日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

能力の開発には家庭教育が重要

2006年12月12日 | Weblog
これからのビジネスで求められる3Cとある。
1.Creativity  創造力
2.Communication コミュニケーション力
3.Cool     美的センス
自らは職場で営業に、語呂合わせで「創造力」と「想像力」と言ってきた。
相手の欲しいもの、願いを推察するコミュニケーション力と想像力は重なる。
最後のクールは提案書の品質といえそう。

これらを育てるための家庭環境として、山田さんの挙げるのは、
新しい能力をつけるための家庭環境
1.親が家で本を読んでいる。 → 創造力 
2.親が家庭内で知的会話をしている。→ コミュニケーション力
3.親が展覧会やコンサートに連れて行ってくれる。→ 美的センス

ふむふむ。
ま、この条件は何とか子育てでクリアしてきたか。
1.本は溢れているし、古典を読めと躾けてきた。いっしょに本を読んだ。
  今も大人になった子供とは読書仲間。
2.知的かどうか分からんが、子供は会話に対等に割り込みたかったと言ってる。  ご近所も含めた団塊の世代付近の集団行動で、子育ても集団であった。
3.親がコンサートをやってきた。よく行った。子供もコンサートに出る立場。
とまあ、満たしているようだ。
孫たちに向かってはどうなってるかな?

山田さんの言うことも良い指標だが子育てにはもう少し人間性を加味したいもの。
自分で考えて実行する行動力に加えて、優しさ、思いやり、それにハングリー精神。モノの溢れる現代日本でどうやってハングリーな気持ちを持たせるか、知恵の出しどころ。