更に奥に進むと神社がある。
婦南鎮霊神社
神社の左側、公園の一番北の方のエリアである。
一番手前に見えるのがこれ。
乃木大将手植之松
その由来については『続 八尾町史』に記述があるので、失礼ながら転載させていただく。
日露戦争たけなわのころ、上新町石戸長太郎は愛国の情おさえがたく、人知れず戦地の兵士に激励の手紙や防寒用真綿を送って慰めていた。
明治三十九年六月二十四日、突然たったひとりで飄然と乃木大将が石戸家を訪れ、出征中の将兵達への好意を感謝したので、はじめて町民の知るところとなったという。
大将は、この日山に登り、日清戦役記念碑のかたわらに植樹したのがこの松である。
なお、下山の時は墓地道から社会体育館裏へ下りたので、以来、この坂を「乃木坂」と呼ぶようになった。
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