日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

参議院選挙で、世の中は盛り上がってる?

2007年07月24日 | Weblog
それにしてももともと内閣の構成要素がぼろぼろだたっということなのか、あるいはたまたまそういうことが暴露されやすい人達だったのか、支持率の低下も致し方なしという気がするが、本来の選挙の争点が見えてこない。

結果は数字であり、民主主義のルールは過半数など判断基準が厳然として存在するが、双方の主張が重なり区分けして見えない気がする。
問題は本来争点とすべき国の行く先などがすっかり霞んでしまったからであろう。

とはいえ、年金問題は安部内閣の責任とは言いがたいし、歴代内閣の責任でもなかろう。組織に閉じて無責任な年金制度を画策して国民の金を集めるだけ集めて無駄使いをしようとした方向を誤った官庁官僚の問題であって、歴代の長官が責められるべきというところまでは分かるし、知りながら手を打ってこなかったところは追求すべきだと思う。しかし、政治の問題とはいいがたいのではないだろうか?
いわゆる国民はあまりの腐敗、無責任に戦後自民党政治の無責任を感じているのかもしれないし、今の内閣に求めるのは相互に金切り声を上げている今後の進むべき道だと、理性では判っても現体制を変えてみたくなるという気がするのだろう。

というようなことで、いやけがさして今回の選挙は無関心層に入ってしまいそうだ。
ネットでは盛り上がっているというが、レベルが低い醜悪な選挙戦のどこで盛り上げっているのか気になるところだ。要するに体制変化の兆しが垣間見えてお祭り騒ぎの一端をちょこっとでも担った気になる感じなのか?

  志(こころざし)はどこにあるのだろう?

数を獲得するためのハウツーばかりが見えてくる。

それでも日曜日は出て行くのだろうな。
本日は愚痴と知りつついらいらする気持ちを書いてみた。