこー いるんじゃないかしら。

◆明石書店から『ろう教育が変わる!日弁連「意見書」とバイリンガル教育への提言』がでた。今回はイ・ヨンスクさんが「手話言語と言語政策」をかいてる。

◆図書館の自由宣言をモチーフにした小説『図書館戦争』をかった。著者は有川浩(ありかわ・ひろ)。少女マンガのようなノリので、どう展開するのか たのしみ。けっこう うれてるそうだ。

◆業田良家(ごうだ・よしいえ)『源さん刑事―ヨシイエ童話』竹書房文庫が上下で でてる。これも おもしろそーだ。

そいじゃ、お仕事がんがります。

グーグル:「ころび公妨」

ぞくぞく新刊

2006-03-08 | ほん
最近アクセスIP数がけっこう たかいす。一日に40から80あるす。はて…。

◆藤永茂(ふじなが・しげる)『ロバート・オッペンハイマー―愚者としての科学者』を最近かった。よみたかったんだわ、これ。藤永さんは、『アメリカ・インディアン悲史』の著者ね。物理学者です。

◆すこし関連して武田徹『「核」論―鉄腕アトムと原発事故のあいだ』中公文庫をかってきた。武田さんの仕事は わりかしすき。内容の構成が なかなか いい。

◆お!っと おもったのは、◆サトウタツヤ/渡邊芳之(わたなべ・よしゆき)『「モード性格」論』と河野哲也(こうの・てつや)『〈心〉はからだの外にある』NHKブックス。いいねえ。NHKブックスって がんばってますねえ。

◆ほしかったのは、『聖書の日本語―翻訳の歴史』。語彙の歴史からも聖書の受容ってのも興味ぶかいですわな。

◆あと『現代思想』3月号(メディアは誰のものか NHK問題)も よみたいね。

◆『情況』2006年1,2月号(特集 公共性の不可能性)をかわなきゃ。野崎泰伸(のざき・やすのぶ)さんの「障害者自立支援法と障害者の自立―誰のための公共性か」は、かるく たちよみしただけでも意欲が つたわってきました。ちょうどノリにのってるのでしょう。

◆『障害と文化―非欧米世界からの障害観の問いなおし』なんて翻訳本も。これなんかは、ちょうど『ボディ・サイレント』の平凡社ライブラリー版がでたばかりだし、タイムリーかな。

◆倉本智明(くらもと・ともあき)『だれか、ふつうを教えてくれ!』よりみちパン!セも ついにでた。これは、絶対おもしろいはず。みなさんも、どーぞ。

◆酒井亨(さかい・とおる)『台湾―したたかな隣人』集英社新書もでてる。

◆どーでもいいけど、最近ひましてるときに つげ義春(つげ・よしはる)のマンガよんでます。けっこうすき。

◆もーすぐ『マザー3』がでますよ。ゲームボーイミクロをかって『マザー1+2』と『マザー3』を堪能するつもり。かるーくね。なぜに おまいが『マザー』?とゆー ひとも いらっしゃるでしょうが、それなりのわけがございます。それについては、また今度。

グーグル:「つげ義春」

「でも、やるんだよ」

2006-03-07 | にんげん
職場での なにげない会話で、「あのへんってのひと おおくない?」と いわれた。うちの近所周辺をさしての はなし。

こういうときに無力感をいだく。20才そこらのひとが、なんでまた。

職場の休憩室に『ブラックジャックによろしく』というマンガをおいている。なかなか人気で、いろんなひとが よんでいる。なるほど、マンガというメディアのちからは すごいなあ、こういうかたちなら、いろんなひとが よむんだなあ、などと関心していた。だけども、どれだけのものをうけとっているのかについては、もちろん、わたしの しりえるものではないし、個々人の自由だけれど、なんだか懐疑的になる。えらそーな ものいいになってしまうけれども。

社会問題をあつかうマンガというのは、同時に「人間のありかた」を的確に えがいている。それだけに、社会のありかたへの視点が めばえるよりは、どきどき、わくわくしたり、感動してみたりという、そうした感情をみたすにおわることが すくなくない。それでも無力感にさいなまされずに、表現することをあきらめないという姿勢をたもたなくてはならないんだろう。

町山智浩(まちやま・ともひろ)さんが「でも、やるんだよ」と かいていた。すこし勇気づけられた( 「わかってもらえるさ」RCサクセション)。

森達也(もり・たつや)さんは韓国のドキュメンタリー『送還日記』の公式パンフレットをかいていた。どうやら わたしも日本で『送還日記』をみれることになりそうだ。よもやとすると東京など都市部だけでの上映になるやもしれぬが、DVDになる可能性もある。わからないけど。

「あのへんって…」。ほんと、なんなんだ。「だから、やるんだよ」かな。だから、やるんだ。

グーグル:「でも、やるんだよ」

ローマ字入力/かな入力

2006-03-01 | ことば
2ちゃんねるのスレで「ローマ字2打鍵入力vsかなカナ仮名入力」というのをみつけた。2ちゃん、こういう どうでもいい対決スレが けっこうあるよね(笑)。

わたしは不器用なので、左右あわせて6本のゆびでローマ字入力、いちおタッチタイプ。ハングル入力もいちおうは、タッチタイプできるかなあ。小指は ちから よわいから つかえないの。
728 :名無しさん :2005/09/02(金) 12:43:39 0
382 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2005/09/02(金) 03:38:46 0
自分はローマ字入力なのだが、誰かも言っていたとおり
アルファベットの入力スキルとは全く関係ないな。

単語をフレーズとして覚えているだけであって、キーの
位置を覚えているわけではない。
たとえば、「たとえば」と打つときに「tatoeba」と打っ
ている意識は全くない。
指が勝手に動いているだけ。
だから、フレーズとして指にしみこんでいない英文を打と
うとすると、とたんにキーボードを見ながら文字を探し始
める。
キーボードをさがすほどでもないのでは(笑)。さっきしてみたら、ある程度は英語もタッチタイプできるような。かんがえながら うつことにはなるけど。CとかLで指とまるな(笑)。でも、
「たとえば」と打つときに「tatoeba」と打っている意識は全くない。指が勝手に動いているだけ。
ってのは、たしかにそうだよね。認知科学的にどうなのかは しらないけども。

かな入力は、たしかに少数派ではあるけど、挑戦してみる価値はありそう。いや、わたしはしないけど(笑)。ところで、たまにfirefoxでハングル入力、簡体字入力ができなくなるのは なんでですか…。ま、そういうときは「かささぎ」でハングル入力はできるんですけどね。それだとOperaでやれば すむじゃないの…(メインでつかってるブラウザがOperaで、サブがfirefoxなのです)。かな入力ならではのタイプミス、ローマ字入力ならではのミス、両方あるやね。校正でも注意の仕方が かわってきそうだ。

グーグル:「かな入力」
ウィキペディア:「かな入力法」