湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

佳松苑グループになった「三朝館」

2020-10-24 | 湯めぐり四方山話

帰宅してこのブログを書いていて気がついたのだが、今回GOTOトラベルで利用した「三朝館」は、いつの間にか?「佳松苑グループ」に所属していた。

我々がよく利用する「ひだまり(但馬海岸)」や「みなと悠々(久美浜)」と同じ「佳松苑グループ」になった「三朝館」

20年くらい前「三朝温泉」に行き始めた頃、「三朝館」は、「依山楼岩崎」や「万翠楼」「斎木別館」などと並ぶ「三朝温泉を代表する独立した大型・温泉宿」の一つだった。

我々のような車旅での安上がり?温泉めぐりでは、三朝の高級旅館の宿泊は、超ハードルが高かった。

そのため、我々は、いつも「旧・株湯」共同湯に入った後に、三朝の河原駐車場での車中泊だった。(「旧・株湯」は温泉質的には最高の湯だった。入浴料金も200円とお手頃)

その後、「温泉博士」という温泉雑誌に出会うと、「三朝館」「渓泉閣」「依山楼岩崎」「大橋旅館」「万翠楼」「もみじ荘」「ブランナール三朝」などの三朝の温泉宿が、雑誌の無料入湯・手形に掲載されるようになった。

我々もこの雑誌の入浴手形を使い「外来湯として」入浴出来るようになった。すると、手形にのっている三朝温泉のどの宿の湯も、泉質が、それはそれは素晴らしかった!!

中でも「三朝館」は、美しい日本庭園・広い露天風呂・内湯大浴場、全ての湯が豊富な自家源泉・掛け流しの魅力溢れる宿だった。女性限定のバラ湯のサービスにもかなり魅了された。そんな憧れの宿に、今回は、GOTOキャンペーンのお陰で、35%割引で宿泊まで出来た。大変、有り難い事だ。

また、三朝の別の大型旅館「斎木(さいき)別館」は、(三朝館の我々が泊まった部屋から見えていた宿で)三朝温泉でも一番大きい庭園付きの歴史ある旅館だ。それが、今は、なんと!!「湯快リゾート」の経営になっているてはないか!!今回、その事実を知った。

「湯快リゾート」と言えば、我々が最近よく利用する「湯村温泉・三好屋」や「湯原温泉・輝乃湯」なども「湯快リゾート」の経営だ。

各地の有名温泉地にあった大型旅館が、「佳松苑」や「湯快リゾート」などの「大型リゾート企業」に買い取られて(元の高級湯宿の気品を保ちながらも)新しい時代のニーズに合う庶民派・形態の宿に、変貌推移して行く。

お陰様で、ついこの間(20年前)までは、我々庶民には、大変、敷居が高かった高級・温泉旅館も、今はグンと見近な宿になった。手頃なお値段で泊まれるようになった。これは非常に喜ばしい事だ!

【日本の温泉を見近に!】の湯快リゾートのキャッチフレーズを思い出す。

ゴチャゴチャとしたお部屋サービスは、我々には要らない!!シンプルにお湯が!食事が!よくて、お部屋が清潔なら! それ以上要らない!!


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2 コメント

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差別化・・二極化 (屋根裏人のワイコマです)
2020-10-24 20:29:59
星野グループが・・いよいよ海外進出です
日本の観光宿泊施設・・星野さんは近くの
観光地と共によりハイレベルなサービスで
対抗していて・・今の所勝ち進んでいます
その宿泊施設の経営方針、理念が顧客満足
の方針で行っているとすれば、客単価を
上げても、売上は確保できるはず。
2万円で二人の客を取るか4万円で一人の
客を確保するかの違いですね・・
経営って面白いですよね、そして難しい
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確かに (hitareri)
2020-10-26 10:15:10
ワイコマさま
「宿泊宿の顧客満足度に重点を置く」この方針で行っている経営グループが、結果、沢山の客を呼び込むことができて、宿泊料金を前の二分の一とかに押さえられるようになったのでしょうね。
それか、まず、宿泊料金を半分以下にして、それから過剰サービスを削っていって、宿泊客のセルフサービスに変えられる所は変えていったのかもしれません。
取りあえず、泊まる我々から見たら、まずは宿泊料金ですから・・
星野グループが島根県の日ノ御碕の老舗旅館を買収したようです。どんな形、誰の経営になっても取りあえず、その旅館が存続したら・・より手頃な宿泊代で利用しやすくなったら、我々は言うことないです。
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