労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

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TENET インセプションがタイムトラベルものとして画期的で斬新であって伝説になると思っていたのに、この映画は軽々と超えてしまったかも…

2020-09-28 | 🎥いい映画観てますか?(洋画)

【🎦25 うち試写会1】10時半からの会議出席のために福岡空港7時00分発の飛行機で東京に戻ってきたが、その会議が11時55分開会となった…もう1本遅い飛行機で間に合ったやん。

 ウクライナでテロ事件が勃発。出動した特殊部隊員の男(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、捕らえられて毒を飲まされる。しかし、毒はなぜか鎮静剤にすり替えられていた。その後、未来から「時間の逆行」と呼ばれる装置でやって来た敵と戦うミッションと、未来を変えるという謎のキーワード「TENET(テネット)」を与えられた彼は、第3次世界大戦開戦の阻止に立ち上がる。

 クリストファー・ノーラン監督が描くサスペンスアクション、「TENET」というキーワードを与えられた主人公が、人類の常識である時間のルールから脱出し、第3次世界大戦を止めるべく奮闘するという映画。
政府の秘密組織から極秘ミッションを任された名もなきスパイが、過去と現在の時間を逆行させることで、世界破滅を目論む黒幕の陰謀を阻止しようとするのだが、とにかく複雑、冒頭部のオペラ座のテロ事件からして、「こりゃ、やばいな…」って。


 彼自身の2010年の作品、「インセプション」をより複雑にしたような構造、ストーリーやコンセプトは容赦ないくらい重層的かつ難解なため、一度見ただけで、この物語を完璧に理解できる人が絶対いないやろ~!
劇中で語られる設定的ルールが多く、物理学なのか、なんなのかわからんが、ひと言を聞き逃すとちっともわけわからんなる、ってか聞き逃さなくてもわからん…。
いや、しかし、タイムトラベルものの概念を軽々と超えている、タイムリープ映画も数々あって、時間旅行の表現方法や理屈もだいたい定番通りながら、そんな中でインセプションがタイムトラベルものとして画期的で斬新であって伝説になると思っていたのに、この映画は軽々と超えてしまったかも。


 タイムパラドックスについて、どうけりを付けるのかってのが注目しながら、順行と逆行をひとつの画面に納める斬新的な演出にのめりこんで、ついついパズルのピースを埋めていくという最重要脳内作業がおざなりになっているという焦りの中、ノーラン・マジックによって2時間半の尺が一瞬に過ぎていった。
とはいえ、明らかに展開に矛盾はあったし、過去か未来か説明できない重要なシーンもあり、そんな理屈に引き摺られてしまうとますます映画に集中できないしってことで、こりゃ、あと数回見ないと納得はいかないこと必至。
クリストファー・ノーラン監督、こりゃまた困った映画を突きつけてしまったな~😱

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