冬になると特に懐かしいのが九州の温泉地。
中でも熊本県の湧蓋温泉郷は格別な場所だ。
里全体が真っ白な蒸気に煙っている。この光景はカルチャーショックだった。
今年もまた 思い出した「岳の湯温泉・露天風呂」・・
・・以下は 温泉博士に掲載された私の記事より・・・
「白く煙る蒸気の里」
岳の湯温泉 露天風呂(白地商店) 熊本県 湧蓋温泉郷
~女鷹ちゃん~
岳の湯温泉に着いた時、この里全体がもくもくと白い蒸気に包まれているのに驚いた。
温泉館内にある「ゆけむり茶屋」の庭にも二つの大岩から蒸気が噴き出ている。
観光客はここで卵などを蒸して食べることができる。
湯けむり茶屋で「地鶏そば」を食べていると座敷の床がぽかぽかと暖かい。
温泉の蒸気を使って床暖房をしているらしい。
岳の湯温泉の家々は「温泉の蒸気で床暖房(オンドル)ができる」と聞く。
蒸気の里ならではの話だ。
昼食後、近くの白地商店に行き入浴料金を一人二百円払い、高台にある白地商店の手造り露天風呂に向かった。
風呂までの道は特に蒸気が激しく出ていたが、そこを通らないと風呂に行けないので、
もうもうの湯気の中をむせながら進んだ。
すると少し高台に「風呂」の看板が見えてきた。
入り口に「入浴中」「50分間貸切」の札を掛けて、
天気のよい日の午後一時半過ぎからの貸切風呂を満喫した。
浴槽は大きな楕円形で、湯は透明な単純硫黄泉。ほどいい温かさだった。
風呂の植え込みから下の景色を覗いたら白い湯煙の中に家々が見える。
さっき登ってきた道は相変わらず白くもうもうの蒸気だ。
お風呂の脱衣所側は山の斜面になっており十一月末の紅葉が見事で、
その上には真っ青な空が広がっていた。
こんなにもロケーションがいい露天風呂は初めてなので、いたく気に入った。
浴槽で大きく手足を伸ばし、ワニのように?泳いでは、真っ青な空を仰ぐ。
これを繰り返して何度も浴槽の中で深呼吸をしては温泉の湯気を吸った。
至福の50分があっという間に流れた。
それにしても、田んぼや畑、山の斜面など所かまわず噴き出す蒸気の多さ、
勢いの強さには脱帽する。
入浴後、集落を歩いてみたら四方八方を蒸気に囲まれた家があった。
家から女性が出てこられたのでお話を聞くと、
最近ではここが一番、蒸気が激しく出る地域らしい。
家の前には「乾燥室用の小屋」が作られ、その横には屋根付きの「蒸し場」もある。
これらはどの家にもある設備らしい。
当然ながら自宅の湯は温泉という。
「良いような悪いようなでね。家が蒸気で傷んで困っている」
の一言が忘れられない。
★岳の湯温泉(白地商店の露天風呂)データ★
(住所)阿蘇郡小国町西里岳湯2798-2
(電話番号)0967-46-4533(白地商店)
(営業時間)8:00~20:00
(定休日)不定休
(入浴料)1人200円(50分)・・時間延長なし
貸し切り温泉・・前の組が終われば次の組が入る貸切り方式(1回50分)の家族湯。
(泉質) 単純硫黄泉(自家源泉) 泉温90度 PH不明
(宿泊施設) (なし)
(備品)・・なし(タオル・バスタオル・石鹸・シャンプー・ドライヤーすべてなし)
(交通アクセス)JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行きで45分、
ゆうステーションで産交バス岳の湯行きに乗り換え35分、終点下車すぐ
(車)大分自動車道九重ICから県道40号・国道210号・県道681号・国道387号を小国方面へ19km
★入浴を希望するときは「白地商店」で空き状況を聞き、入浴料を払う★
露天風呂は白地商店の店舗から少し坂をのぼったところに設けてある。
風呂に入るときには門の札を引っくり返して「入浴中」にする。
行く途中に階段あり。(車イスはムリかもしれない)
中でも熊本県の湧蓋温泉郷は格別な場所だ。
里全体が真っ白な蒸気に煙っている。この光景はカルチャーショックだった。
今年もまた 思い出した「岳の湯温泉・露天風呂」・・
・・以下は 温泉博士に掲載された私の記事より・・・
「白く煙る蒸気の里」
岳の湯温泉 露天風呂(白地商店) 熊本県 湧蓋温泉郷
~女鷹ちゃん~
岳の湯温泉に着いた時、この里全体がもくもくと白い蒸気に包まれているのに驚いた。
温泉館内にある「ゆけむり茶屋」の庭にも二つの大岩から蒸気が噴き出ている。
観光客はここで卵などを蒸して食べることができる。
湯けむり茶屋で「地鶏そば」を食べていると座敷の床がぽかぽかと暖かい。
温泉の蒸気を使って床暖房をしているらしい。
岳の湯温泉の家々は「温泉の蒸気で床暖房(オンドル)ができる」と聞く。
蒸気の里ならではの話だ。
昼食後、近くの白地商店に行き入浴料金を一人二百円払い、高台にある白地商店の手造り露天風呂に向かった。
風呂までの道は特に蒸気が激しく出ていたが、そこを通らないと風呂に行けないので、
もうもうの湯気の中をむせながら進んだ。
すると少し高台に「風呂」の看板が見えてきた。
入り口に「入浴中」「50分間貸切」の札を掛けて、
天気のよい日の午後一時半過ぎからの貸切風呂を満喫した。
浴槽は大きな楕円形で、湯は透明な単純硫黄泉。ほどいい温かさだった。
風呂の植え込みから下の景色を覗いたら白い湯煙の中に家々が見える。
さっき登ってきた道は相変わらず白くもうもうの蒸気だ。
お風呂の脱衣所側は山の斜面になっており十一月末の紅葉が見事で、
その上には真っ青な空が広がっていた。
こんなにもロケーションがいい露天風呂は初めてなので、いたく気に入った。
浴槽で大きく手足を伸ばし、ワニのように?泳いでは、真っ青な空を仰ぐ。
これを繰り返して何度も浴槽の中で深呼吸をしては温泉の湯気を吸った。
至福の50分があっという間に流れた。
それにしても、田んぼや畑、山の斜面など所かまわず噴き出す蒸気の多さ、
勢いの強さには脱帽する。
入浴後、集落を歩いてみたら四方八方を蒸気に囲まれた家があった。
家から女性が出てこられたのでお話を聞くと、
最近ではここが一番、蒸気が激しく出る地域らしい。
家の前には「乾燥室用の小屋」が作られ、その横には屋根付きの「蒸し場」もある。
これらはどの家にもある設備らしい。
当然ながら自宅の湯は温泉という。
「良いような悪いようなでね。家が蒸気で傷んで困っている」
の一言が忘れられない。
★岳の湯温泉(白地商店の露天風呂)データ★
(住所)阿蘇郡小国町西里岳湯2798-2
(電話番号)0967-46-4533(白地商店)
(営業時間)8:00~20:00
(定休日)不定休
(入浴料)1人200円(50分)・・時間延長なし
貸し切り温泉・・前の組が終われば次の組が入る貸切り方式(1回50分)の家族湯。
(泉質) 単純硫黄泉(自家源泉) 泉温90度 PH不明
(宿泊施設) (なし)
(備品)・・なし(タオル・バスタオル・石鹸・シャンプー・ドライヤーすべてなし)
(交通アクセス)JR豊肥本線阿蘇駅から産交バス杖立温泉行きで45分、
ゆうステーションで産交バス岳の湯行きに乗り換え35分、終点下車すぐ
(車)大分自動車道九重ICから県道40号・国道210号・県道681号・国道387号を小国方面へ19km
★入浴を希望するときは「白地商店」で空き状況を聞き、入浴料を払う★
露天風呂は白地商店の店舗から少し坂をのぼったところに設けてある。
風呂に入るときには門の札を引っくり返して「入浴中」にする。
行く途中に階段あり。(車イスはムリかもしれない)
さらに今回は、ご自身が涌蓋温泉郷に行かれて、そこの複数の湯に浸かられてのレポート+感想で、大変嬉しいですね😃2016年くらいから(もっと前から?)デビャさんは、絶対に九州に行くぞ!!と決意を持っておられたのが、よくよく今回の九州レポートでわかりました!!Niceデビャさん!!
逞しい人ですね😃第2の仕事?温泉リポーター出来そうですよ!!
ってすでに読んでコメントまでしとる…すみません。
記憶力の衰え悲しいです。
それにしても、白地商店さんの露天全然変わりましたなぇ。
今は半円のお風呂二つあるのかな?
場所は同じみたいでしたが。
露天手前の小屋二つはなくなって、ちょっとした展望休憩スペースになってましたね。蒸気の出口が覗き込める穴が開いてて、顔を近づけたらむせそうになりました。
改めてhitareriさんの記事を読むとゆけむり道周辺の住民の方は地熱の恩恵もあるけどご苦労も多いようですね。
たくさん観光客来てました。あの地域の維持管理にお金を落とす工夫があればいいのですけどね。
どちら方面に上陸かな?
東北も奥深い(今だにお湯をかじったばかりの東北)ですが、九州もすごいです。多彩で・・楽しめます。
3月の湯めぐりコースがほぼ決まりました。
今はイメージトレーニング中です。
今年もお互い健康で 湯めぐりできますように~
先ほど,主人の実家から帰ってきて,いろんな方からブログにコメントをいただいてお返事したりしてました。
やっと一息ついてゆっくりとhitareriさんの九州レポを読ませていただいてます。
岳の湯温泉,蒸気がすごいですね。各家々にも蒸気の壺?のような物があり,生活と温泉が一体化してますね。
蒸し料理も美味しそうです。杖立温泉も,情緒たっぷりで,好みですね。すばらしい露天が200円で貸し切りって,贅沢~。
絶対九州旅行を実現させたいという思いが一層強くなりました。
今年もhitareriさんご自身はもちろん,ご家族も皆健康で,元気に湯巡りができますよう,祈ってます。
今年もよろしくお願いします。