紐のし屋の日記

「紐のし」っていう瓦を作っている谷池健司製瓦所の四代目社長の瓦つくり日記。

犯行現場

2013-02-19 09:31:29 | 心の日曜日




近所の人A「まさかあの人があんな事をするなんて…信じられないです。」

近所の人B「あいその良い人で、人の世話もよくしてくれる人だった」
     「こんな事件を起こすなんて…」

リポーター「白昼堂々と、交番の前での犯行について、何か思い当たる事はありますか?」

知人A「昔から好奇心旺盛な所はありましたけどね」  
   「人に迷惑をかけるような人ではなった」

近くのスーパー定員 「ご主人に女が出来てから、少しずつ変わっていった感じですよね」
           「お酒の量も増えてるみたいでした。」

足跡が動かぬ証拠となったようです。
今回の事件に犯人は、「ほんの出来心でやってしまった」と、供述しているようです。
しかし、常習性があるとみられ余罪も調べられています。




ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

脱衣所によくあるもの

2013-02-18 08:01:58 | 小話


脱衣所には、色んなものがありますよね。
洗濯機に入る前にポケットの中身を出すと、
小銭が出てきたり、ライターが出てきたりします。

瓦屋さんのポケットからは、「ヘラ」がでてきます。

危うく洗濯機に入る一歩手前でした。

こんなところで再会するなんて、嫁さんもビックリですよね。


あなたの脱衣所には、何がありますか?

氷点下との戦い

2013-02-08 17:47:27 | 仕事の様子


最近は、寒いですよね。
この時期になると、仕事が終わるとまず気象情報を聞きます。

朝の最低温度が気になります。
0℃を下回ると、プレスした粘土は水分を含んでいますので
凍ってしまいます。

凍るとこうなる



凍らさないために乾燥台車を窯の上付近の暖かいところへ持っていきます。



今日プレスした分をあいているところへ押し込みます。



移動できないものは、ナイロンをかけてオイ(覆う、かけるかな…)します。



完全に密封して、はい完成。

これで氷点下でも怖くない。


瓦屋は、手間暇かけてプレスした粘土を凍らさないため
氷点下と戦います。



立派な瓦になるまで、大事に見守っています。



にほんブログ村


瓦の町津井

2013-02-01 01:20:38 | 小話


津井の入口をよ~く見るとこんな看板が経っています。
この看板は、なかなか気づきません。
しかし、ここは瓦の町なんだと思います。



津井では、軽トラの荷台に瓦を載せて走っているのをよく見ます。
小さい頃から見かけるごく普通の光景なのですが、
よく考えると、なかなか珍しいものと思います。

「今日は、トラックに瓦積んでよく走ってるぞ」
こんな話を聞くと忙しくなってきたのかな、
などと思ってしまいます。

瓦の種類は、1000種類以上あると言われています。
その瓦は、各窯元でそれぞれ作られていて、
袖瓦屋さん、のし瓦屋さん、鬼瓦屋さん、軒瓦屋さん、桟瓦屋さんなどがあり、
それらの瓦が津井という町(いや、村だ…)ですべてそろいます。
津井を回れば、ひと屋根分の瓦が買えるという特別な場所です。
軽トラは、これらを集めています。


軽トラが瓦を積んで走る光景、もっと増やしたいものです。



にほんブログ村