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湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

「みしま温泉」 玖珠温泉

2016-01-10 | 大分の温泉
「え~!!こんなに美しいのにすっぴんかよ~!!」
「長いことスッピンの快適さから抜けられないので、どうしよう!」のお湯といえば

「名勝みしま公園の近くにある極上湯」 
玖珠「みしま温泉」は、久留島藩城下町の森町「名勝みしま公園」の近くにある。
温泉街と温泉街の間に ぽつんと離れてある木造一軒屋。

周りは田んぼで、大きな黄色い温泉タンクを目印に進むと「みしま温泉」の立看板がある。

着くと、建物前のベンチで湯上りの女性が二人涼んでいて、爽やかな挨拶してくれた。
我々も会釈をし、ふっと横をみると、そこに小さな玄関があった。 

田舎の実家にでも帰ったような懐かしい「ガラス引き戸玄関」を開けると
小さな受付があり女性がおられた。

左側には畳敷きの小さい休憩室があり、
窓から一面に、田植えを終わったばかりの涼しそうな水田が見えた。

それは、子どもの頃よく見た夕方の田舎の風景だった。
懐かしくて心がほっと安らいだ。

夕方の六時半から約一時間入浴した。
露天風呂に二人ほど先客があったが、内湯には誰もいなかった。

浴槽から洗い場に静かに湯が掛け流されていた。
この湯は百パーセントの源泉湯らしい。
地下700mから湧き出る46~47℃の単純泉で、
夏季はタンクに一度上げてから浴槽に掛け流し
冬季は源泉直結し掛け流して適温調整をしているという。

湯は少し黄色系で掛け流し口が成分で変色している。
かえるの置物がある湯口には、コップが用意され飲泉もできる。
 
ゆっくりと内湯に入っていたら、露天風呂から先ほどの二人が戻ってきた。

一人の女性はこの湯に入るようになり、一切化粧をしなくなったと言う。

「え~!!こんなに美しいのにすっぴんかよ~!!」

彼女は、御主人を若くに急病で亡くされ、
学費がかかる二人の息子を抱えて途方にくれた時期があったらしい。

その頃、近くに「みしま温泉」ができたので入浴すると、
とても清々しい湯で、今までのふさぎ込んでいた気持ちがすっかり晴れ元気になったという。

以来この湯に入ることが無上の幸せになり、
今やお子さん二人は成人し、来年には下の息子さんも結婚するらしい。

彼女の今の悩みは
「結婚式の時くらい化粧して出てよ!」
「世間の女性は化粧をみんなするの!全くしないのはお母さんだけ!」と
息子さんに言われていて、

「長いこと温泉効能に頼って化粧をしてない。
        スッピンの快適さから抜けられないので、どうしよう!」だって~??

この女性のスッピン笑顔に魅了されていたら 
「みしま温泉」を出るときには あたりはすっかり夕刻になっていた。

大分県で出会う女性は やたらに肌の若いスッピン美人が多いが・・
これは 日々温泉とともに生きている証か??

★「みしま温泉」玖珠温泉 温泉データー★
(住所)    大分県玖珠郡玖珠町大字森806−606
(tel)    0973-72-2932  
(入浴時間)  11:00~22:00
(休館日)    無休  
(入浴料)    入浴料 大人250円  小人(3~12歳)200円  3才以下は無料  
     ・貸切内風呂(要予約)     1時間1000円
     ・休憩付貸切内風呂(要予約)  2時間3000円...   
(泉質)    単純温泉
(源泉の温度) 46~47℃     
(効能)    神経痛、関節痛、冷え性、慢性皮膚炎等によい。
(駐車場)    第一・第二駐車場あり
       ・施設の前に4,5台はおける
       ・建物の近くに30台くらいおける広い駐車場
(交通アクセス)    JR久大本線豊後森駅からタクシーで5分     
            大分自動車道ICから国道387号を耶馬渓方面へ約3km

「谷の湯」 別府温泉

2016-01-10 | 大分の温泉
別府温泉の共同湯を探して「鉄輪温泉」に来た。

鉄輪温泉は 至る所で 温泉蒸気が上がる光景が見られる。

温泉街を歩いていたら

すごい温泉成分のついた配管があった。
共同湯が近いのでは??

やはり 近くに共同湯あった。

今回 入れたのは「谷の湯」共同湯

共同湯「谷の湯」は 洗濯物が干してある家の横?続きにあった。
(管理人が横の家に住んでおられる形態)

左の家で入浴料金を払い いざ 右の共同湯へ



中に入ると

浴室・脱衣所は同じスペースにある

年季がいった浴室

昔からずっと守られている共同湯

朝、早かったので一人湯ができた。
伝統ある「鉄輪温泉・共同湯」の一人湯~
シンプルな源泉と 静かな幸せの時間~♪
鉄輪温泉に 感謝の日

★「谷の湯」別府温泉 共同湯 温泉データー★
(住所) 大分県別府市北中1組 
(tel)  なし
(入浴時間) 6:30~21:30    
(入浴料)    150円 ★(浴場上の民家に入浴料を払う)      
(泉質)  単純泉  


「しづ香温泉」 長湯温泉

2016-01-09 | 大分の温泉
長湯温泉「長生湯」のお風呂で たまたま一緒になった母娘は
母親が恐ろしく若くて 高校生くらいの娘とは まるで姉妹のようだった。
快活な娘のほうも20歳をとっくに過ぎていて 高校生ではなかった。
その彼女、日頃は 仕事帰りに同じ長湯温泉の「しづ香温泉」に入っているという。

「しづ香温泉」?
ちょっとオシャレな?施設名と
彼女らの異常な?若さの秘訣を「どうしても突き止めたく~」
長湯・道の駅に車中泊した翌日
行ってきましたよ~
「しづ香温泉」

脱衣所は かなり古い


お風呂は

お~!!
ここは浴槽の底の堆積物(温泉の湯の花の泥?)が半端でなく・・
浴槽内を歩くと足に湯の花・泥状が絡みつく~
これは「千寿温泉」よりも ここの浴槽がかなり深いことが原因かな??

びっくりの体験だった。

今まで 浴槽を歩いていて底の堆積物で こけそうになったことはない。

びっくり体験の湯から上がり
「しづ香温泉」の周囲を見ると

ここにも源泉のタンクがある。

道路を挟んで「しづ香温泉・休憩所」の建物があった。

建物の下が 駐車スペースになっている。

ここも入浴料は100円の安さ!! 
すごい~!!長湯温泉 すごすぎる!!


★「しづ香温泉」長湯温泉・共同浴場 温泉データー★
(住所)    竹田市直入町大字長湯7655
(tel)      (0974)75-3051 
(入浴時間) 7時~20時
(休館日)  無休   
(入浴料)   100円       
(泉質)   マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩泉
(交通アクセス)  ・大分駅から車で約1時間10分
          ・豊後竹田駅からタクシーで約30分   

「千寿温泉」 長湯温泉

2016-01-09 | 大分の温泉
長湯温泉の入り口近くにある「千寿温泉」

建物はかなり古い

地域の人々に親しまれている長湯温泉・共同湯の一つ

左側の建物で入浴料を払う。管理人もここに居られる様子。

右側の建物は湯屋施設のようだ。前に湯上がりに涼むベンチもある。

泉質には自信があり「日本一の炭酸泉」とある。

脱衣所も古い

浴槽は

湯気でもうもうとしているが・・すごいことに

湯の花で浴槽と洗い場の間がこのようになっている。

洗面器も 値打ちもの

でも100円で、超濃縮の炭酸泉に一人湯・・
すごい 贅沢な朝風呂ですよ~
長湯温泉ならではの「格安入浴料+泉質の良さ+湯量」です。
外に出たら

源泉のタンクが むき出しであった。

「千寿温泉」の名前のごとく「湯に入ると千の効能がありそう」
素朴で 泉質がよくて 何より とっても温まる湯。

大切に守られている長湯の共同湯の一つ。
入湯させていただき ありがとうございました。

★「千寿温泉」長湯温泉・共同浴場 温泉データー★
(住所)   大分県竹田市直入町長湯
(tel)    0974-75-3085
(入浴時間)   4月1日~11月30日/8時~21時・・12月1日~3月31日/8時30分~21時
(休館日)    年中無休 
(入浴料)    100円             
(泉質)     ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩泉
(源泉の温度)   44.2℃     
(駐車場)      5台(無料)


「長生湯」 長湯温泉

2016-01-03 | 大分の温泉
九州には忘れてはならない名湯がいくつもある。
「長湯」温泉は、炭酸泉が豊かに出る温泉地。
すべての温泉宿で、あふれるような炭酸泉に浸かれる。
共同湯もいくつかあり、どこでも お湯の豊かさに感激する。


・・・・・・・・・・温泉博士の掲載された私の記事より・・・・・・・・・・・・・・・・

「名水と名湯が溢れる長寿の里」   
               「長生湯」 長湯温泉 (大分県)            
                               ~女鷹ちゃん~   


大分県竹田市直入町の「長湯温泉」入り口には「桑畑湧水」がある。

ここは誰でも大量の名水をすきなだけ補給できる。

川沿いを少し走り街中に入ると、まもまく「道の駅ながゆ」に着く。
観光案内所は『道の駅」内にあり、そこで「直入散策マップ」を手に入れた。
車は道の駅に停めて今夜入る市営の共同湯「長生湯」まで歩いてみた。

「長生湯」は川沿いにあった。
屋根がレンガ色で丸みをおびており明るく細長い平屋の建物だった。

川原には無料の露天風呂「ガニ湯」も見えた。

橋の傍には天満神社と、市営の共同湯「天満の湯」(入湯料百円)がひっそりとあった。


下見が終わると道の駅に戻って夜まで休憩した。
道の駅で、神奈川県から来た人に会った。
長湯の「御前湯」(温泉療養文化館)に五百円の入湯料を払って入ったという。
そこには休憩所があり、
横になれるのがうれしくて半日も湯に浸かっていたら車旅の疲れが一気にとれたという。
彼女の顔はツルツルだった。
妙に「御前湯」の存在が気になり始めたが、

(御前湯)
夜になったら最初の予定通り「長生湯」へ行った。

長生湯の入り口は二百円入れて回転するドアだった。

入るとすぐにお風呂を確認した。
「黄土色」の湯が浴槽から溢れており浴室は蒸気で曇っていた。
最初の十五分間は誰もいなくて、
窓を開け放し風通しをよくしてデジカメで浴槽写真を二~三枚撮った。

撮り終わると同時に三人入って来られた。
その中の二人は顔が良く似ていて仲がすごくいいので中学生か高校生の姉妹だと思った。
ところが浴槽でお話をしたら二人は親子だった。
恐ろしく?若く見えるお母さんと、娘さんも二十代だった。
いつもは職場近くの「しず香温泉」(長湯の別の共同湯)に入って帰るが、
土日になると自宅に近い「長生湯」に母親と一緒に来るという。
ここは小さい頃から入っており、湯がいいし、何でも話せる大切な場所らしい。
いい話を聞き湯に浸っていたら、八時過ぎからは急に人が増えてきた。

脱衣所で出会う人々は皆、地元なのか、お互い声を掛け合い楽しく話をする。
「この元気は長湯の温泉効能からか?」
実際「長湯の湯に入り、温泉水を飲むと朝までぐっすり眠れて冬でも風邪をひかない」という。

お年寄りがみんな元気で名水と名湯に恵まれた里、
長生湯には、長湯温泉の日常が確かにあった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
★長湯温泉 (市営共同湯)長生湯 温泉データー★
(住所)  大分県竹田市直入町長湯7991-1
(tel)   0974-64-1400(御前湯)  長生湯は無人
(入浴時間)  営業 6:00-22:00
(休館日)   第4水曜    
(施設 )    内湯 (男女別 各1)      身障者対策:特になし
(料金)     200円 (大人・小人とも) オートロック方式のドア
(泉質)  マグネシウム・ナトリウム‐炭酸水素塩泉
(効能)  糖尿病、心臓病、胃腸病  五十肩、神経痛、疲労回復
(湯温) 浴槽内 約42~45℃ (源泉温度47.5℃)
(駐車場) 建物の前に7台分あり
(交通アクセス)
  Jr豊肥本線豊後竹田駅から竹田交通バス直入支所行きで50分、
  長湯下車、徒歩3分

「民宿ふるぞの」 湯の坪温泉

2015-12-31 | 大分の温泉
この宿も思い出が多い。


・・温泉博士に掲載された私の記事より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◆静かな山里に、ほっとする温泉宿あり
            大分県・湯坪温泉 民宿ふるぞの
                            ~女鷹ちゃん~

「もと、とって帰ってよ!」

この言葉を何度聞いただろう。
思い出すと今も、ほっこりする。
これは、民宿『ふるぞの』の女将の口癖だ。
初めて聞いた時には、思わず夫と顔を見合わせて笑ってしまった。
一泊二日の滞在中に、三回以上は聞いた「女将名言」だ。

車旅する者には、秋は最高。
今回は、大分県、九重連山の紅葉を愛でながら、周辺の温泉地を巡った。
別府、湯平、長湯、久住高原、筌の口と行き、今夜泊まる民宿「ふるぞの」まで来た。
これまで車中泊ばかりだったので、「ふるぞの」での一泊を楽しみにしていた。

しかし、朝晩の気温差が激しいこの晩秋に、温泉に入り過ぎて湯ざめをしたのか?
この二日ほどは妙に喉が痛い。
のど風邪をひいてしまった様で「ふるぞの」に着いた頃には、ほとんど声が出ない。
美味しい料理を作ってくれる女将にお礼を言い、
面白いお話をしてもっと情報交換をしたいのに!! 
喉が痛くてほとんど声が出ない! 
とても残念だった。

そうなると、こんな状況でも出来ることと言えば?
「そうだ!」女将の言葉通りに?「もとをとるしかない?か!」
それで、ひたすら湯に入り、女将の美味しい手料理は一つ残らず(ご飯はおかわりまでもして)平らげたのでございます。

「ふるぞの」は、湯坪温泉の他の民宿とは離れた静かな小高い山里にある。
周囲は自然がいっぱいで、料理に使うお米も野菜も自家栽培だ。
食事は品数も多く、量もたっぷりで何より女将の愛情がいっぱい詰まっている気がする。

(ふるぞのへの山道)

もちろんお風呂もいい。こぢんまりとした露天風呂が一つと内湯(男女別一つずつ)あり、当然ながら源泉かけ流しだ。

周囲が静かな山なので、浴槽から見える紅葉が美しく“ほっこり湯”だ。宿の部屋からも紅葉した山々の景色が見える。

露天風呂に入ると、いいお天気だが山の風が少し寒い。小さいがセンスのいい岩風呂で、紅葉の木も植えられ落ち着く。

続いて内湯も見学した。平日なので、我々以外にあと一組だけ客がいたが、いつ行っても浴槽は誰もいなかった。

内湯(男湯)

(女湯)

二十四時間いつでも入れる湯と美味しい料理、そして温かい布団。
私の喉の風邪を治すにはもってこいの“ほっこり宿”だった。

もちろん
    「もと、とって帰ったよ!!」

「民宿ふるぞの・ダイニング(壁には宿泊客からのお礼の色紙)」

  
(我が家の愛車「ロードトレック」と民宿「ふるぞの」の女将さんとご主人)

【大分県・湯坪温泉 民宿ふるぞのデ-ター】
  ■大分県玖珠郡九重町湯坪140
TEL  0973(79)2813  
■1泊2食/ 6,825円 ■素泊り/ 4,200円
■朝食付き/ 5,250円 ※別途入湯税 150円
■日帰り入浴/ 300円(12:00~15:00)※宿泊者は24時間入浴OK
■泉質/ 単純温泉
■効能/ 神経痛・リウマチ・胃腸病 等 
  ★アクセス/
・JR豊後中村駅から日田バスくじゅう登山口行きで40分、
 湯坪バス停下車、徒歩5分
・大分道九重ICから国道210号、県道40号経由18km
・駐車場 : 宿の前にあり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

温泉めぐりや温泉ブログを始めた頃 
我々が乗っていたキャンピングカー・ロードトレック・・
この車との思いでは実に多い。
中でも 湯の坪温泉「民宿ふるぞの」は忘れられない宿。
と いうのは 
この宿に泊まっていた時は天国だったのに・・
宿からの帰り道は 一気に地獄に突き落とされた経験があるからだ。
それは、この宿からの帰り道だった。 
恐ろしく鋭角に曲がった狭い不自然な山の下り道を曲がる時。
ハンドルを何回も切らないと曲がり切らない。
と 何度もハンドルを切り返していたら 愛車のハンドルが突如動かなくなった~
それからが大変。
レッカー車の世話になり、あっという間に
楽しい車旅は、不幸な旅になってしまったのだ。

旅はトラベル~  旅はトラブル~

湯平温泉「5つの共同湯」   大分県

2014-06-05 | 大分の温泉
清流・花合野川沿いにある共同湯は全部で5つ。

★料金    200円
★営業時間  6時~22時
★定休日   年中無休
★泉質    弱食塩泉

温泉街の始まり(石畳の一番下)から紹介していくと

「橋本温泉」・・・(2008年4月全面改装)

湯平共同湯で、最も広い造り。

湯舟は「ぬるめ」と「熱め」に仕切られていて、お好みの湯に入れる。

続いて
「銀の湯」・・・(2006年4月全面改装)
★飲泉・足湯付き

昔は川の中にあり、湯に銀粉のような白い結晶物が混ざっていたことから
この名がついたという。

檜の香に包まれながら浸れる湯舟。
湯温は程よく ぬるめ。
湯の感触や温度などすべて、私のお気に入りの湯。


次は、
「砂湯」・・・2007年4月全面改装
湯平温泉の中心に位置する共同湯。

温泉街から花合野川に架かった小さい橋を渡り 対岸の川沿いにある。

川面よりも湯舟が低く、昔は川底の砂地から温泉が湧出していたため
「砂湯」の名がついたという。
湯屋が川のすぐ端?川の上?に建っている。湯平の名物湯かな?
けっこう建物の場所が印象に残った湯・・


「中の湯」・・・2007年4月全面改装
石畳の中ほどに位置する(それで「中の湯」というのか??)
★男女日替わりで利用できる大きな湯舟が一つだけある施設。

昼間に入ると、対岸の自然豊かな景色が見られ
心休まるひとときが過ごせる。
私が入った日(女湯の日)は夜の入湯で外の景色は見られなかった。

ここは、男女日替わりでの利用の湯なので、
一番最初に「きょうは どっちの日?」とチェックが要ると後で思った。
お天気がよい日に、ここの湯に当たれば、迷わず昼間に入ること。
対岸の景色がたっぷり楽しめるからだ・・
※「中の湯」以外の4つの共同湯は全部・男女別の浴槽があるので、
「きょうはどっちの日?」などと心配しなくていい・・

最後は、
「金の湯」・・・2008年4月全面改装
湯平で最古の歴史を持つ温泉。
温泉街の一番坂の上にあり、花合野川を渡った対岸の共同湯

「地下に金鉱脈があるに違いない」と言われてたことが 名前の由来らしい。

浴槽の端っこに木のすのこが敷いてあり、ここで横になっていると
下を温泉が流れていて、スチーム寝湯ができ、とってもいい時間が過ごせる。
但し、この「すのこ の上での寝湯」は 一人で入っているときに限るかな??
「金の湯」を出たところには★飲泉・足湯(飲泉は、胃腸病に効果があるとか・・)




湯平温泉 (石畳沿いの外湯)        大分県

2014-06-04 | 大分の温泉
「湯平温泉街・石畳沿いにある共同湯」3つとは・・

温泉街の下から「橋本温泉」


続いて「銀の湯」


温泉街の中ほどにある「中の湯」


★湯平温泉5つの外湯(花合野川の対岸に2つ+温泉街の石畳沿いに3つ)

★入湯料金は 各200円

「水分(みずわけ)」  大分県

2014-03-17 | 大分の温泉
阿蘇くじゅう国立公園 九重町にある「水分」
ここは、民宿やお食事処もある施設だ・・

道路沿いにある建物



ちょうど昼食時分で、食事処があるのはありがたい。

ここで「せいろ蒸し定食」他いただいた。


お風呂は??裏側にあるらしい・・
食事処の建物の裏に下っていくと

お風呂は??このあたり??

どうやらここが男女別の半露天風呂らしい









脱衣スペースは半露天風呂と同じ空間にある


「水分」とは正確には
「水分民宿村・水分茶屋・温泉民宿 水分」というらしい

住所・・大分県玖珠郡九重町大字野上3935-2

ここの売りは
ペットと泊まれる離れがあること。当然 ペットのお風呂もある。
ペットと一緒に遊べる運動場もあり、愛犬家にはなんともうれしい施設。

若山温泉  (大分県)

2013-03-10 | 大分の温泉
「若山温泉」・・・耶馬渓温泉の立ち寄り湯
昨年、「折戸温泉」に行くときに道を尋ねて立ち寄った施設。
その時、この店の人が大変親切に教えてくださった。
お茶まですすめられて、道をきいているうちに・・ 
この「若山温泉」も立ち寄り湯の一つだとわかり・・
「大変失礼なことをしたな~」と思った。
次回、機会があればここの湯にも是非入りたいと思った。

幸いにも今回「新版 まっとうな温泉 西日本」の手形で入湯できた。

若山温泉は店(若山温泉は地域で採れる野菜や果物などを販売)もやっていて
ちょっとした食堂もある。
店の右側に川へ降りていく道があり、
その先に半露天風呂施設がある





風呂のすぐ下は、岩がごつごつの山国川

それにしても、すごい大きな岩ばかりの川で、度胆を抜かれる。
そうです。ここは、深耶馬渓谷のただ中の露天風呂なのですから・・
この景色は当たり前か!!

幸い?きょうは月曜日だったので、客が少なく
我々以外にいなくてチャンスなので露天風呂に入らせてもらった。
露天風呂(混浴露天)は我々で一人占め?状態になり・・
束の間の ルンルン・・タイム・・
それにしても、いつ他の入浴客が入って来るか?わからない。
そのため私は、バスタオルを巻いての入浴になった。
バスタオルはあらかじめ自前で用意して来ていたが・・
「若山温泉」の露天の塀に2~3枚大きなバスタオルが干してあったので
ここのバスタオルを使わせていただくことにした。

★若山温泉データー★

(所在地)  大分県中津市耶馬渓町大字深耶馬3262
(電話)   0979-55-2063

(風呂)   内湯男女各1・露天混浴風呂1
(料金)   大人・・・300円  子ども150円
(泉質)   単純温泉(弱アルカリ性)

(営業時間) 10:30~19:30
(定休日)   不定休
(駐車場)   30台


湯上りに駐車場まで行くと
先ほどの露天風呂施設が棚田の向こうに小さく見えた
向かい側の山と渓谷も見える。
あんなに岩山に接近した施設だったんだ。

この施設に入ったんだ・・


新紫陽(天ヶ瀬温泉)・大分県

2013-01-15 | 大分の温泉
「新紫陽」とは、天ヶ瀬温泉にある温泉ホテルの名前だ。
場所は天ヶ瀬の温泉街にはなくて、
温泉街の上にできたバイパスに沿って建っている。
建物から下にある天ヶ瀬温泉街や川が見下ろせるロケーションのよさ。
建物の外観は・・


お風呂は宿泊者用と外来湯用に分かれているらしい。
宿泊者用のお風呂は、大変凝ったいい雰囲気らしいが・・
我々は外来湯だったので・・
次のようなシンプルなお風呂だった。
浴室(内湯)

露天は

脱衣所の洗面台は・・

ここの窓や露天風呂から見える「天ヶ瀬温泉街」

きょうは、小雨の降る日で、全体に温泉街が曇っているが・・
晴れた日などは、気持ちいい景観と思える。


お湯は本物で、上の表示があった。

★浮羽別館「新紫陽」の温泉データー★
・外来入浴・・・・・・800円
・泉質・・・・・・・・塩化物泉

今回は自遊人の温泉パスポートを使って無料で入湯



山荘の宿「天水」 (天ヶ瀬温泉)・大分県

2013-01-15 | 大分の温泉
天ヶ瀬温泉は、昨年、温泉街や河川敷を見学したことがあるが
ここの温泉に入ったことは一度もない。

今回 天ヶ瀬温泉「山荘の宿 天水」の湯に入れることになり
とても楽しみだ。

「天水」は天ヶ瀬温泉街にはなくて、温泉街のはずれから山の中に入っていく。

途中さんざん山の中の細い道を走っていたら
目の前に 急に次の景色が現れ・・ギョっとした~

「え~!!ここも昨日の折戸温泉に行くときみたいに崖崩れ???」

思わず、生唾を飲み込んでしまう・・絶句・・
その続きに、小さい橋を渡るときに見えた「岩がゴツゴツの川」

普段もこの状態なのか?
それとも、ここもこの間の九州北部を襲った大雨台風のなせる業??か・・
散々、肝を冷やして・・
やっと到着・・







玄関までも、ずいぶん長い道のりだ・・
雨上がりの紅葉が美しい、昨日の「深耶馬渓」よりこっちの紅葉が進んでいる。

やっと玄関に入り、無事に受付を済ませてから・・
お風呂までが・・これまた長い木の階段通路・・続く続く~







やっと、お風呂に近づいたか??

あれ??
まだあるぞ・・
やっと見えてきた「露天風呂」の降り口・・

苦労?して辿り着いただけあり、雰囲気のある脱衣所

それに、なにより
素晴らしいお風呂



広い湯舟に浸かっていたら・・
さらに発見!!

「おう~!!天ヶ瀬温泉の景勝地「桜滝」が一番いい場所から見えるぞ!!」
「天水」は「桜滝」が見える露天風呂なんだ~
そのため、こんな山の中にあるのか!!
納得した!!


★「天水」データー
・外来湯料金・・・・500円
・泉質・・・・・・・単純泉 だが、ほのかに硫黄の香りあり
・湯温度・・・・・・41,5度(浴槽の湯温度)

今回は自遊人の別冊、温泉パスポートを使い無料で入湯したが
この風呂は、普通に お金を払っても500円で入れる。
九州の温泉おそるべし!!

「万象の湯」 長湯温泉 大分

2013-01-11 | 大分の温泉
長湯温泉「万象の湯」に入った。
「万象の湯」は長湯温泉街の外れにあり
長湯の名水汲み場「桑畑湧水」のほぼ隣の敷地にある。

「万象の湯」の「内湯」脱衣所は・・

温泉成分表が貼ってある。



さて、「内湯」は



手前の黒っぽい湯の浴槽が「炭酸水素塩泉」のシュワシュワ泡の水風呂
隣にある「長湯独特の泥色湯」と交互に入るといつまでも入れる。

浴室内に貼ってある「この湯での湯治療養法」



この「内湯」の炭酸風呂で、気持ちよく入っていたら
ニコニコ笑顔の、二人の女性と出会った。

二人は 長湯温泉にわざわざ移住してきた人で
毎日「万象の湯」を利用している常連さんだった。

一人は、京都出身の人で、退職後に各地の温泉を夫婦で旅し
その結果、長湯の泉質が自分たちに一番合うと分かり夫婦で移り住んだ人。

もう一人は、もとは長湯の近くの出身だが
若い間は、長年、千葉県で暮らしてきた人で・・
老後、戻ってきて長湯温泉街に家を見つけ夫婦で住んでいる人。

確かに、
毎日「万象の湯」の内湯2つに交互に入る生活は魅力がある。
きょう一日入っただけで、体にいいことが充分わかるので
「長湯に移住・永住したくなる」のも納得。
「老後、夫婦で長湯暮らしか~!!いいかも・・」

この二人は、
「適当な大きさのスーパーマーケットが長湯温泉街になくて残念」と言っていた。
確かに、長湯には適当な大きさのスーパーが見当たらない。
そのため今までは、長湯の道の駅で連泊して外湯めぐりをする場合、
途中の地で、たくさんの食料を買い込んで??ここに来ていたものだ。

もちろん「日帰り湯」だけなら、困ることは全くない。
長湯温泉街に食堂・お弁当屋・パン屋・道の駅の食品販売所・食事処など
たくさんあるので、食事をする場所には全く困らない。
さらに、本日入っている施設の
★「万象の湯」には「天恵塾食堂」という食事処もある★
朝ドレ野菜をふんだんに使う田舎料理や国際薬膳師が監修した薬膳料理など
体に優しいメニューが並び「現代版湯治場」の様相をなしている

「日帰り湯」や「湯治泊」にも適した長湯温泉。

しかし、
「万象の湯」で出会った彼女らのように
ここに永住するとなると、ことは違ってくる。
「日々の食料品など買い物は、外部に出るほうが経済的かも・・」

話は変わるが・・
「万象の湯」には「露天」もある。
内湯からガラス戸一つ隔てて 出たらすぐにある。
下を流れる芹川沿いに造られた こじんまりした露天。
ここも「快適」

芹川のせせらぎを聞き、対岸の景色を見ながら入る露天風呂は格別。



今回 「万象の湯」は
ジャラン九州12月号の「100円温泉フェスティバル」を使う。
ここも1冊につき4名まで100円入湯だった。


★「万象の湯」日帰り料金・・・・・・一人500円

「郷の湯旅館」 長湯温泉

2013-01-04 | 大分の温泉
長湯温泉街に入る ちょっと手前に「郷の湯旅館」はある。
道路に出ている案内版

入って行くと「郷の湯旅館」の建物が見えてくる。


浴室施設から外に捨てられた温泉が すごいことになっている。




受け付け

浴槽までの廊下

脱衣所は・・

浴室は・・す・ご・い ことに・・









高い浴室の天井

温泉成分は





無料の休憩所もある

昔 懐かしいストーブが置いてあった。


湯治棟もあるようだ


郷の湯旅館は
「沸かさず」「薄めず」「循環せず」の源泉かけ流しをモットーとしていて
お湯に絶対的な自信をもった温泉旅館。

★「郷の湯旅館」日帰り湯データー★
・入浴料・・・・・・・・・500円
・入浴時間・・・・・・・・10:00~17:00受付、18:00退館 

壁湯温泉・旅館「福元屋」・大分県

2012-12-28 | 大分の温泉
壁湯温泉・・・・
以前から一度は行きたい温泉地だった。
R387からR210へ出て
道の下に「福元屋」の表示が見える。

この表示の旅館の横に細い道があり徒歩で下ってしばらくいくと

「福元屋」の表示の玄関が見える。
ここで入浴料金を払う。
(今回は自遊人の無料温泉パスポートで入湯)
お風呂は館内にもあるが、館内は宿泊者専用なので・・
外来湯の者は、宿泊棟とは違う外の湯に入る。
女将さんに教えてもらった細い道を更に行くと・・

手前(右)に女湯の建物があり
道の突き当りは男湯(混浴湯)のようだ。

大きな岩の壁の下にある「男湯(混浴湯)」
すぐ横は川が流れている・・
「なんじゃこれは!!これが有名な壁湯だ」

大きな岩壁の下にコンコンと湧く湯・・

なかなか すごい場所にできている露天風呂だ~

幸い、入浴者がまだなかったので、写真だけ撮った。

続いて「女湯」は、
さっき通り過ぎた右手に開き戸がある場所なので
少し戻って、入湯・・
開き戸を開けると小さい脱衣所があり
脱衣所の下のほうにまた開き戸(浴槽に行く)がある

ここは、ここで、これまた「なんじゃこれは!!」
湯の峰温泉の「つぼ湯」を少し大きくしたような佇まい・・

岩の壁の下にコンコンと湧く源泉・・
もうもうと立ちこめる湯気・・
ミストサウナ風な蒸気の中での入浴は極上な幸せ気分

湯の温度がぬるめで、これがまた非常に気持ちいい~
湯壺に浸かったまま眠ってしまいそう~
あまり心地いい湯なので、すっかり長湯をしてしまい
よく効く湯で・・結構 あとで、のぼせた。

★旅館「福元屋」データー★
・外来湯料金・・・・・・・・300円
・日帰り入浴時間・・・・・・9;00~21;00退館