広小路歯科 院長の雑記帳  (豊橋の歯科医院)

休診日:木、日、祝日
診療時間:9時~12時 2時~7時
*土曜は5時まで

クラインガルテンで行こう! 2018 【ラッカセイ収穫】

2018-10-31 13:50:20 | 家庭菜園
まずは菜園の近況から


ハクサイは葉を大きく広げています。


ダイコンは蒔き直した株も順調です。

で、ラッカセイですが


株も枯れ始め収穫時期を告げています。


今年は台風などの影響で今一つと言った感じ。


それでも、これだけの収穫ができました。

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執筆オファー?

2018-10-26 11:01:36 | Weblog
とある出版社から医院に電話が入った。
先般ブログにも書いた「ドクターズファイル」やこの「院長の雑記帳」を見たとの事。
その中の朝日新聞への投稿も見て頂いたらしい。
本を書いて出版しませんか?というお話だった。

聞いた話を総合すると出版業界で言うところの共同出版のようだ。
単なる自費出版とは違い、全国書店の販路に乗るようである。

これは千載一遇の作家デビューのお話しか!!と思ったがそうは問屋が卸さない。

先ほど述べた共同出版というのは作家の費用負担が発生する。
あまり詳細を書くと先方も御商売なので差し障りがあるといけないから大まかに書くが…

初版数千部で200ページの本を出すに当たってのこちらの持ち出しは数百万円。

無名の作家の本なんて売れるかどうか判らないので出版社だってリスクは負えない。
当然と言えば当然の話である。

こちらの持ち出しが無ければ食いつく話であるが、私の壮大な夢の”目指せ!渡辺淳一”は壮大な夢で終わってしまうようだ。

それにしてもである、出版のプロが話を持ちかけてくること自体喜ばしいではないか!

箸にも棒にも掛からない文章ならば出版社だって声すら掛けてくれないだろう…
気は持ちようだ。
わずかではあるが、出版のプロに私の文章が目に留まったのだ。

温めている企画が無いわけではない。
文字に越して色々な出版社に売り込んでみようかなどと良からぬことを考えてもみたりする。





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さりげなく10周年

2018-10-22 14:25:06 | Weblog
医院のリニューアルから10年経ちました。
家族もスタッフも患者さんも気づいていませんw

何か記念イベントでもやりゃ良かったかな…

そんな訳で心の中で密かに祝う10周年でした。

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停電顛末記

2018-10-02 11:17:53 | Weblog
まずは、今回の台風によって被害に遭われた方にお見舞い申し上げるとともに
昨日、停電の為に臨時休診でご迷惑をお掛けした患者さんにお詫び申し上げます。

9月30日

台風による風雨も強くなって来た為、早めに風呂も済ませ就寝準備をする。
電気ランタンや懐中電灯は準備をしておく。
自室に入り船舶無線(国際VHF)を傍受。
強風により走錨が発生しており、機関を始動し錨を打ち直す船舶が数隻居るようだ。

23:15
明かりが消え無線機の電源も落ちる。
ついに我が家も停電状態となる。
明朝には復旧するであろうという希望的観測をもって携帯ラジオでNHKを聞きながら就寝。

10月1日
5:00
早くから目が覚めた。
停電状態は続いている。
診療開始に間に合えば良いのだが…

6:00
子供たちの小学校は台風を見越して給食なし弁当持参である。
タイマーセットしてある炊飯器は仕事をしていない。
内釜の水に浸った米を片手鍋に移す。
ガスコンロと片手鍋で米を炊く。
こんな時は何十回と野外で米を炊いているので全くの不安はない。

7:00
妻の携帯電話に学校から暴風雨警報解除なので学校ありとのメールが配信される。

7:10
再び学校からメール。
各家庭の停電と通学路の信号機が停電しているので臨時休校との事。


8:05
停電は継続したまま。
スタッフの一人が出勤。
彼女の家は大丈夫との事。
停電復旧が判るように一か所だけ明かりのスイッチを入れて置くように指示。
これはいつも通りに全てのスイッチを入れて置くと復旧時の過電流などで機器類が破損するのを防止する予防策だ。
タイムレコーダーは動いていないので手書きを指示する。

8:15
スタッフ2人目が出勤。
彼女の家も大丈夫との事。
途中の信号機は軒並みダウン。

8:40
スタッフ3人目が出勤。
彼女の家は昨日20時台から停電状態継続中との事。
やはり途中の信号は軒並みダウン、激しい渋滞に遭遇したとの事。

とりあえず、スタッフが全員無事に出勤を終えた事に安堵する。
相変わらず診療所の停電状態は継続している。
この時点で午前中の回復は無いと判断。
午前中を臨時休診として対応を開始。

朝一番のアポイントの初診の患者さんに電話連絡。
診療所の電話もダウンしているので、私の携帯電話を使ってもらい受付担当に連絡を取ってもらう。
他の午前の患者さんにも順に連絡。
連絡のつかない患者さんは少数。
来院されたら受付で対応することにする。
明日以降の復旧の確約は無いためアポイントの取直しは数日以降とする。

9:00
レセプト業務(診療報酬請求書類作成)の為、医療事務担当者が出勤。
レセプトコンピュータではなく手書きなので通常通り業務をしてもらう。
アナログは災害時に強い事を改めて実感。

いわゆる塩害の為に窓が汚れているのでスタッフが掃除を自主的にしてくれる。
可能な業務を見つけてまでしてくれるスタッフに感謝。

持病のある患者さんの主治医からの情報提供書を持参した家族が来院。
病院の口腔外科へ病診連携室を通して紹介予定であったがFAXも使えないため翌日以降にFAXをして病院の予約を取る事を告げる。

10:50
いつもスタッフの弁当を届けてくれる弁当屋が来ない。
携帯電話から弁当屋に電話をしたが不通。
どうやら弁当屋も停電被害に遭っているようだ。

11:40
午前中の最終アポイント時間が経過したため入り口ドアに停電により臨時休診する旨の張り紙をする。
張り紙には改めて連絡頂くように付け加えた。

スタッフ用のお弁当も来ないようだし、通勤路の信号も点いていないようなので、スタッフを帰すことにする。

12:00
昼食は家で焼きそば。
肉や野菜類は痛む前に積極的に使う。
オール電化だとこの時点ですでに詰んでいる。
いや、朝食の飯炊きの時点でアウトだ。

13:00
昨夜はあまり眠れていないので昼寝を決め込む。
1時間ほど睡眠を摂った。

15:00
依然、停電は復旧しない。
スタッフの話を総合すると市内でも所々が停電しているようだ。
夜に備えて乾電池を買いに豊川市のホームセンターへ車を走らせる。
比較的大きな交差点も停電してるが警官の誘導はない。
譲り合いの精神を皆が発揮していて秩序が保たれている。
災害時の日本人の冷静さを海外メディアが称賛するのもうなずける。
ホームセンターは通常営業。
単3乾電池、単4乾電池を1パックづつ購入する。
天気は良いのでついでにハクサイの苗を8株購入しその足で菜園に向かう。

15:30
菜園でハクサイを定植し、ネットを掛ける。
約1週間前に播種したダイコンは強風でほぼ壊滅状態。
後日蒔き直すことにする。

16:30
明るいうちに風呂に入る準備を開始する。
深夜電気温水器なので湯温の確保ができてない可能性が大きい。
湯温が低ければガスコンロで大鍋に湯を作る時間を見越して早めに行動する。
幸い深夜電気温水器タンク内の湯温は問題ない。
順次、家族に風呂に入ってもらう。

この間、小屋から発電機を引っ張り出す。
燃料を補給する。
試運転、大丈夫だ。
延長コードと蛍光灯型電球の付いたソケットも用意する。

スーパーカブも小屋から出して庭から室内を前照灯で照らせるように配置する。
発電機が不調になった時のバックアップだ。

17:30
早めの夕飯の為に飯炊き開始。
ガスコンロと片手鍋さえあれば余裕である。

18:00
いつもより早めの晩御飯。
冷蔵庫の肉、野菜、豆腐を使って水炊きである。
食卓にはカセットコンロ。
そして電池式ランタン。
室内照明は発電機と蛍光灯型電球の組み合わせで不自由はない。

洗い物の時は蛍光灯型電球を台所に移設。

20:30
子供たちは2階に上がって就寝するようだ。
溜まった洗濯物をまとめてコインランドリーに妻を載せて車を走らす。
表通りは電気が点っており日常の生活が繰り広げられている。

1件目はすでに全ての洗濯機が使われていたので次の候補地に向かう。
幸いすぐに使える洗濯機が有ったので洗濯を開始。

21:30
帰りしな町内を大きく周って停電区域を見定める。
牛川の洗島、若宮は大通りの電柱から供給を受けているであろう世帯以外は暗転している。

22:00
帰宅後、洗濯物を片付けてから牛乳を鍋で沸かしてインスタントコーヒーと砂糖を入れて頂く。
これ以上、牛乳を常温近くになった冷蔵庫に放置しても無駄にしてしまうからだ。

我々も寝室に上がって就寝とする。
ラジオのニュースでは静岡も大規模な停電が発生しており全面復旧に数日を要すると伝えている。

23:00
明日の診療ができるのかが気になりつつ眠りにつく。

10月2日
3:00
突然部屋の明かりが点る。
時計を見ると午前3時、どうやらこの地域も停電が解消されたようだ。
ようやく28時間近くに渡った停電生活から解放された。
深夜まで休みなく復旧作業に携わった電力会社作業員に感謝をしつつ再び安堵の眠りにつく。

~完~




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