今年の最後の締めくくりとして、工場を掃除しました。
普段掃除できないところも、隅々まですることができました。
12月になってから、あれよあれよと、あっという間に今年も終わりに
近づきました。
今年を振り返ってみると、
何かをしなくっちゃと思い、ブログをはじめたのが
大きな変化です。
どんな風に書こう? こんなのでいいのかな?
日記なんか書いたこと無い!
今日は、何を書いたらいいんだ!!
文章と文章の間のどこに “、” を打てばいいんだ!!!
こんな感じで毎日追われているようでした。
けど、ブログをはじめた事で
色々と変われた様な気がします。
今まで気づかなかった事もたくさん気づけました。
来年もがんばって行きたいです。
それでは、また来年もよろしくお願いします。
地元消防団の夜警に行ってきました。
瓦は焼いても、家は焼けないように見守りました。
今日の愛車は、ボンゴではなく消防車?!みたいなのです。
けど、屯所から一歩も出ることなく
火事に備え待機してました。
これは、山から瓦の原料となる粘土をとっている
様子です。
この光景は、ちょっと寂しくなります。
貴重な資源から、瓦を作るのだから
無駄には出来ない!!
そんな思いがします。
土で思い出したのですが
「瓦って何から出来ているの?」
こんな事を過去に聞かれたことがあります。
ちょっとビックリしましたが
瓦に関わらなければそんなもの? かなと(いや違う!!)
驚いたことがありました。
こんな人の声も
おじさん「実家が瓦でしたよぉ」
紐のし屋「瓦って聞いて思い出すイメージは、どんなのですか?」
おじさん「んー 眺めたこと無いからなぁ」
眺めないものなんですね・・
ちょっと悲しくなりました。
たまには瓦屋根、眺めてみませんか?
我が家にも、クリスマスがやってきてました。
ケーキを見つめる子供達が何ともいえませんねェ
「かしこくしていないと、サンタさん来ないよ」
今日は、これでもの凄く言う事を聞いてくれました。
寝るときには、
「サンタさん、来るかな?」
こんなかわいい事を、真剣に言ってました。
クリスマスって、ケーキ屋と、おもちゃ屋とか
もの凄く儲かりそう・・・
瓦も、こんなお祭りないものですかね～
大人になるとこんな事しかいえない・・
私もこっそり枕元に靴下おきましたよ。
欲しいものは、沢山の瓦の注文
おしてね
今日は、雨がよく降りました。
この雨のせいで、こんな事がありました。
それは、
窯が焼けあがると鳴る、このブザーが
もうそろそろ焼けるころなのに、なぜか鳴らないのです。
「おかしいなぁ」
と、しばらく待っても鳴りません。
じっと耳をすませてみると・・・・
ジィィィィィィィィ
うっ かすかに鳴ってる・・・
で、大慌てで窯を止めました。
原因は、“雨漏り”でした。
スレートとスレートの間から漏れた水が
ブザーにかかっていたようです。
なにわともあれ、早くきずいてよかったです。
お・し・て
今年も残りわずかになってきましたね。
やり残したことはないかなと、工場を見回すと・・・
扇風機が出たままでした。
このままだと、夏までありそう。
そんな事を考えながら、ラストスパートをかけています。
まだまだやり残したことがあるけれど
一日、一日がんばりたいです。
仕事を終えて、家に帰り
ふと手を見てみると、こんなに汚くなってました。
プレスとか、型を触ると手に油が付いてしまいます。
気をつけて手袋をはいているのですが
なぜかこうなっています。
仕事が終わって、手を綺麗に洗っているけど
落ちきれていません。
このシワの所の汚れが取れにくいのです。
粉石鹸をつけてこすっているのですが、なかなか取れません。
きれいに取れる頃には、手はボロボロになってしまいます。
若かりし頃は、お風呂で必死になって手をこすっていました。
油を使う仕事の人は、みんなこんなのになっていると思いますが
みなさんどうしているのですか?
P.S 今日の晩ご飯は、忘れててこのまま食べました。
押してね
瓦屋は、元気なおばちゃん達で成り立っています。
この人たちが一枚ずつ丁寧に、プレスしてくれます。
機械でプレスするから、誰がやっても同じ?
No! それが違うのです。
プレスと荒地が引っ付いてしまわないように
油の付いた布で綺麗に拭くのですが、
油の量、隅々まで丁寧に型をふけるか、
など、色々とあり
その作業によって、白地の行儀に大きく影響してくるのです。
瓦って聞いたら、鬼師さんとかが職人って感じがするけれど
私は、このおばちゃん達も、ある意味職人なのではないかな
って、思います。
時には、人生の先輩として、
色々な話を聞かせてくれたり
掃除をサボって散らかしたりしていると、
「掃除しろと」叱られることもあります。
こんな元気なおばちゃんも、今年で67歳。
瓦屋で、働いている人は
高齢の人達で、支えられています。
この人達が、ここまでの技術を身につけるまで
どれだけかかったのだろう って、思います。
次に、これだけ出来る人はいるのかな?
こんな事をたまに思います。
しかし、この人達の次には、いないのが現状なのです。
もっと瓦の良さを伝えて
瓦の明るい未来へ繋げて行きたいです。
