ひのっき

あったかくてぐっすりでごはんがおいしくてよかったねうれしいねなんて小さなしあわせ探し雑記

草原のヴァイオリン

2004年10月02日 | 絵日記
えーと上野へいってきました。で、上野の森美術館でやってる大兵馬俑展を見学。なんだかでかい埴輪がボチボチ置いてあり、はあ、そうですかという感じ。でも始皇帝って37歳で亡くなってるのね。そんな短い生涯で春秋戦国制覇か・・・。おいらも頑張ろう。
気を取り直して旧岩崎邸庭園へ。明治29年、三菱財閥の創始者一族が全プライドと財力を注ぎ込んで建てた当時最ハイソなヨーロッパ式の大邸宅です。
建物の内部は思ったより狭く、意外とつつましく暮らしてらした雰囲気。庭前のテラスで東京交響楽団のヴァイオリニストがミニコンサートを開いてくれるとのアナウンスに誘われ庭へ。そこはサッカーハーフコートぐらいの芝生が広がり、風がよく通り爽やかな空気です。
芝生に座りながら聴くヴァイオリンは、音色が草の匂いと交じり吹き抜ける風と溶け合い透明な空に抜けていく感じで大変気持ちがいいものでした。
芝生と音楽のある生活ってのも、なんだかいいよねなんて、ごろりと雲を眺めながらちょっと憧れてみました。