日本の進路を考える

戦後70年が過ぎてもいまだに自立できない日本を考える。

菜種軽油で環境保全

2006年02月26日 | Weblog
早朝のTVで知った。名古屋のトラック業界で進める菜種軽油による無公害運輸。石原東京都知事のパフォーマンスですっかり有名になった黒煙トラックガスを軽油から菜種を原料とする軽油に変換することで環境に優しい運輸ができるとトラック業界のおじさんが立ち上がった。残念ながら、既にドイツでは実現されていることだと報じていたが、日本でも休耕田の活用、菜種オイルの生産性向上、環境補助支援など色々な組み合わせで未来を切り開こうという試み。いいな。
菜種だと何が良いかというと、二酸化炭素の増大がないこと、菜種が成長する過程でで吸収した二酸化炭素を排出することで、地球環境としては平衡が保たれているという画期的なエンジン駆動ということ。しかもエンジンも極めてクリーンで様々な害毒が一切無い、食用と同レベルの優しさ。世界中に普及して頂きたいもの。もちろんこういう動きにはメジャーといわれる石油産業が潰しに来ることだろう。
石原さんの出番かもしれない。