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雇用調整助成金の特例延長と、第2次交通政策基本計画閣議決定が、本日、報道発表されたが…

2021-05-28 | 書記長社労士 労働組合

 今日は心待ちにしていた報道発表が、厚生労働省と国土交通省からあった。

 一つ目は、厚生労働省は「7月以降の雇用調整助成金の特例措置等について」
予想通り、7月一ヶ月だけは現行の特例は延ばすが、8月以降は別途検討。

「新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金・緊急雇用安定助成金、新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金の特例措置については、5月・6月は特に業況が厳しい事業主等に対し特例を設けつつ、原則的な措置の水準は一定程度抑えることとし、その上で、7月以降の助成内容については通常制度に向けて更に見直しを進めていく旨公表していたところです。
今般の緊急事態宣言の延長等を踏まえ、7月についても、5月・6月の助成内容を継続することとする予定です(別紙)。
8月以降の助成内容については、雇用情勢を踏まえながら検討し、6月中に改めてお知らせします。」
(注)事業主の皆様に政府としての方針を表明したものです。施行にあたっては厚生労働省令の改正等が必要であり、現時点での予定となります


 自分は、労働政策審議会職業安定分科会の労側委員であることから、公表の直前には知らされていたのだが…。
何度も指摘しているが、「雇用情勢を踏まえながら」という点については、コロナ特例の雇用調整助成金で悪化していないだけで、特例を解除したら、雇用情勢は「阿鼻叫喚」な状況は明らか。
政府は、財源の問題も踏まえて、今後の対応を考えた貰いたい。
うちとこの現場からも、雇用調整助成金をあてにした経営計画では、金融機関から運転資金の融資に難色を示され、特例措置がなくなることを想定した事業計画の見直しを求められている、という報告が日増しに増えている。
「8月以降はまた検討」ってな悠長なことでは、企業は、雇用は、耐えられないってことを、政府はいい加減理解して欲しい。

 二つ目は、国土交通省「令和7年度までの交通政策の道しるべとなる計画策定~第2次「交通政策基本計画」を本日閣議決定~」だ。

 交通政策基本法第15条第1項において、政府は、交通に関する施策に関する基本的な計画として、「交通政策基本計画」を定めることとされています。 
 交通政策基本計画は、交通に関する施策を総合的・計画的に定めた政府としての初めての計画であり、同計画の着実な実施により、我が国が直面する経済社会面の大きな変化に的確に対応し、将来にわたって国民生活の向上と我が国の発展をしっかりと支えることができる交通体系が構築されることが期待されています。


 この第2次交通政策基本計画は、「令和7年度までの交通政策の道しるべ」と謳われているが、内容的には、すでに取り組まれていること、制度設計が出来ていることには、具体的な取り組みや数値目標が記載されているが、それ以外のことは漠然としていて、とてもじゃないが「道しるべ」との評価が出来ないと、自分は思っている。
その上、本日、国交省のメール通信で閣議決定されたことを知って、リンクをクリックしたら「Not Found」、いきなり道に迷ってしまった…。
どうなってるんだ~💦って思いつつ、しばらくしたら、報道発表のページにはようやく行けたが、そこに貼られたリンクをクリックすると、またNot Found、二歩目で、また道に迷ってしまった、交通政策の道しるべ…😱


 労働政策審議会職業安定分科会、労働政策審議会労働条件分科会自動車運転者労働時間等専門委員会についての、4月27日付けの人事異動通知書が、厚生労働省から今頃(5月26日)郵便で届いた。
なぁ田村君、自分で持って来いよ😆
そうそう、田村君、労働保険審査会と社会保険審査会の参与の辞令は、まだ来てないよ。

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