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湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「山桃」とジャム作り

2018-07-15 | 食べられる山野草・野菜・果物
嬉しいことに、田舎に帰省中に「山桃」の実をgetできた。
・川向こうの別宅(洪水時の避難用の家)の庭に、亡き父が植えた「山桃」の木があり、今年は沢山の実がなり、今日明日のうちに採集しないと全部落ちる事態だったらしい・・

その実がこれ~





最近ではベッドの生活が多くなった母。
「山桃」の実を見せると、嬉しそうに「一つちょうだい!」と目を輝かせて手を出した。
そして、早速、大きな実を手に取り、一粒口にほうばった。
甘酸っぱい果汁が口内にいっぱい広がり、懐かしそう!!

昔(私が子どもの頃)お爺さんが裏の山に行って籠に一杯の山桃(野生の)を採ってくれた。一緒について行って、お爺さんが大きな「山桃の木」から落ちないか!?気にしながら見上げていた。家に帰って食べるまでとても待ちきれず、とれたてを口一杯に頬張り口周りを真っ赤にして家に帰った子ども時代。

甘酸っぱい「山桃」を母と一緒に頬張りながら、そんな昔話に花を咲かせた日。

翌朝のウォーキングで川向こうの別宅まで行き、収穫後で僅かに残った「山桃」を枝ごと手折って来た。母に見せたくて・・
「山桃の木」

収穫後に枝に残った「山桃の実」

「枝付き山桃」を喜んで鑑賞してくれた母。

「山桃の木」を庭に植えてくれた父親の仏前にも備えた。
この「山桃」は品種改良がなされていて「粒が大きい」
一粒ずつの甘さもジューシーさも抜群!!
「お父さん ありがとうね」
自分が死んだ後も、子ども達が楽しめるように「山桃の木」を庭に植えてくれ~

母の介護の合間に一粒ずつ摘まんでは、ビタミンC補給した「山桃の実」
ついに、ジャム作りに使うことになり・・



ジャムになりました。

田舎から帰る頃には、お土産のジャムはもっと増えて「梅ジャム」も追加に






蓮いも

2015-08-31 | 食べられる山野草・野菜・果物
蓮いも・・里芋の仲間

茎や葉っぱがとても大きいので、芋は(小さい)から食べずに
茎を食べる。表面の皮をはいで、生食できる。



ソーメン瓜+蓮いもの茎でサラダ?酢の物?一品出来上がり・・
子どもの頃よく食べた夏場の食材!!懐かしい~!!


紫蘇シロップ作り

2015-08-31 | 食べられる山野草・野菜・果物
紫蘇が田舎の畑に大量で生えて・・
玉ネギを収穫した後の土に種をまいていたら・・
土の栄養がよかったのか??大量に発生し・・

父の初盆に来てくれる親族への手土産にと・・
妹と一緒に作った「紫蘇シロップ」

紫蘇の葉を摘んできて

「葉の部分」だけをザルに入れ 水道でよく洗う。

鍋に水を沸騰させ・・
「紫蘇の葉」を入れて、よく煮出す・・
よくよくエキスを出したのち 紫蘇の葉は絞って引き上げる。

その鍋に「砂糖」を加えて 再び煮る

荒熱がとれて・・やや冷めてきたら

「リンゴ酢」+「米酢」を入れる。
できあがり・・
ペットボトルに小分けして・・



氷・水・炭酸など入れて飲むと美味しい

色がきれいだし、
「食前酒」や「夏バテ防止飲料」になる


「宇宙芋」(巨大むかご)ができてきた・・「しび荘」から持ち帰った芋から

2014-08-25 | 食べられる山野草・野菜・果物
鹿児島県の紫尾温泉「しび荘」から持ち帰ってきた「宇宙芋」(巨大むかご)の芋から
出た新芽・・

これを、自宅庭の片隅に植えて、


今度こそ、自宅で栽培?してみた。
だんだんに芽が伸びて・・葉がついてきて・


ついに こんなに葉っぱが付き蔓も伸びて・・


最近の大雨のあと 久しぶりにゆっくり観察した
おや よく注意してみたら・・何か・丸いものが付いている・・

確かに 球状の芋?何かついている

お~これこそ 待ち望んでいた「巨大むかご」(宇宙いも)じゃないか!!

今度こそ、しっかり大きく育てて・・「巨大むかご」を収穫するぞ!!

山野草をいっぱい食べたよ

2013-05-21 | 食べられる山野草・野菜・果物
「タラの芽」

「芹」


「タラの芽」と「芹」は、よく水洗いして、生のまま サラダに混ぜて、バリバリ食べた


「行者にんにく」は、シーチキン缶と炒め物にして食べたら美味しかった!!


「のびる」は・・味噌や醤油で、生でも食べられるらしいが・・

「のびる」をよく水洗いして、ポン酢、しょうゆ、お酒に浸けて、一夜漬けにした

これは、一晩ねかせて 明日の朝食でいただく、明日が楽しみ~

「しび荘」の巨大むかご・・「宇宙いも」

2011-12-05 | 食べられる山野草・野菜・果物
「しび荘」の露天風呂で見つけた大きな「むかご?」を
ここの女将さんに見せると・・・
女将曰く「それは むかご じゃないと思いますよ」
????????
うそや~温泉効能で巨大化した「むかご」に違いない~!!

「むかご」は横に置いたまま しばらく 湯上りにロビーで寛ぎ・・
ゆっくりと久々に新聞を読んでいたら・・
再び ここの女将が現れ
「こんな大きいのもあるんですよ」と
さきほど私がゲットして得意になっていたのより
10倍は大っきい「むかご」を持ってきた。

写真 左から順に
 (★私の握りこぶし★女将が持ってきた大むかご★私がゲットしたむかご)

その大きさに、びっくりして言葉を失っていたら・・
「ちょっと中がどうなっているか切ってみますね」
と女将は台所に消えて・・
現れたら・・
なんと包丁で「巨大むかご」は真っ二つに切られていた。

切り口は、ふつうの「じゃがいも」のような「色つや」だった。

その後 翌日 朝食を食べていたら
また 女将が現れ・・
「昨日のは、「宇宙いも」っていうのでしたよ」
とインターネットのHPで調べた記事を持ってきた。
「あれから、気になってしまい、自分で調べたんですよ」
~むかごの仲間かもしれませんが、普通の むかご じゃなくて・・
          ★「宇宙いも」っていうんだ~って★

・・・・女将資料の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ★「宇宙芋(エアーポテト)という名」の植物★

★エアーポテトの原産地は
熱帯アジア・フィリッピンで、ヤマイモ科に属するようです
 
< 植付け方法 >
1.用土はやや酸性が強く肥料系の強い砂質土壌が最適。市販の培養度でも良い。
2.長いもや山芋と同類と考えてよく、植付け時期は4月上旬~5月
3.植え付ける深さは 4~5cm とし、株間は 30~50cmとする。

< 育て方 >
1.蔓(つる)性植物であることから支柱を立て1.5mぐらいの
 フラワーネットか胡瓜ネットを張り蔓をからませて栽培する。

2.7月末くらいに追肥をすると、大きいムカゴが収穫できる。

3.8月下旬頃からツル状の葉の付け根にムカゴがつきますが、これは完熟しないと苦いです。

4.完熟期前、10月頃には落葉が始まり、完熟するとむかごは自然落下する。

< どんなものが >
1.秋には、空中に無数の巨大なムカゴ(宇宙芋)ができる。 
  また、地中にも球形の芋ができる。
2.菊芋同様に血糖値を下げる効果を持ち、
 一般的には蒸して食べたりたり味噌汁の具として利用できます。



この話を食事中に聞いて
それからが大変な私・・
もうチェックアウトが近い時間だったが
もう一度 露天に行き「宇宙いも」なるものを目でたしかに確認!!



よくみると 女将が私にくれたほどの「大きいのも」蔦に付いているよ!!

それにしても なんて親しみやすい女将だろう。
着くやいなや入った露天で、たまたま見つけた「宇宙いも」。
その大きな芋で、これほど盛りあがるなんて・・
他の宿ではない体験だった。

もの静かだが、とても親しみやすかった女将さん(玄関で)

蕗の薹(とう)を食べたよ~

2011-08-06 | 食べられる山野草・野菜・果物
津黒高原荘・・岡山県の津黒高原にある温泉入浴付き宿泊施設。

この建物に毎年2~3回は 温泉博士の無料手形で入浴する。

高原荘の内湯は、下の写真のような風呂

周囲の森が浴槽から見えて、静かで落ち着く。

もう一つ、内湯を外に出たところに風呂があり、
小さい半露天・・(片面は一枚ガラス、もう片方は開け閉めできるガラス戸)

少し前は、透明な2つのガラス戸はなくて、
外気が直接入って来る本当の露天(屋根付き)だったが・・
何かの理由で、最近は、透明なガラス戸が二方に設置された。
理由として考えられるのは・・
夏には、たくさんの虫が入ってくる。
冬場には、高原の気温が低すぎて寒い?風も強烈?
雨天の日も雨が直接浴槽に吹き込む?などか??
ともかく
入浴者が自分で窓の開閉を調節して
天候に関係なく、外の風呂も楽しんでもらえるようにする配慮かな??

高原荘の周りには、多くの木々があり、森を形成している。

中には、白樺の木も混じっている。

大きなオール木造の休憩所もあり、
そこからの高原の景色は、最高~!!


高原荘に、行くまでの道の途中に「夏場限定の無料露天風呂」がある。



いい雰囲気の、結構、大きい露天風呂だが、
注意しないといけないのは、
あくまで、夏限定の無料露天風呂なので、他の季節には利用できない。
春先などは、ここは田植え前の稲の苗を育てる施設になる。
そのためか?6月の今は、浴槽の底にびっしりと泥が沈んでいた。
稲の苗を育てていた跡かな??
夏場に、露天風呂としてオープンするときは、
浴槽の底などを大掃除してからオープンするのだろうなあ~
今は、ちょっと浴槽としては使えないかな?
とても入れない状態!!
澄んだ湯は、冷泉だった。


ある年の春先に、この高原荘への道を通ると、
道路の周辺に「蕗の薹(とう)」が、びっしり生えていることを発見した。
これは 秘密にしておきたい「蕗の薹ロード」で・・・

なんとも もったいない。
こんなに沢山の「蕗の薹」を、みすみすほったらかしにしておくのは
私は、もともと田舎育ちで、小さい頃から山菜は食べ慣れている?ので・・
ええい~ 我慢ならぬ~!! 
車を山道の端に停めてもらい
「蕗の薹」採取に・・必死のパッチ!!の時間が流れ・・
その結果 このように大量にゲットして・・

もう少し 早い時期にゲットしていたら、ほどいい成長具合に思う。
やや 大きくなりすぎている感じがしたが・・ 

たまたま車に「ホットケーキミックス」と植物油を積んでいたので
蕗の薹の天ぷらを作って、早速食べたところ・・
なんともほろ苦い「蕗の薹」の味と ホットケーキミックスの甘さが
絶妙にマッチして、おいしい~う・ん・ま・い~
この味は、今後 病みつきになりそう~

案の定 次の年から 津黒高原荘の湯に入る時は
3月末には、キョロキョロ 山道の両サイドをみて・・
「蕗の薹ないかな~・・」

そして、4月~5月には「蕗の薹」が大きくなった「山蕗」はないか???
とこれまた、キョロキョロ・・・お風呂よりも こっちが気になる津黒道・・

野沢菜の里 (長野県 野沢温泉)

2011-07-22 | 食べられる山野草・野菜・果物
長野県の野沢温泉に行った時、
地元の女性たちが湯釜に集まっている。
何かを湯がいていいるようで、湯がき加減を覗き込んで見ている。

順調に湯がけているのが確認できたのか?
今度は井戸端会議ならぬ、「湯釜端会議」に夢中の女性たち。
にぎやかな笑い声が溢れる。

湯がきあがるまでのこの時間は、とても楽しい交流の場みたい。

帰りがけの女性の一人に、竹籠の中を見せてもらうと、
中に、色鮮やかな「野沢菜」が入っていた。

すぐに食べれる状態に湯がけているらしい。

彼女らは、食事時になると
野菜や卵など、なんでもここで湯がいて調理するようだ。
温泉成分が一緒に入り美味しく仕上がるという。
ここは、野沢温泉の「街の台所であり、社交場」なのだ。

野沢温泉街を歩くと、ちょっとした畑に野沢菜が植えてある。


急な坂道の多い温泉街で、写真のような急こう配の道がいたるところにある。

また、水の豊富な土地で、街の中をごうごうと水が流れている。

春先なので雪解け水が出ているのか?
それとも日ごろからこれほど流れているのか?
よく わからないが・・
水の流れる音が いたるところで聞こえる街だ。

ふとみると「蕗の薹(ふきのとう)」道端にあった。
中国地方や近畿地方では、3月の末に見ることのある蕗の薹だが・・
ここ、中部地方の長野県の野沢温泉では、4月末にも見られる。
それだけ、気温が低いのだろう・・


ほかにも、こんな白いかわいい花が道端の斜面に咲いている。



名前はなんだったっけ?一度 調べたことがあるが・・
また忘れた・・

水・坂道・大きな湯釜・
無料の外湯温泉が13ケ所、そして かわいい花たち・・
魅力ある湯街・・野沢温泉・・
また、是非行きたい・・



わさび菜 食べたよ~

2011-07-21 | 食べられる山野草・野菜・果物
道の駅あおき・・長野県上田市青木村にある道の駅・・
ここは、「こまゆみ岳」とうい特徴のある山が見える道の駅で・・


道の駅あおきは、
あおき村で採れる朝とり農作物や、
近辺の山里で採れる季節の山野草が豊富にそろっている。

うど、たらの芽、わさび菜、ほか が並んでいる。

今回は「わさび菜」と「うど」を買って調理してみた。

「わさび菜」は、さっと湯がいて、おひたしにした。
生サラダでも、いただける。ピリっと辛い触感がおいしい!!
おひたしにするときは、サット湯がくのがコツ・・
湯がき過ぎると、「わさび菜」独特のピりっ感がなくなるので要注意。


「うど」はサラダにして食べた。サクサクとした食感、
新鮮でちょっと苦味があるのが春を感じ、たまらない美味しさ。


山蕗を食べたよ

2011-07-21 | 食べられる山野草・野菜・果物
熊本県「道の駅小国」まで田舎道を通過したときだ。
道端に大層、立派な「山蕗」が群生しているのを発見。

岡山県の津黒高原荘から三朝に抜ける道に生えている山蕗よりも
これは、粒がそろっている。みごとな山蕗群生地・・

通り過ぎながらも、かなり気になったが、周りに民家があり
いくら道の端に群生している蕗でも
気楽に車から降りて、勝手に採るわけにはいかない。

幸い、目的地の「道の駅小国」(ゆうステーション)に着いたら
山蕗を売っている店があった。
うれしい~ このあたりは蕗が多いのだ。

上の写真は、面白い形の建物「道の駅小国 ゆうステーション」

写真のような量で1束100円。2束入っているのを200円で買った。

まずは、皮をむいて、下こしらえ・・


最初に皮をむいた蕗を切って、たっぷりの湯で湯がく。
そのあと、湯がき汁は捨てて、蕗だけを取り出して
油でいため、出汁や砂糖、しょうゆ、調理酒などで煮る。
幸い、鶏肉があったので一緒に煮た。
これで、夕食の食材が一品できた。ヤッター!!


「道の駅小国」は、歩いて2分~5分の距離にスーパーが二つもある。
ほかの食材は、スーパーで買って、今夜は「蕗の煮物」も一緒に食べる。

旅に出て、うれしいのは、その土地、その土地の旬の食材が食べれる時かな?
海の温泉地に行くと、とれとれ海産物市場があるし・・
山の温泉地に行くと、旬の山野草が売ってある道の駅があって うれしい!!




食べられる季節の山野草

2011-07-21 | 食べられる山野草・野菜・果物
島根県の出雲湯村温泉は奥出雲と言われ、
ここには秘密にしておきたいほどの名湯がある。
川の周りに集落があり、うっとりする田舎の景色だ。





景色のいい山村で、川を挟んで両側に2つの外湯施設がある。
写真は、外湯の一つ「湯乃上館」の建物だ。
川にせり出した木造の建物で、湯の中から見る川の景色の素晴らしさ。
向かい側の山の季節ごとの変化の美しさに、いつも溜息がでる。


2つの外湯を表示する立看板(橋のたもとに立つ)

温泉地を湯めぐりしていると、湯の中で
「食べられる山野草」の話になることがある。

島根県の出雲湯村温泉で出会った女性は、
季節の山野草(わらび、ぜんまい、つくし、蕗のとう、蕗 筍、ウド、など)を
調理することを楽しみにしていた。
その女性から、わらび、ぜんまい などのあくのぬき方などを
入浴中に、伝授してもらったことがある。

彼女は足腰丈夫で健康そのもので、60代の女性だった。
午前中は、夫は打ちっぱなしゴルフ、彼女は山野草採りに山登り
その後、この清嵐荘で落合い、この湯で汗を流して帰る日課らしい。
山を自在に歩き回り、山野草をゲットしているこの女性・・
たくましいかぎりで、足腰は丈夫・・すごい。
そうそう この人 からしマヨネーズの常用者で
山野草を湯がいて食べるのに、からしマヨネーズはぴったりとか・・


出雲湯村温泉の近くに「鬼の舌震い(したぶるい)」という渓谷がある。
「大蛇伝説のある有名な渓谷」で、ここも続きに訪れるといい。


道の駅「あおき」の山野菜

2010-05-17 | 食べられる山野草・野菜・果物
沓掛温泉や田沢温泉のある道の駅「あおき」は
地元で生産している野菜の鮮度・質がとてもいい。
年中安くて美味しい野菜を置く道の駅だ。
4月の中旬には地元野菜に加えて、地元産の山野菜も並んでいる。
「わさび菜」「うど」「たらの芽」「蕗のとう」他・・
また、冷凍保存していた「りんご」も安く袋に入って並んでいる。
写真は山野菜が並んでいるコーナーである・・
また
ここのレタスは根っこ付きで
ビニールに水分を含んだ根も一緒に入っていて
保存性が抜群にいい。