労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

2月21日、タクシー政策議員連盟総会を開催。近藤昭一会長など新役員体制発足。

2022-02-28 | 書記長社労士 政治

〇幹事長:小宮山泰子衆議院議員、事務局長:森屋隆組織内国会議員らを選出
 2月21日、超党派の国会議員で組織する「タクシー政策議員連盟」は総会を開き、新会長に近藤昭一衆議院議員、幹事長に小宮山泰子衆議院議員、事務局長には森屋隆参議院議員/私鉄総連組織内国会議員などとする新役員体制を決めた。総会には国会議員74人(衆議院49人・参議院25人、代理を含む)、ハイタクフォーラムや全国ハイヤー・タクシー連合会(以降、全タク連)など関係者46人の計120人が出席した(新役員体制は後掲)。

〇コロナ禍でがんばるタクシー業界を後押しする
 近藤新会長は、「タクシーには、行き過ぎた規制緩和や運賃改定など多くの課題がある。そのなかで、議員連盟を再興していかなくてはならない。新たな役員体制で現場と連携し、コロナ禍でがんばるタクシー業界の後押しをしていきたい」などと決意を述べた。

〇タクシー産業へ持続可能な支援を求める
続いて、川鍋一朗全タク連会長は「コロナ禍のなか、乗務員が2割減っている。4月以降も雇用調整助成金特例措置を延長してほしい」、溝上泰央ハイタクフォーラム(全自交労連・交通労連ハイタク部会・私鉄総連ハイタク協議会)代表幹事/全自交労連中央執行委員長は「法令遵守の事業者が経営を圧迫されている現状を打破できる取り組みをお願いする」、慶島譲治交運労協事務局長は「人流抑制でダメージ。感染の拡大防止と需要喚起という難しい道を見出し、持続可能な支援をお願いする」などとあいさつした。

〇国交省予算からLPガス高騰支援を直入
 また、秡川直也国土交通省自動車局長は、補正予算時におけるコロナ禍のハイヤー・タクシー支援策について「LPガス高騰に対する支援として、国交省の予算からタクシー業界に直入(1台が1月の300ℓのLPガスを使用すると仮定して、車検証とともに保有台数を申請)する」「需要低下に伴う休車の特例措置は、休車の復活期限を2024年3月末まで約2年延長する」などと説明した。
 さらに、宮元康一厚生労働省職業安定局雇用復興企画官は、雇用調整助成金の現状と今後について「4月以降、なくなるのではなく、感染の拡大地域や企業に配慮し、雇用情勢を見極めながら対応する方針」「雇用保険法の改正で特例措置の具体的な内容を検討中」などと説明した。

〇公共交通へ飲食店並みの支援を求めたい
 意見交換では、岡本あき子衆議院議員が「事業復活支援金について」、田村まみ参議院議員が「運賃改定について」、田中亮一郎全タク連副会長兼地域交通委員長が「与野党関係なく、公共交通へ飲食店並みの支援を求めたい」などと質疑・支援を要望した。
ハイタクフォーラムからは、久松勇治私鉄総連ハイタク協議会事務局長が意見・要望を述べた。


〇誇りを持って働けるよう尽力、「辻󠄀元清美」さんの国政復帰に決意
 久松事務局長は、「エッセンシャルワーカーを運ぶハイタクの仲間が、誇りを持って働けるように尽力をお願いしたい。①雇用調整助成金の特例である休業規模要件の緩和の維持が重要。地域の需要に応じて稼働を調整しているタクシー業界は全休ができない。また、入庫時間を過ぎて残業が発生した場合、雇調金が減らされると厳しい。残業相殺停止の継続もお願いしたい。②辻󠄀元清美前議連会長は、タクシーを守ってきた仲間である。私鉄総連は、2月2日の第3回拡大中央委員会で、夏の参議院選挙において「辻󠄀元清美」さんを準組織内として推薦することを決定した。辻󠄀元さんが国政へ帰ってこられるように、がんばる決意と議連、全タク連のご理解とご協力をお願いしたい」などと訴えた。
 さらに、坂本克己全タク連最高顧問が「乗務員の幸福と国民のために、運賃のグレードを高めよう」などと熱い檄を飛ばした。
総会は、小宮山泰子新幹事長が「タクシー政策議連は、新たな体制となった。民間企業へ国費を入れることができるよう、ともにがんばろう」などとまとめた。

タクシー政策議員連盟 新役員体制 2022年2月21日現在(敬称略 50音順 ※下線は新規)

顧問 泉健太 枝野幸男 大塚耕平 海江田万里 玉木雄一郎 中川正春 長浜博行 原口一博 福山哲郎 古川元久 前原誠司
会長 近藤昭一
副会長 逢坂誠二 小川淳也 榛葉賀津也 西村智奈美 伴野 豊 松原 仁
幹事長 小宮山泰子
幹事長代行  森山浩行
副幹事長 末松義規 田嶋要 野田国義
幹事 大河原雅子 小熊慎司 城井崇 後藤祐一 斎藤嘉隆 佐藤公治 牧山ひろえ 森本真治
事務局長 森屋隆
事務局次長 田村まみ 平山佐知子 道下大樹



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ほぼほぼ春一番が吹き荒れるまさに春が来たってな気候のなか🌺観梅に行って、ほんでからいつもダンパーな吉浜にあるまじき切れた波で小っちゃいながらもFun Surfing🏄

2022-02-27 | 脱線編1 波乗り報告🌊 平塚以外の湘南Boyやで~

【🏄13-22 Grommet Simple Retro Fish 5'11"】昨日も今日も気温が15℃くらいあって、昼間はパーカーでも過ごせるくらいの気候で、Spring Has Come❗❗ってワクワクしてん🤣


 そうなるとを見にいきたくなるわな~ってことで小田原フラワーガーデンへ。
花より団子…でまずはカレーヌードル+ライスby Natural Mysticのキッチンカーなんやけど💦



 ほんとは「曽我別所梅林」に向かったのやけど、大混雑で駐車場への入場待ちさえ並べさせてくれない状況で、渋滞にはまっただけで素通りを余儀なくされた😧



 で、小田原フラワーガーデンに目的地を変更したが、いやいやこっちもめっちゃ見頃で、たくさんの梅の品種もあって、整備もされていてめっちゃ良かった🤣
梅ってほんまに香りがいいねんなあ~、この香りの元ならPCR検査でもたくさんよだれが出そうや~(笑)
南の風は強かったが、この風は風力が少しだけ足らなかったけど、ほぼほぼ春一番と認定されてもよいはずの風で、ほんまにようやく春が来たってことを確信した。


 今日は地元はオンショアビュンビュンで風波大チョッピーやから諦めて、花見のあとには吉浜にて🏄。


 🌊は膝~腿ながら、吉浜のビーチ全体で10名前後の入水者、しかも吉浜であるまじきで、ダンパーな波がほとんど無くて、ほぼすべての🌊が、ライトもレフトもしっかり切れてるの❗❓


 強いサイドオフで、流れはあるが、良いピークにいれば、けっこうフェイスがあってごりごりと走れてロングライド出来る波に乗れるので小っちゃいながら楽しめた😁


 いつもこんな吉浜ならいいなぁって、見直してしまったわ~とルンルン♪で帰路に付いたのやが…。




 帰り道があり得ないくらいの渋滞で、当然山の方を走ったが、そちらも今まで経験したことがないくらいの長蛇の渋滞で💦
湯河原から山越えで芦ノ湖に抜けて箱根新道に回った方が良かったかも知れないと思うほどの混雑やってん。
ほとんどが湘南ナンバー以外の車やったから(吉浜向かうときに確認した)春めいて来たこの週末に伊豆や熱海に遊びに行った帰りの車なんかなあ、Covid-19の第6波もなんとなく緩んできた気がする今日この頃やし(気のせいでしかないけど)。
フラフラになってようやく平塚まで戻ってきてから、20時の酒類ラストオーダーまで時間がない中、駆け込みで「回るがってん寿司」へ。
ちゅうて、この店、2回目の訪問やけど、前も今回も回っているのを手に取ったことがないが。

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朝から部屋でのんびりしていたら南向きのベランダの洗濯物が揺れ出して慌てて浜へ💦 オンショアでユラユラなって、今頃来てどうするのと皆に笑われた膝波、生コン

2022-02-26 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄12-21 CATCH SURF ODYSEA LOG 7'0"】【🏃Run7-13 6.90km 43:24 トラスコ湘南大橋】 自分的には今日は🌊は小さいし風は昼過ぎまで弱いオフショアで、潮が引き出す昼前に浜に行けばいいだろうと、部屋でのんびりしていた。
しかし10時頃、南向きのベランダに干した洗濯物が揺れ出した…😱
わちゃ~オンショア吹き出したって大慌てで浜へ💦💦


 バイクを止めてたら皆さん上がってくる…「風でユラユラで終わったよ」って皆さんがおっしゃる😭
たしかに、どの波に乗ったらええねん、ウェットスーツ濡らしたくないから風ビュンビュンになっても波が上がる予定の日暮れ前に入った方が良いかとって、大工さんと検討するが、ま、入っちゃおうってことでちゃぷん。


 しかし入ってみたら、膝波ながらたまには走れる波もあって思ったよりは乗れるのもあったわ。
久しぶりにハングファイブさんに会えて、定年退職後の近況をいろいろインタビュー。
ちなみにハングファイブさんの今日のブログで、おそらく撮影タイムの時にけっこう自分は波に乗っていたからショットがあるかと思ったら、「おーいっ」って手を振っている写真が掲載されていた😫


 ところで平塚生コンで、敵基地攻撃能力とんちゃんは、今日もICBMを発射🚀
「нетвойне No war in Ukraine 戦争をやめろ❗❗」


 しかし、やればできますやん、とんちゃん♥



 夜はめっちゃ久しぶりの「大衆焼肉ジンギスカン」(神奈川県平塚市紅谷町5-9)にて「焼きます!」
そういえばCovid-19以来、めっちゃ密すぎるこのお店(店が狭い、人も密集、細かいことを気にしない客層)を避けてきたので、少なくとも2年以上ぶりか❗❓
しかしちゃんと感染対策には気を遣っているらしく、カウンターのコンロの数が3分の2になっていたので、おかげで人と人の間は少なくとも40cmは確保されている…が、やっぱ密や(苦笑)
ジンギスカンと牛カルビ、大瓶🍺2本、もやしでご精算は2350円でした~🤣


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Webでの「第176回職業安定分科会・第168回雇用保険部会合同会議」の前にさくっと30分だけ夕暮れサーフィンはゆらゆらなsetもも、しかし意外と楽しめたから、気力充実で会議に臨めま~す🤣

2022-02-25 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄11-20 Grommet Simple Retro Fish 5'11"】18時からオンラインで会議があるが、終了予定が19時なので、そうなるとひとりぼっちで残業となる可能性大やし、早めに平塚の部屋に帰ってWeb会議に備える。


 で、ちょっと余裕見て帰って来すぎたのか、なんとちょっとだけ波乗りできそうな時間があるやんか😅
しかたない、30分程度やけど、塩水に浸かって、デトックスして万全に会議に備えよう💦


 ちょっと面ゆらゆら~なももながら波数はあるし、そこそこアウトからスープの下を上手く使えば、岸までロングライド出来るのが多くあって。
入るときに「あかんか~」って思った割には、意外と楽しめたから、気力充実で会議に臨めま~す🤣
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4月以降の雇用調整助成金等・休業支援金等の助成内容と雇調金の不正受給対策【労働政策審議会 176回職業安定分科会・第168回雇用保険部会合同会議】

2022-02-25 | 書記長社労士 労務管理

 本日18時からオンラインで労働政策審議会第176回職業安定分科会・第168回雇用保険部会合同会議が開催された。
議題は「雇用調整助成金等・休業支援金等の助成内容(案)について」だが、これについては2022年3月の特例措置の内容が、6月末まで維持されることとなり、本日、厚生労働省よりプレスリリースされた。⇒令和4年4月以降の雇用調整助成金の特例措置等について

 注意点が一点。
業況特例について、令和4年1月以降は、生産指標が最近3か月の月平均で前年、前々年又は3年前同期比 30%以上減少の全国の事業主が対象となるが、令和3年12月までに業況の確認を行っている事業主については、令和4年1月1日以降に判定基礎期間の初日を迎える事業者については、その段階で業況を再確認するとされていて、現在はそう処理されている。
で、令和4年4月以降は毎月業況を確認するとされ、申請も処理も当然煩雑になるが、支給を厳格化したいとのこと。

 ところで、業況特例について。
貸切バスやタクシーについて(おそらく飲食や旅行・宿泊などもそうかもしれないが)、第5波の収束によって昨年9月30日に緊急事態宣言などが解除されて、人流が大賑わいになったおかげでそれなりに売り上げが上がった。
しかし年が明けてオミクロン株の感染拡大で第6波で、一気に売り上げは⤵️、また休業を余儀なくされている。
結果、再び(いや、何たび?)、雇用調整助成金を活用しなければならなくなったが、1月1日以降の判定基礎期間については、その昨年の10~12月の業況によって、生産指標最近3か月の月平均が 30%以上減少していないとなってしまって、業況特例に当てはまらないことになり、年が明けてからの6波の厳しい状況で、助成上限額・助成率の低い原則的な特例措置となっているところが少なからずあって非常に困っている。


 その他では、「雇用調整助成金等の不正受給対策について(案)」について説明があった。

 取り巻く情勢として「雇用調整助成金は、コロナ禍において特例による手厚い措置で雇用を支えてきたが、支給決定額5兆3470 億円、決定件数579万件(令和4年2月11日時点)という分量を迅速に処理するために、申請手続の簡素化にも取り組んできたが、申請件数が依然として高水準で推移する中、書類審査において不正申請が見つけにくくなる側面もあった。
不正受給の状況を見ると、令和2年9月~ 3年12月末で、不正受給261件約323億円、うち回収額(一部返還含む)218件約215億円となっており、不正受給への対応強化が強く求められる局面となっている。
不正事案の最近の動向としては、不正受給を扱う報道を見て、従業員等からの通報情報提供が増加しており、かなり具体的な情報が実名で寄せられている。
また、不正が疑われるもの含む事案の複雑化・巧妙化による調査の長期化も傾向としてある(管轄をまたぐ虚偽申請、指南役の存在、犯罪グループの関与、社労士による不正申請など)一方、事業主からの自主返納の動きも増加している。
(雇用関係のない者を雇用関係があることとした例、休業の実態がないのに休業を行ったこととした例、休業手当を支払った事実がないのに支払ったこととした例 等)
会計検査院からも対応方策の検討を求められている 。

 対応の方向性としては、
〇抑止力アップ、情報収集ー企業名等の積極的な公表 等
〇積極的・効果的な調査、体制強化ー事前予告なしの現地調査 等
〇捜査機関との連携強化


 都道府県労働局に対する指示(昨年秋に指示済み)
引き続き「迅速支給」 の一方で、あわせて「不正受給対応」を強化する 。
①不正が疑われる事業主への積極的な調査実施
②不正受給に対応するチームの編成(東京都では専属の班を編制、人員上、班編制が無理な局でも担当者は専従とする)
③労働局間での不正手口等の共有(聴取書の閲覧共有・不正が発覚した端緒の共有など)
④警察等関係機関との連携

 「雇調金不正受給の対応を厳格化する」というリーフレットを作成する。

1)事業所名等の積極的な公表、予告なしの現地調査
◆不正受給を行った事業所名等を積極的に公表します
◆都道府県労働局による事前予告なしの現地調査(事業所訪問・立入検査)を行います
 ※雇用保険法第79条に基づく検査。また、支給決定から5年間は現地調査を行う場合があるため、申請事業主は提出書類の保存が必要です。
 (事務代理を行っている社労士も調査・確認の対象とする。)
◆不正“指南役”の氏名等も公表の対象となる場合があります
2)返還請求(ペナルティ付き)
◆「不正発生日を含む期間以降の全額」+「不正受給額の2割相当額」(ペナルティ)+「延滞金」の合計額を返還請求します
 (不正発生日後、適正な申請がされていたとしても、「不正発生日を含む期間以降の全額」が返還対象となる)
3)5年間の不支給措置
◆雇用調整助成金のみならず、他の雇用関係助成金も5年間の不支給措置となります
◆不正受給は、あなたの会社や従業員の生活に深刻な影響を及ぼす結果を招きます
4)捜査機関との連携強化
◆都道府県労働局は、不正受給対応について都道府県警察本部との連携を強化します(情報提供・相談)
◆悪質な場合、捜査機関に対し刑事告発を行います

 なお、この件について、労働側委員からは「今後も迅速に支給決定ができることを担保しつつ、不正受給の通報者の保護には細心の注意を払いながら、資料で示していただいたとおり不正受給対応を強化していただきたい。」という趣旨の意見を述べた。

議事次第
【資料1】雇用調整助成金等・休業支援金等の助成内容(案)について
【資料2】雇用調整助成金等の不正受給対策について
参考資料

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нетвойне No war in Ukraine 戦争をやめろ

2022-02-25 | 反核平和 Save The Our Earth🌐

「ロシアのウクライナ軍事攻撃は

間違っている。
国連憲章に反している。
受け入れられない。
しかし、取り返しのつかないことではない。」

on the present Russian military offensive:

It is wrong.
It is against the Charter.
It is unacceptable.
But it is not irreversible.


軍事攻撃をやめよ。
軍隊をロシアに撤退させよ。
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ウエスト・サイド・ストーリー オリジナルのミュージカルも映画も観ていないが、この作品単品で大感動❗❗

2022-02-24 | 🎥いい映画観てますか?(洋画)

【🎦8 2022/02/12鑑賞】 1950年代のニューヨーク・マンハッタンのウエスト・サイド。貧困や差別による社会への不満を抱えた若者たちは同胞の仲間たちとグループを作り、それぞれに敵対し合っていた。ある日、ポーランド系移民の「ジェッツ」の元リーダーであるトニー(アンセル・エルゴート)と、対立するプエルトリコ系移民の「シャークス」のリーダーの妹マリア(レイチェル・ゼグラー)が出会い、一瞬で恋に落ちる。その禁断の恋は、多くの人々の運命を変えていく。


 1961年に映画化もされたブロードウェイミュージカルを、スティーヴン・スピルバーグ監督が映画化、1950年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に、移民系の二つのグループが抗争を繰り広げる中で芽生える恋を描くという映画。
ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を基に、アーサー・ローレンツ、レナード・バーンスタイン、スティーヴン・ソンドハイムが1957年に発表したブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド物語」の2度目の長編映画であるとのこと。
当時のニューヨークの社会的背景を織り込みつつ、ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ系アメリカ人との2つの異なる少年非行グループの抗争の犠牲となる若い男女の2日間の恋と死までを描いている。


 これほどまでも有名なミュージカルであり映画作品について、知ってはいるが映画もちゃんと観てないし、もちろんミュージカルも観ていない。
楽曲とか、有名なシーンは知っているので、観た気になっていたが…。
しかし、あの楽曲はこういうシチュエーションで使われていたのか、あの振り付けはそういう意味だったのか、あの場面はそういうことだったのか、と、とても納得で、そもそも「ロミオとジュリエット」からのインスパイア作品だったと言うことも、観ていてやっと知った。


 人種、移民、民族、性自認、男女、貧富、それらから発生する差別と対立と暴力と搾取、そして産み出され繰り返される不幸。
1950年代の時代背景が、現在でも少しも解決しておらず、いや、むしろ根深くなっていることへの憤り。
けっして、そんなテーマを押しつけようとしているわけではないが、しかし…。


 今さらのリメイクだなあって思っていて、観ないでもいいかなと思ったが、アカデミー有力候補であると言うことだしってこともあって思い直して観ておいてよかった。
オリジナルのミュージカルも映画も観たとか観ていないか、そんなことは関係なく、この作品単品で大感動❗❗


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🗻の日、昨日より波は小っちゃくなるだろうし、朝は潮が多いし、ゆっくりでええんだ、って思っていたのにめっちゃFunWave🌊やんか~🤣

2022-02-23 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄10-19 CATCH SURF ODYSEA LOG 7'0"】【🏃Run6-12 8.88km 55:39 湘南銀河大橋】またまた10時間くらい寝てしまった~どうなってんだ~俺❓❓
ま、昨日より波は小っちゃくなるだろうし、朝は潮が多いし、ゆっくりでええんや、って思っていたのにライブカメラ見たら、そこそこ割れてるやん、やべ💦


 10時頃に浜へ、まだまだ潮は多いし割れ辛いだろうと思って、CATCH SURF ODYSEA LOG 7'0"を選択したが、腰腹たま~に胸、昨日の夕方よりちょっとサイズあって、しかもちゃんとアウトから綺麗に割れてるやんか❗


 ショートで良かったか、とも思ったが、いやいや、これはこれでいい波を確実に早くgetできるし、板は早いし、楽しいから🆗やねんけど😁


 お昼頃には少し風が入り出して、set間隔も長くなってきてちょっとコンディション落ちてきたが、もういいのん山盛り乗ったから、ええか~🤣
ほんま、昨日に引き続きの連チャンで、優しい🌊いいのんめっちゃ乗れたわ~♪


 2月23日は223で富士山🗻の日。
今朝、海に入ったとき、雲がないすっきりとした富士山が見えていたが、撮影し損ねたもんで、ランニングの途中で📸(雲が掛かっているのが残念)



 で、今夜の晩飯は富士山の日にちなんでたこ焼き🐙⇦って、どうゆーこっちゃねんっ😅
けっこう焼いたので、晩酌🍺のつまみとして冷凍保存しとこっと。

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zoomによる会議と会議の間、予定外に時間が空いたからさくっと波乗り、今日は優しい楽しい波や~😂

2022-02-22 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄9-18 WATER RAMPAGE BIG SPACE FISH 6'2"】今日は15時からWeb会議で「第175回労働政策審議会職業安定分科会」があり、18時からその職業安定分科会の次回の176回の厚生労働省担当者による事前レクがwebであって、昼一で平塚の部屋に帰ってきた。
最初のが2時間の設定やったのに、なんと1時間弱で終わってしまって(議題は「2021年度職業安定分科会における年度目標の中間評価について(案)」)、次の事前レク(4月・5月の雇用調整助成金等・休業支援金等の助成内容(案)が議題)まで思いもよらずに時間が空いてしまった😓
しかたない、時間をつぶすために行っておくか、と、ちょっと急ぎの仕事をサクサク済ませてメールで納品してから、浜へ。


 ってなわけで、メインのブログである「労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~」には、今日はすでに「2022年2月16日東京新聞朝刊で「改善基準告示の見直し」の議論についてめっちゃ怒られたが…ちょっと聞いてよ😅」ってな記事をポストしてしまったが、しゃーない、波乗りしたから、本日、2つ目の記事を投稿や。


 15時のWeb会議前にちらっとライブカメラを見たら、風の影響を受けてばにゃばにゃな感じやったが、その会議が終わって再びライブカメラを見たら、なんかええ感じな🌊
で、浜に着いたら、腰~腹でオフショアで、三角で、切れてて、やっぱりめっちゃ楽しい感じやんか~😀


 パワーはあまりないが、こないだ🐓だった自分には、とっても優しい楽しい波や~😂
レギュラーもグーフィーも、前が開いて走れるしショルダーもそこそこあって当てられるし、ダンパーラインを越えても、岸までリシェイプした波が張ってきて走れるし♬


 次のWeb会議と、その準備があるので、1時間ちょっとだったが、いっぱい乗れたし、ロングライドもたくさんできた~ってことで楽しかったわ。
そろそろ俺も、Team腰腹に入会届を提出しようかな、って思ったりする今日この頃…💦💦

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2022年2月16日東京新聞朝刊で「改善基準告示の見直し」の議論についてめっちゃ怒られたが…ちょっと聞いてよ😅

2022-02-22 | 書記長社労士 公共交通

東京新聞 2022年2月16日 06時00分  https://www.tokyo-np.co.jp/article/160400 (黄文字は記事本文)
バス運転手らの過労対策案 休息「11時間」が企業抵抗で「9時間」に 睡眠不足で「乗客らの安全に疑問」

 バスやタクシーなど運輸業界で働く運転手の過労防止策が後退の危機に瀕している。勤務終了から翌朝の勤務開始までの休息時間について、「11時間」の国際基準に会社側が抵抗したことから、厚生労働省が「9時間」に縮める案を示しているためだ。運転手の過労による事故が増える中、識者は「乗客らの安全が確保できない懸念がある」と同省の対応を疑問視する。(池尾伸一)
運輸業界の過労対策は厚労省審議会専門委員会で、経営者や労働組合代表も参加して論議中で、3月末までに正式決定する。


〇働き方改革関連法案が成立した際、自動車運転者は時間外労働の上限規制の適用猶予とされ、自動車運転者は、休日労働を除き年間の時間外労働の上限が960時間とされた、しかもその適用は、原則施行の5年後、2024年4月とされた。
このことから、それを踏まえた改善基準告示の見直し議論は、年960時間を前提としたものとなった。
労側は、タク・バス・トラの3モード共通で、年間拘束時間の上限3300時間で議論に臨んだ。
(法定内労働173時間+休憩1時間×22日+時間外・休日労働80時間=275時間、その×12月が3300時間)
しかしながら使用者側の強い抵抗のなか、960時間には休日労働が含まれていない点もあって、今のところ、月の拘束時間は、バス281時間、タクシー288時間が落としどころとなる状況(休日労働を含む)。
バスの場合、原則でいけば年間3372時間(現行3389時間)、タクシーは3456時間(現行3588時間)であるので、不十分ながら年間・月間の計算上の最大値となる拘束時間の短縮とはなる。
そして、一日の拘束時間は最大で15時間、14時間超についての一定の制限とする議論(回数となるか非連続とするか議論中)をしており、実際の月間総拘束時間は、各勤務日の拘束期間は、シフトやダイヤ配分上で、決定された基準の最大値より少しでも短くなるようとしたい。
そうすることで休息期間(いわゆる「勤務間インターバル」)を決められた基準より長く確保されるようにしたい。

 現在の休息時間は1989年に出された告示で「最低8時間空ける」と定められている。午後9時に勤務が終わった場合、翌日の早朝5時からの勤務も認められ、ルールが甘すぎるとの声があった。
睡眠が短いと心臓まひや脳疾患のリスクが高まるため、厚労省は6時間程度の睡眠が必要と判断。通勤や食事時間も考慮し「最低11時間の休息時間は確保する」との案を昨年10月にまとめた。欧州連合(EU)規制や国際労働機関(ILO)勧告も「11時間」となっている。


〇脳心認定基準で、勤務間インターバル「11時間未満」について、労側は強く意識して主張してきたことは当然である。
しかし「960時間」が前記のとおり法制化されている事実があり、また、勤務間インターバルの設定が現在、労働時間等設定改善法では「努力規定」となっていることから、使用者側は「なぜ自動車運転者が法を先行して義務化されないといけないのか」と、強い抵抗をしている。
労側としてそこは、利用者や同じ道路を使用する他者の安全を担保するから、他の産業とは意味が違うし、それが改善基準が定められている趣旨であると強く主張したが、事務局(厚生労働省)が、使用者側の意見をくみ取ってしまっている。
しかし、前述の通り、月間拘束時間や一日の拘束時間などの関連性の中で、実務的な部分で一定の休息期間を確保したい。

〇ILOとEUとの比較については、ILO勧告では「休息期間は原則11時間以上、短くとも8時間を下回らない」、EUは「休息期間を11時間、週3回は9時間に短縮可能」であり、11時間が強制されているわけではない。
よって、この記事は不正確。
使用者側は、改善基準改正で「休息期間を11時間とすべき」という労側の主張に対して、なぜ、日本がILO勧告やEU基準より厳しいものとしなくてはならないのか、と強く抵抗した。
ILO勧告よりはより厳しい、EU基準に準じた制度となるよう、前述の通り、一日の拘束時間は最大で15時間、14時間超についての一定の制限(回数となるか非連続とするか議論中)を結論としたい。

 しかし、委員会で運輸業界の経営者代表らが「運行計画が組めなくなる」と難色を示したことから、厚労省は昨年11月に休息時間を「9時間」とする修正案を出した。経営側に加え、今年に入りバスの労組代表も受け入れる考えを示したことから、このまま決まる公算が大きい。
修正案では、往復の通勤で2時間かかる人の場合、食事・入浴で計3時近く使うと、睡眠は4時間程度しかとれない。運転手の過労死事件を多く手掛ける川人博弁護士は「運輸業界の労災認定は全業種中で最多で運転手の過労は深刻。運転手の体調不良などで悲惨な交通事故が増えており、厚労省は安易な妥協を避けるべきだ」と批判する。
委員会に参加していない労組幹部も「睡眠不足は解消できず安全な運転ができない」(自交総連)と主張する。


〇委員会に参加していない労組幹部はそのようなコメントをされているのもそうなのかも知れないが。
実際、改善基準告示の内容は最低基準であって、しっかりした労働組合があるバスやタクシー事業者であったり、優良な事業者では、利用者の安全や運転者の健康安全を確保するために、現在でも、充分な休息時間を確保した労働協約を締結し、または、運行ダイヤ・シフトで運行していることはいうまでもない。
しかし、いつになるか分からないが、次の労基法の改正(自動車運転者の原則の適用猶予の解消)を見据えての基準の制定は重要な要素でもあるし、働き方改革の趣旨をしっかりと、この改善基準改正に労使へのメッセージとして反映させることも重要だと思っている。
いずれにしても、少なくとも、11時間を「努めること」という文言ではなく、「原則」と定義できるよう、残された作業部会、専門員会で頑張りたい。

 運輸業界で過労による脳や心臓疾患で労災認定された人は2020年度で58人(うち死亡は19人)と各業界中、最も多く、コロナ禍でも高止まりが顕著。運転手のくも膜下出血などで起きた事故も増加傾向にあり19年度は327件で、巻き込まれた乗客や通行人も含め23人が死傷。事故件数は5年間で約5割増えている。
運輸業界の過労対策 運輸業界には残業時間上限規制など働き方改革関連法が特例で2024年4月まで5年間適用が猶予される一方、国会付帯決議で追加対策を講じることになっている。休息時間の見直しはこの一環で、厚労省はバス、タクシーについては3月末までに決定、引き続きトラック業界についてもルールを定め、合わせて24年4月から実施する。


〇そもそも、今回の「働き方改革関連法」成立によって、自動車運転者が「休日労働を除き年間の時間外労働の上限が960時間」とされ、なおかつ施行が2024年4月とされたことが問題なのだ。
なおかつ、この猶予措置が、原則通りの360時間になる期限は定められていない。
過労死ラインは「2ヶ月乃至6ヶ月平均」で80時間なのに、なぜ自動車運転者は12ヶ月平均で80時間と、「過労死しても良い」と言われているとしか思えないような時間外労働が許される法改正になったのか…。
とにかく一日でも早く、自動車運転者にも、一般則である「原則月45時間・年間360時間、例外720時間」を当てはめてもらえたら、この記事に指摘されている通り、「乗客らの安全に疑問」 について、さらに踏み込んだ解消できるのだ。

その後の東京新聞の続報
バス運転手らの過労防止策 休息「最低9時間」案に審議会で異論、結論を先送り 国際基準より大幅に短く 2022年2月18日 06時00分
運転手の休息「最低9時間」案、タクシー業界の作業部会も継続審議に 国際基準の11時間求める声も 2022年2月22日 06時00分

 これまで全体の「専門委員会」は7回、タクシーとバスの作業部会はそれぞれ5回の審議を行ってきて、作業部会では、次回には報告書をとりまとめる。
当初は当然大きく主張は隔たりがあったが、お互い譲歩すべきは譲歩して、妥結をしていかなければならない中、ぎりぎりの議論となっている。

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【2021.11.24】第4回自動車運転者労働時間等専門委員会ハイヤー・タクシー作業部会での、私の発言だけ抜粋

2022-02-21 | 書記長社労士 労働組合
第4回労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会ハイヤー・タクシー作業部会
日時:令和3年11月24日(水)15:00~17:00
場所:労働委員会会館 612会議室(東京都港区芝公園1-5-32 6階)

議題
(1)改善基準告示の見直しについて
(2)その他

【次第】第4回労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会ハイヤー・タクシー作業部会
【資料1】改善基準告示の見直しの方向性について(ハイヤー・タクシー)
【参考資料1】改善基準告示の見直しについて(参考資料)
【参考資料2】改善基準告示の見直しの方向性について(ハイヤー・タクシー)
【参考資料3】改善基準告示の内容(一覧表)

出席委員
公益代表委員
東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科教授 寺田一薫
慶應義塾大学法務研究科教授 両角道代
労働者代表委員
日本私鉄労働組合総連合会社会保障対策局長 久松勇治
全国自動車交通労働組合連合会書記長 松永次央
使用者代表委員
西新井相互自動車株式会社代表取締役社長 清水始
昭栄自動車株式会社代表取締役 武居利春


○両角部会長 どうもありがとうございました。前回の作業部会等での議論を踏まえ、ただいまのように事務局から修正案や追加案の提案がありました。ハイヤー・タクシーの作業部会においては、年度末までに見直し案を取りまとめる予定でおります。委員の皆様におかれましては、本日取りまとめに向けた御議論をいただくようにお願いいたします。それでは、前回と同じように、項目ごとに議論をしていただこうと思います。まずは、先ほどの資料の1ページ、日勤の1か月の拘束時間について取り上げたいと思います。日勤の1か月の拘束時間については、事務局より前回、10月8日と同じ内容の提案がありました。この点について御意見はいかがでしょうか。お願いいたします。
○久松委員 両角部会長、申し訳ありません。1か月の拘束時間と1日の拘束時間、休息期間は、やはり相関関係があると思いますので、併せて意見とさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○両角部会長 承知いたしました。
○久松委員 よろしくお願いいたします。日勤について本日出てきました事務局の修正案については、今回の改善基準告示の見直しの趣旨から申しますと、メッセージ的には非常に弱いものになるのではないかと感じています。しかしながら、1日の休息期間、拘束時間と月の拘束時間を合わせて考えた場合、実務的には現行より確実に拘束時間の短縮が図られると思っておりますので、労側としては十分に検討ができるものだと考えているところです。


○両角部会長 ありがとうございます。これらの点は、労使の御意見がいちばん異なる所で、今日最も重要な論点ではないかと思いますので、活発に御議論いただければと思いますが、いかがでしょうか。久松委員、お願いいたします。
○久松委員 先ほど武居委員から御報告のありました20%程度の事業者が100時間の時間外労働が実際にあるということでしたが、同じような感覚を私どもも持っています。車庫待ち営業の実態のあるところは、丸々使っているかどうかは別として、やはり、1日の拘束などが長くなっているような実態がありますので、恐らく20%の事業者というのは、車庫待ち営業かそれに近い営業形態での事業所ではないのかなと想像いたします。したがって、また後ほど議題になってきますが、車庫待ち営業のところでの議論も含めて、そういった点を踏まえての議論をしていけばいいのかなとも思っています。


○両角部会長 ありがとうございます。久松委員、どうぞ。
○久松委員 武居委員、しかしながら、そもそも自動車運転者に改善基準告示というものがなぜあるかということを考えたほうがいいのではないのかということがあると思います。一般産業よりそもそも改善基準告示は厳しい、拘束時間、休息期間も含めた厳しい基準が告示となっています。それはなぜかというと、私たち自動車運転者については、過労運転を原因として事故が起こった際、利用客や他の交通に対して危険を及ぼすという、そういった大きな問題があるからこそ、一般産業よりも厳しい改善基準告示というものが定められていると理解しています。なおかつ、一般産業については、時間外労働の罰則付きの上限規制については、一般則45時間の360、例外的には720ということでありますが、なぜか年間の総労働時間として960時間と、ここで緩和されているというところが、そもそも疑問があるのですけど、その上で改善基準告示でしっかり安全に対してキャップをはめていけばいいと。
 その際には、休息期間であったり、1日や1か月の拘束時間を定めていった上で過労運転を防止して、利用者や他の交通への安全を担保していけばいいと考えておりますので、なぜ一般則より厳しい基準を作らなければならないかということを言うと、そもそもから議論がおかしくなってくるのではないかと感じています。



○両角部会長 ありがとうございます。まだ御意見はあると思うのですが、ちょっと整理させていただきたいと思います。まず、労働側は、今回出された追加案ではなく、先に出された案についてはどのような御意見でしょうか。
○久松委員 私と松永さんとで主張が少し離れてしまっております。私も冒頭で言いましたとおり、追加案はメッセージ的に弱いということを感じていて、今回、改善基準告示の見直しの結論を出しますと、恐らく次の改善基準告示の見直しは、自動車運転者も一般則の月45時間、年間360時間、特例で720時間、一般則のほうに合わすときだろうと思いますが、一体それは何年先なのだろうと。2024年の次、何年先なのだろうと思いますと、松永委員がおっしゃるとおり、私もこれまで主張してきましたが、この11時間には脳・心の問題も含めてこだわりたいと思っているところです。しかしながら、少なくともいつまでもそういった主張をしていて結論に至らないのであれば、実務的な部分で検討していく必要もあるのかなと感じているというところで、よろしくお願いしたいと思います。

○両角部会長 日勤の1か月の拘束時間、1日の拘束時間と休息期間については、双方とも御意見を十分に頂いたということでよろしいでしょうか。
 それでは、続いて今度は隔勤の問題に移りたいと思います。こちらも3つの論点を切り離さない方が良いかもしれませんね。隔勤の1か月の拘束時間については、前回と同じ提案となっており、隔勤は1日の拘束時間、休息期間についても前回と同様の内容で提案が事務局よりなされております。この点について御意見はいかがでしょうか。お願いいたします。
○久松委員 隔日勤務についてはこれまで何度も繰り返し主張させていただいておりますが、現行の拘束時間、2暦日の休息期間と拘束時間、全てが現行では到底受け入れられないと思っています。繰り返しになりますが、隔勤という身体的にも精神的にも負担の大きい勤務については、少なくとも休息期間は24時間確保すべきだと思っています。

○両角部会長 久松委員、お願いします。
○久松委員 このところちょっと隔勤の勤務について、現場のドライバーたちともよく議論はしているのですが、やはり先ほども申しましたように、今回改善基準告示の見直しがあったら、次は一体いつになるんだというところで見たときに、なぜ隔勤は現行どおりなんだと。働き方改革、時間外労働の見直しをされている中で、なぜ隔勤はこれまでどおりなんだという声は、やはりたくさん聞いているところです。私自身も隔日勤務でタクシー乗務をしていた経験者なのですが、昼夜通しての勤務で、家に帰ってきて体は疲れているのです。布団に入って寝ようとするのですが、頭が冴えて冴えて、2時間も3時間も夜が明けるまで本当に寝られないような状態で、精神的な高ぶりというか、疲労というか、そういうところからなかなか寝付けません。そういう話も最近よく仲間としているところです。そのように本当に特殊な勤務形態であり、過酷な勤務でありますので、今回の改善基準告示の見直しの趣旨から申しますと、現行どおりで、このまま放置するということは到底許せないと思っています。


○両角部会長 ありがとうございます。車庫待ちについて、ほかに御意見はありますか。
○久松委員 私からは、以前より車庫待ちの時間についてはこれでいいと、松永委員がおっしゃったとおりで、この事務局案でいいと思っているのですが、定義の部分です。定義については、先ほどの参考資料1の17ページの所に記載されているのですが、1つ目の○の中、その下の1つ目の黒ポツですが、「営業区域が広く、一旦出庫すると途中帰庫の機会がなく、勤務時間のほとんどについて『流し』営業を行っている実態でないこと」とされています。国土交通省で「流し」営業が実際にある地域か、地域ではないかというところは、人口30万人のところで線引きがされているのですが、これについて明確に事業所又は車庫の所在地が人口30万人未満の自治体にあることと定義を明確にしてもらいたいと考えています。国土交通省が定める営業区域の単位で判断しますと、実情にそぐわないというような実例が出てきます。例えばですが、神奈川県の京浜交通圏というところがあるのですが、横浜市、川崎市、横須賀市、三浦市が事業区域になります。横浜市370万人、川崎市150万人、横須賀市40万人、三浦市は4万人というところで、京急の駅が2つあるだけなのですが、そこは乗車頻度が非常に少ないということがあるので、丸々車庫待ちというような営業になっていますから、国交省が定める営業区域単位での判断ではなくて、先ほど申しました事業所又は車庫の所在地が、人口30万人未満の自治体にあることというように定義を定めていただきたい。そうすると、全国でほぼ実態に合うと考えています。


○両角部会長 ありがとうございます。ハイヤーについては、よろしいですか。
 それでは、その他についてです。これについてもたくさん修正がありますので、読み上げませんが、予期しえない事象について事務局から修正の提案がされています。これを踏まえて、御意見いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。久松委員。
○久松委員 私としては、休息期間の確保が必要ということが明記されたこと、それからまた具体的な事象の例が、より抽象的でなく本当に具体的な例として示されているということで、評価をしていきたいと思っています。これを前提に結論付けていけばいいのではないかと考えています。


○両角部会長 ありがとうございます。ほかにいかがでしょうか。
○久松委員 私も松永委員と同様で、以前の修正前の案の中では「予期しえない事象による遅延等」ということで、ちょっと曖昧な部分があり、その中で乗客の都合というものの解釈が生じたら嫌だなと思っていたところがありましたので、今回、具体的な事象の例にそういったものが入っていないことが明らかになりましたので、評価をしたいと思っています。


○両角部会長 御説明ありがとうございました。遡る形で、拘束時間、休息期間についても日勤・隔勤のそれぞれの考え方について補足的に説明を頂きました。それを踏まえて、また、御意見があれば頂きたいと思います。そのほか、予期せぬ事象についての御意見も、ありましたら伺いたいと思いますがいかがでしょうか。よろしいでしょうか。久松委員、何かありますか。
○久松委員 一応、事務局案の論議は終わったということで、次の点について1つお願いをしたいのですが、専門委員会、または作業部会の中で、私は最初の頃に累進歩合制度について検討をお願いしたいということを申していました。本日の参考資料1の最後の21ページに、参考として累進歩合制度についての資料が添付されています。これにあるとおり、左側の上、いわゆる93号通達において自動者運転者の賃金制度については、歩合給制度のうち累進歩合制度は廃止することとされています。
 なおかつ、この右上にあります平成26年、2014年1月24日付けの通達に記載されていますとおり、累進歩合制度については長時間労働やスピード違反を極端に誘発する恐れがあり、交通事故の発生も懸念されることから、廃止すべきこととされています。月例給の累進歩合制度については、これらの通達に基づき監督指導がされているところで、改善が進められているところなのですが、ボーナスや臨時給など1か月を超える期間ごとに支払われる賃金において、累進歩合制度を採用している事業者が多く見られる現状があります。賃金等は労働基準法で、「賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払う全てのものをいう。」と定められていますが、平均賃金の算定では臨時に支払われた賃金及び3か月を超える期間ごとに支払われる賃金が、また、時間外労働、深夜労働の割増しの算定や最低賃金法では、臨時に支払われた賃金及び1か月を超える期間ごとに支払われる賃金が除外されていることは承知しているところです。
 しかしながら、現実はタクシーの事業所において、ボーナスや臨時給などで累進歩合制度が採用されていることによって、例えば年次有給休暇取得の抑制であったり、4か月期間、半年間ですが、長期にわたってのトータルとしての長時間労働が助長されているという現状がありますので、働き方改革の目的を推進するためにも、累進歩合制度の対象にボーナスや臨時給なども含むことを明確にすべきだと考えています。是非、御検討を願いたいと思います。


○両角部会長 ありがとうございます。私がまた実態を分かっていないので恐縮ですが、歩合給の累進歩合というのは理解できるのですが、累進歩合的な賞与というのはどのような制度なのですか。
○久松委員 例えば6か月間の総売上げを合計して、150万以上はボーナスを5%支払いましょう、合計200万円以上だったら10%支払いましょう、250万以上だったら20%支払いましょうということで、ボーナスの支給率、そこも歩合になるのですが、その半年間、一定期間の成果に応じて歩合率が逓増していくというようなものなのですが、結果的に年次有給休暇を取ってしまいますと、年間20日取れるとしても、20日間消化してしまうと、もらえるボーナスが一段階落ちてしまうので、取らないでおこうと心理的に動いてしまうのが現状で、実際、私どもの加盟労組の中などでも労働条件改定の要求書の中に、ボーナス算定の際、義務化された5日間の年次付与、これについては仮想の売上げを加算してほしいなど、そうしないと休めないという要求を出している単組なども多いのです。ですから、やはり実態として臨時給、賞与の累進歩合制度が導入されたところについては、今、申しましたとおり年次有給休暇の取得が抑制されているという実態があるということです。

○両角部会長 これは改善基準告示の中に入れるのではなく、それと密接に関連する問題として議論するということでしょうか。
○久松委員 通達のところで何らかの反映があればいいと考えています。
○監督課長 改善基準は、経緯からして、もともと通達だったものを一部告示に格上げする形になって、かつ、そのときに通達で残っている部分もあります。基本的に賃金に絡む話というのは、告示ではなく通達で書いているという経緯があります。指導基準ではありますが、改善基準全体一体のものと理解していますので、告示であろうと通達であろうと、体系の中で見直すべきという点があれば、この場で御指摘を頂いて、できれば我々としても労使で合意された内容について、その通達も含めて考えていきたいと思っていますので、この場で最終的な取りまとめの中に、そういった点もあれば、告示に限らず、大きな点については含めていきたいと私どもとしても思っています。
 一方で、累進歩合については、久松委員も重々御承知かと思いますが、通常の賃金なのか、賞与なのかというところで、なかなか私どもとしても難しさがありますので、そこは御意見としては受け止めた上で、次回、どのような考え方、資料で御提示できるかというのは、私どもとしてもちょっと考えさせていただければと思います。
○両角部会長 どうもありがとうございました。まだ時間はありますが、今日、予定された議題については、御意見を十分に伺うことができたかと思いますので、本日はここまでとさせていただきたいと思います。今後のスケジュールについて、何かありますか。
○久松委員 すみません、一番重要な点である休息期間と拘束時間のところで、最終的にはまだまだ幅があるのかなと感じています。この幅のままで最終的に結論を付けていくというのもどうかと思いますので、今後のスケジュールですが、年度末にまとめるまでに労使で納得できるような結論が導き出せるように、もう少し、例えば何回かの議論をする機会を設けてほしいと要望します。
議事録全文はこちら⇒https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23840.html

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最初はちゃんとどピークでやってたが、げっでかいのやば~いっ💦💦 で、だんだんどピークから逃げて隅っこで乗るようにしてしまう最近とっても🐓なアラ還…😫

2022-02-20 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄8-17 Firewire POTATONATOR 6'0】目を覚ましたらなんと9時半、昨日は日付が変わる前後に寝たはず、我ながらよく眠れるもんだ、若いっ😂
カーリングの決勝を最後まで見たいと後ろ髪引かれつつ、せっかく波が良さそうでコンディション落ちたらやだと、部屋を出る時点ではめっちゃやる気満々で。


 で、久しぶりに一番にラインナップした頃もやる気みなぎって、最初は頭🌊くらいのどピークでやっていたが…


 しかし不意に入ってきた軽~く頭オーバーのめっちゃ水量の多そうな分厚いのを、インパクト脇のギリギリのショルダーで、すんでの所で、3本連続で回避できたのをきっかけに、自分のやる気スイッチは、ヒューズが飛んだまま、紛失…😱
もうそんなぶっ壊れたやる気スイッチを探す気にもならず、徐々に徐々にすみっこぐらしの如く、絶対にでっかいのを喰らわんところへ…


 チキン🐓って言われてもいい、アラ還としては、他のことはええけどとにかく孫達の成長をもう少し見届けたいし、一生懸命働いて金も貢がなあかんねん💦💦(波乗り中に溺死しても遺族にはあんまり旨味がないもんで…)
で、脱水してしばらく見ていたら、でっかいのはなくなって海はずいぶんと優しい表情になってきたが、もうええわ、今日は。



 午後から映画を一本観て、帰って少し走ろうかと思って映画館を出たら土砂降り☔
え~っ、仕方ない、このまま晩飯食いに行くかということにして久しぶりに「うな勝」へ、ここんとこちょっと鰻食いたいってなんてたもんで。
妙に🍺のつまみとなるここの空豆はいつも最初にオーダーしてしまうねんな(今日は少し塩味が足らなかったが)。
で、肝、ひれ、あばらの串焼き、これはいったい何匹分の鰻なんやろ?


 さて、いよいよ鰻重。
松にするか竹にするかさんざん悩んだが、前に松はあまりの量に食いきれずめっちゃ後悔したことがあったから(なんせ松は鰻が二段で敷き詰められている⇒この記事「楽しい波やったけっど、パドル疲れというよりなぜか歩き疲れた(笑) 2018-05-19」)、今日は竹でよいか~。
今日の波乗りは不甲斐なかったが、鰻でスタミナ付けたし、明日からあらためて頑張ろう💪


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☔降る降る🌊上がる上がる、のはずがちょっとまだやったなぁな生コン膝波

2022-02-19 | 脱線編1 波乗り報告🏄 地元平塚(湘南Boyやで~)

【🏄7-16 Grommet Simple Retro Fish 5'11"】【🏃Run5-11 10.29km 1:04:43 柳島~ビーチパーク】 爆弾低気圧で冬型が強まるのにともなって、南岸低気圧も通過するっていうので、前線での☔と、南岸低気圧によるうねりが強まるという予報。
夕方くらいには🌊胸くらいになるかなと思いつつ、干潮頃くらいから徐々にうねりの反応も良くなるだろうと思って浜に行ってみたが…😱
Riderは、スマイルいっぱいで「平塚のロコ・ソラーレ」と名乗ることを決意したビラ子さん、癒やされるかどうかは別として。


 🌊はまだまだ早かったか、な、膝。
しかもJunJunが入水して、かろうじて入っていたsetさえもなくなったというその原因になったJunJunが乗ったこの🌊が、本日昼頃のBESTってのはどうよ💢
そういえば、いい波、前乗り5本しても良いという契約の履行はまだやん、波ちょうだいって😂


 「よし、このうねり、行くぞ❗」って漕ぎだして「あれ❓波どこ行った❓❓」って迷子になる人が多数ながら、ま〇ださんはコンスタントに岸まで乗っていた。
やっぱ、波も美人には優しい…😁


 で、だからとんちゃんにもいい波が来たのに、なぜか北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル🚀となって日本の排他的経済水域(EEZ)に落下となった、ち~ん💦
ゴミになるからちゃんと捨てておいてくださいね😅


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職場で新型コロナウイルスに感染した方へ 業務によって感染した場合、労災保険給付の対象となります

2022-02-18 | 書記長社労士 労働災害

職場で新型コロナウイルスに感染した方へ
業務によって感染した場合、労災保険給付の対象となります ⇒ 労災保険給付の対象となります - 厚生労働省
 対象となるのは?
■感染経路が業務によることが明らかな場合
■感染経路が不明の場合でも、感染リスクが高い業務※に従事し、それにより感染した蓋然性が強い場合
※(例1)複数の感染者が確認された労働環境下での業務
※(例2)顧客等との近接や接触の機会が多い労働環境下の業務
■医師・看護師や介護の業務に従事される方々については、業務外で感染したことが明らかな場合を除き、原則として対象
■症状が持続し(罹患後症状があり)、療養等が必要と認められる場合も保険給付の対象

新型コロナウイルスに関するQ&A(労働者の方向け)
Q「複数の感染者が確認された労働環境下」とは、どのようなケースを想定しているのでしょうか?
A 請求人を含め、2人以上の感染が確認された場合をいい、請求人以外の他の労働者が感染している場合のほか、例えば、施設利用者が感染している場合等を想定しています。


 となっているが、労働相談の窓口には、「仕事で感染した可能性が高いのに労災を申請させてもらえなかった」、「陽性と判定されたスタッフがいるにもかかわらず、勤め先のお店がそのことを隠して営業を続けている」といった相談が寄せられているというし、コロナ感染が労災になるということを、勤め先も労働者本人も知らないケースが多いという実態がある。
そもそも日本国内の累計感染者数が400万人を超え、なおかつ職場クラスターが発生しているという報道や報告がかなりの数あるにもかかわらず、労災請求件数(2022年1月31日現在)で、医療従事者等で15,395件(うち死亡25件)、医療従事者等以外で8,662件(死亡125件)というのは少なすぎるのではないか、という問題意識を持っている。


 そういった議論を森屋隆参議院議員としていたところ、一度、厚生労働省に状況をヒアリングしてみようと言うことになり、2月16日、森屋隆参議院事務所に、厚生労働省労働基準局の労災担当の方にお越しいただいて、「労災認定の状況」、「感染症に関する保険給付及び特別支給金の額についてメリット収支率の算定に反映させないようになった経緯」、「労災申請から認定の手続きの状況」、「事業者への周知の取り組み」などについて、レクを受けた。
また、私の方からは、現場での実態や事例について、報告させていただいた。

 厚生労働省としても、ホームページやリーフレット作成などによって周知に努めていること、次の年度更新の際には適用事業所にすべてにリーフレットを同封しさらに周知していくとのこと。
また所轄の監督署で、職場クラスターと判断された場合や報道などで了知した際には、労災の請求勧奨を行っているとのこと。
しかしながら、今回のレクによって、課題や疑問も生じたので、今後どうしていくか、森屋隆参議院議員と相談しながら取り組んでいきたい。

 いずれにしても、コロナであっても ⇒ 「労災かくし」は犯罪です。 - 厚生労働省

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コロナの職場クラスターは労災になるんやけど、8月に相次いだデパ地下のクラスターは労災申請されているのか❔ 2021-09-22
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ノイズ 物語としては一応の結論には至ったが、じゃあこの映画は何を伝えたかったのかということは観ている方にゆだねられているのか…。

2022-02-17 | 🎥いい映画観てますか?(邦画)

【🎦7 2022/02/09鑑賞】 猪狩島に暮らす青年・泉圭太(藤原竜也)。生産を始めた黒イチジクが評価され、島が5億円の地方創生推進特別交付金を受けられることになり、彼は過疎化に苦しむ島の人々に希望を与えられた喜びをかみしめていた。そんな折、小御坂睦雄という男が島に現れる。圭太と猟師の田辺純(松山ケンイチ)、警察官の守屋真一郎は、不審な言動の彼を警戒していたが、誤って殺してしまう。殺人を隠ぺいしようとする3人だが、殺人鬼で元受刑者だった小御坂の足取りを追っていた県警が島に乗り込んでくる。


 筒井哲也の「ノイズ noise」(ヤングジャンプ)を原作とした映画。
過疎化で衰退する日本の離島。故郷の復興を賭けた果物の栽培に成功し、島民の希望を一身に背負った農家の青年が、よそ者の元受刑者を誤って殺したことから窮地に陥る…平穏な島に暮らす青年たちが犯してしまった殺人が、彼らや島民の運命を大きく狂わせていくというサスペンス。


 この作品で言う「ノイズ」とは、人の悪意ということなのか、邪魔者ということなのか…。
最初の殺人の時には、冷静に考えれば他に解決法はあったはずだが、その後、とことん泥沼に填まっていく様を、淡々と心理戦のごとく描くうちに、観ている方は非常に焦る。
そしていつしか邪魔者を排除しようとする展開になっていくうちに、救いようがないカオスに…。


 底意地の悪さを忍ばせる、もはや救いようがない物語。
欲を言えば、村社会特有の不気味さがもっと醸し出されれば良かったが、それは昭和なら通用したが、令和の今では説得力があったかどうかは微妙なので、評価からは差し引いておくべきなんだろう。
隅々まで実力派のキャストが各々でしっかりとした演技をしてくれていたおかげで、説得力のある映画だった。
物語としては一応の結論には至ったが、じゃあこの映画は何を伝えたかったのかということは観ている方にゆだねられているのか…。


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