紐のし屋の日記

「紐のし」っていう瓦を作っている谷池健司製瓦所の四代目社長の瓦つくり日記。

紐雁振はこんな風に使われます。

2008-07-12 21:42:26 | 瓦の種類


これは、紐雁振という冠瓦です。

冠瓦とは、棟の一番上に使われるもので
文字通り冠のように棟を覆います。



屋根に葺いたらこんな感じになり
紐丸より幅寸法が広く
重圧さを表現することができます。

紐のしとの相性もいいですね。



紐なしハナ          紐付きハナ



曲がり            両残

紐雁振は、これらを使い塀の上にも
使用することが出来ます。

いぶしの屋根は、夫々の特徴を生かした
個性豊かな棟がある素晴らしいものです。

にほんブログ村 住まいブログへ

最新の画像もっと見る

コメントを投稿