ホワイト サマー ヤードバーズ レッド、ツェペリン ジミー、ペイジ

ホワイト　サマー　ヤードバーズ　レッド、ツェペリン　ジミー、ペイジ

前略
　今後は梅雨から本格的夏へと移行して行く事でしょう。私の様なロック世代に生きた
人々は夏と聞くとジミー、ペイジのホワイト、サマーを想起されるかもしれませんね？

　大英帝国のロックバンド、ヤードパーズははエリック、クラプン。ジエフ、ベック。
そしてジミー、ペイジ等の有名ロックギタリストを輩出したロック史に残るバンドとし
て古いロック通にはよく知られております。

　私も大阪でレッド、ロバート、プラントとジミー、ペイジのライブ演奏を聞いた経験
がありますが、彼らの歌や演奏よりも当日場末の路上で１人生ギターを弾きながら歌っ
てた人が生々しく印象に残っています。私の音楽価値観や社会概念としては有名無名に
関係なく世の中の風評や時代の流れに惑わされる事なく本物、真実、現実を看破する事。
つまり自分の心の奥の本心に忠実に音楽を聞いたり歴史を研究したりする事にあります。

　ネズミ一匹が突然、岡から港に走りだし海に飛び込んで死んだ。その後方にいたネズミ
も我を失い我も我もと連続して次々水死する寓話は有名ですがネズミも人間も同じ哺乳類
です。その様子を岡の上から冷静に観察記録していた一般社会からは馬鹿と言われている
人は本当は世の中を大観できる賢明な人物で『凡愚大悟』なのかもしれません？

　暑苦しい夜に、ヤードバーズの最期のアルバム『リトルゲーム』を聞いてみませんか？
そこには霊的な霧ヶ峰やカシミールやスノードニア山の心地良い涼風が吹いているかも？
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長谷川博美