紐のしをプレスしたものを
台車に載せて、綺麗にしていきます。
ヘラで、めくそ(プレスした時に出るギザギザ)を丁寧に取っていきます。
この時の角度は、斜め45度です。
どこでもよく聞く角度ですよね。
力を入れすぎると、深く切り取ってしまいブサイクになります。
紐の付け根の所に、土が残らないように綺麗に取ります。
土が残っていると、
瓦になった時、上に重ねにくくなるのでとても気をつけています。
そして、素早くスポンジでなでます。
綺麗になったら、乾燥台車に載せていきます。
この時に、上に載せるのはいいのですが、
下にのせるには、腰を曲げた姿勢になるので、
とても辛いです。
母は、長年これをしすぎたせいか、腰が曲がってきています。
(たぶんそうだろう・・)
こんな手作業をして、紐のしは出来ているのです。
白地配達に行って来ました。
リフトで、白地の載った乾燥台車をボンゴに積み込みます。
この時は、息を止めて慎重に載せてます。
過去に一度、出発前にひっくり返しました。
乾燥台車をロープで固定します。
これは、万力というくくり方です。
万力というだけあって、ものすごく締まります。
このロープ1本だけで台車2台を支えているのです。
落とさないように、ゆっくりゆっくり行きます。
(津井の皆様、ご迷惑おかけしています)
カタカタ カタカタ 慌てると白地の悲鳴が聞こえてきます。
ルームミラーで、白地の様子を何度も見ます。
白地を降ろしたら、前に持っていったカラの乾燥台車を積んで
帰りは ス~イ ス~イ
綺麗な瓦になってくれよ~