2009年9月1日撮影
野積室牧お主とわたし
逢うて落合(おっちゃ)のオワラ夕涼み
小川千甕
「17」の歌碑のある越中八尾郵便局を通り過ぎて、どんどん行くと西新町となる。更に進むと道が二またに分かれる。
その二またの真ん中にこの碑は建っている。
ここに来ると、なんとなく軽井沢の追分宿の「分去れ」を思い出す。
そういえば十数年前、追分宿の骨董店でこんなものを買った。
富山県の県鳥であるライチョウを象った「文鎮」である。
裏面を見ると、「・・青年会議所認承証伝達式紀年」とある。富山に関係するものを他県で目にするのは何故か新鮮な感じがして、思わず購入してしまったのを覚えている。
他におきぐすりの箱も売っていたと思うが、それは買わなかった。
軽いものより、重みのあるものの方が好きだからだ。
話が横道に逸れすぎたので元に戻す。
落合(おっちゃ)とは、西新町の先にある地区の地名である。
西新町版分去れを右にどんどん行くと山吹橋(釣り橋)の上流の橋に出る。
高熊落合橋だ。
ここを渡ったところが高熊落合地区で、ここで野積川と室牧川が合流して井田川になっている。
まさにこの風景と男女の出逢いを重ね合わせた唄である。
野積川
2008年5月3日撮影
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