鎌刃城の結界石をさがす
▼行市山城の壁状土塁 写真長谷川銀蔵
◆長谷川
城跡に行くと立石が山尾根
を塞いでいたり境界石を目撃
したりする事がある東近
江の佐生城に至る尾根には
石壁のような立石が存在
した。果たしてあれが城の
霊的な結界と言えるかは
未だ明にはなっていない。
◆長谷川
佐生城には尾根先に築城を
された欠点があり高所から
攻めれたら落城に至る地形
と言える。普通堀切を用い
尾根を物理的に遮断するの
が城郭の通例である鎌刃城
も尾根続きが存在して城郭
の防御として佐生城の様に
欠点を持っている事にある
勿論鎌刃は7重~9重の掘削
堀切で防御しているが城郭
には岩の霊力を借りて結界
を形成するものが存在する
その代表例は日本各地の城
の入口桝形に鏡岩が存在を
する事にある。鎌刃城には
堀切多数あるもこの様なる
霊力起源の立石が有るのか?
それを知るには堀切の一番
城外側に鏡岩のような役割
をした呪術性のある結界石
があるのか?私は一番城の
外に存在する堀切に調査に
出かける事にしたこれ事前
の推理で果たして現場には
避邪「へきじや」外敵を霊
的に避ける結界石があるか
探しに行く事にした。最も
外にある堀切には立石が存
したこれが結界石か確定は
ではないが結界石は日本中
の各所に存在し物見岩とか
首置き岩に名を変えて存在
する。城の門に鏡柱が常用
されねの僻邪思想と言える
天正4年織田信長は
安土築城に際して蛇石なる
巨石を運搬した記録が信長
公記には存在するのだが?
その巨岩が未だに確認確定
していない。磐倉や霊石を
城の守護石とする事は古来
より伝わるがこれらの研究
は城郭民俗学という分野を
新たに創設して考察する事
が肝要と思われる。城とは
古来よりただ防御施設のみ
ではなく霊域や聖域を形成
して祝術的に守ろうとした
僻邪思想が存在したと考察
するべきではないだろうか?
城には鬼門除け
鬼瓦 雌雄の鯱
など霊的に災難
を防ぐ工夫が存在
した事を再考したい。
結界を形成して注連縄
しめ縄を結び縄張を
形成していく過程こそが
結界起源の城郭であろう
羅城が結ばれているから
こそ結構が形成される
城郭の曲輪が形成され
る内郭を内輪と言い
外郭を外輪とも言う
聚楽の結構と言われる
また蓬左文庫には
主図合結記と呼ばれる
城郭縄張集が存在する
城は堀切で外界と区切
る結界を形成している。
また辰巳、丑寅の様な
方位学家相学を用いた
櫓の名称が非常に多い。
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