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縄文時代遺跡発掘体験記
某年某月某日梅雨の合間をぬって東海地方の縄文
遺跡発掘の仕事に出掛けた米原は曇天なれども発
堀現場は30度を超える高温の天候で終日高温で、
疲労困憊した。体調を壊しそうな一歩手前の状態
でパソコに向かっている現状、早速発掘レポート
報告をしたい。先ず敲石(たたきいし)下図上段
が出土した。是は胡桃「くるみ」を割る道具であ
る。私の検出した遺物は石の表裏に一㌢程の凹部
が付いており胡桃を打ち砕いた石器である事が即
解った。次に凸帯紋のあるローマ字のyを思わせる
紋様の縄文土器を検出した。なかなか味わいのある
蕨手紋様を思わせる縄文式土器であった。更に次に
白赤混じりあったチャート石製の非常に鋭利な石器
を検出した。発掘現場で体力を消耗しても遺物が出
土すると人間とは精神が高揚するものだ。私が今書
いている分野は考古学に属する分野であるが巨大な
城郭遺跡を直接見る観察する事も考古学の一分野と
私は考えている。
▼城郭遺跡を解説するブログ著者
スマホ時代の城郭
長谷川
コンピューターを通過せずに携帯をスマホに
変更する人はスマホにもネット社会でも良い
意味でも悪い意味でも初心者と言えると思い
ます。
対談者
初心者の良い所は、良い師匠に巡り会えれば
素晴しい素質やその世界の一流見識が得られ
る事にあります。素人だから初心者だから伸
びて行く伸びシロがある。つまりは発展要素。
世阿弥の初心わするるべからずが非常に重要。
人生100年時代ですから貴重な時間を深く味わ
いたと願っています。映画でもレコードでも
再々同じ作品を鑑賞しても、本当に良い映画
や音楽には再鑑賞に耐えられる深奥が熟度が
あるんです。発酵している。充実した世界が
長谷川
確かに母親を亡くした小鴨たちは木の形の鴨
を母親だと認識して追尾して行く本能を持っ
ています。人間が初めて『城』を認識した時
に建物が城だと認識した人は終生建物のそれ
が『城』なのです。しかし中国を起源とする
城の文字は土+成=城であり城が元来石垣由来
つまり城は石垣がルーツではなく中国の古代
都市国家、が土手「土塁」に囲まれた街を城
が城の原型であさった事にはなります。勿論
岩盤の上に気付かれた古代の要塞の様子は砦
と言う石を用いた文字から成立しております。
対談者
失礼かと思いますが長谷川先生は日本一無名
の城郭の先生かと思います。しかし現地城郭
遺跡を解説されたら目の覚める解説をされて
知る人ぞ知る、超絶の世界。奥の細道のその
奥の院で研修する知られざる修行僧のような
奥義を知っておられます。野球やスポーツで
言う誰も会得できないセンスを持っている人
だと思います。城址解説でも極め初心者の人
に対峙し極めて知識深い人よりも更に含蓄が
深い。城郭調査を幼少期から繰り返してきた
人の城址解説は、やはり一味もふた味も違う
それは時に一般社会からは理解しずらい面も
あるかと思います。そこを我々は克服したい。
参加者
私は初心者の意味が解ります。長谷川先生と
ある城に何度も何度も見学に行くと行く度に
解説される部署やパーツが非常に多いんです
城郭ハイキングとは全く別の世界に引き込ま
て行きます。簡略さ、安易さ、の城址行楽か
ら入った城址巡り趣味の人とは、全く別世界
が底深く広がっている事に驚きます。先日の
玄蕃尾城なんかも測量図にあるコンタ「間隔」
には無い現実の実際の城郭遺構のカタやコシ
を目の当たりに学習する事が出来ました。玄蕃
尾城を行楽の現場と捉える事も、学習の現場と
捉える事も個人の嗜好や趣味や目的が各自異な
りますが、私は行楽で城址に行きタイプの人間
では無くて、人生100年時代です。一城を通過
通りすぎ走り去る見学ではなく遺跡遺構を吟味
して、深く味わう、大人の城郭鑑賞をしたい!
スマホ時代の城郭
ガラ系からスマホ系に携帯を変更される
人も居られる事かと思います。城郭見学の
予定を知りたい人インターネットアイコン
に触れて検索欄に
城郭 長谷川 を入力 検索すると
城郭 長谷川博美 基本記録が登場します。
特に読んで頂きたい記事は安土城ビスタ論
などでしょうか?簡易な記事の中に未知の
城郭研究の深奥が潜んでおります。その点
は自身でお読みになり「気付き力」を活か
してお読み下さい。夜間に敵陣の松明篝火
の多く燃えるを見て、当然の事ながら大軍
ありと判断する将は軽率な将器と言えるで
しよう。篝火いよいよ激しく燃える敵陣は
既に、もぬけの空になり敵が既に眼前に迫
っている場合もあるのです。単純な事です。
12345と城が分布している。
もし既存の分布が135なら「12345」と発想
する。アイウエオならば
ア城イ城ウ城エ城オ城が存在するのは必定。
単純な事に単純に気付く力が無ければ空論。
単純な事です。
城址に看板/石柱がある。でもそれは現代の
ものです。本当に石柱位置に城があるのか?
単純な現実に気付いて下さい。
歴史は看板石柱を見る事が歴史見学ですか?
城は土+成=城の漢字なのです!土を見る事。