ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

戦争めしは食に対する人の情熱を描く名作

2017年02月25日 | 絵日記

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戦争めし (ヤングチャンピオン・コミックス)
魚乃目三太
秋田書店

魚乃目三太先生の「戦争めし」を読みました。

面白かったです。勉強になりました。

戦中戦後の食料難の中で、人々がどうやって食材を調達しどう調理して食べていたか、様々な物語を木訥とした絵で活き活きと描きます。

交戦中の米兵の食材で作るカツ丼、捕虜収容所で作るスパムチャーハン、極寒のシベリアで作るパイナップル、潜水艦の厳しい食事情、宇都宮餃子誕生秘話、戦後お寿司が小さくなった理由など、興味深いエピソードが目白押しです。

どんな過酷な状況でも、美味しいものを食べたいという人の情熱は止められないんだなあなんて戦争めしタイムでした!