(西町は屋根まで提灯が取り付けられている。)
先頭の提灯山が上下の坂にさしかかり一時停止しているその時に、脇を抜けて鏡町へと戻る。
獅子舞の締めである公民館での神前囃子を聴くためである。
明かりが消えた公民館の中、鏡町衆が集まる。
その外の最前列で待機する。
建物を震わすほどの太鼓の音が鳴り響き、それに三味線、笛の音が続く。
ようやく長い一日が終わった、という思いと、まだまだ名残惜しいという気持ちとがその音に入り交じっているようだ。
ちょっと寂しい気分になる。
囃子が終わり明かりが点されるとおきんさが始まる。
目出た~目出た~の、若松様よ~、と、曲調もだいぶ変わり、気分が持ち直す。
おきんさ・・・漢字表記であれば何となく意味がわかりそうだが、平仮名なので意味不明である。
やがて演奏が終わり、周りから拍手が送られる。
こうして今年の鏡町獅子舞が終わった。
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