紐のし屋の日記

「紐のし」っていう瓦を作っている谷池健司製瓦所の四代目社長の瓦つくり日記。

瓦の町津井

2013-02-01 01:20:38 | 小話


津井の入口をよ~く見るとこんな看板が経っています。
この看板は、なかなか気づきません。
しかし、ここは瓦の町なんだと思います。



津井では、軽トラの荷台に瓦を載せて走っているのをよく見ます。
小さい頃から見かけるごく普通の光景なのですが、
よく考えると、なかなか珍しいものと思います。

「今日は、トラックに瓦積んでよく走ってるぞ」
こんな話を聞くと忙しくなってきたのかな、
などと思ってしまいます。

瓦の種類は、1000種類以上あると言われています。
その瓦は、各窯元でそれぞれ作られていて、
袖瓦屋さん、のし瓦屋さん、鬼瓦屋さん、軒瓦屋さん、桟瓦屋さんなどがあり、
それらの瓦が津井という町(いや、村だ…)ですべてそろいます。
津井を回れば、ひと屋根分の瓦が買えるという特別な場所です。
軽トラは、これらを集めています。


軽トラが瓦を積んで走る光景、もっと増やしたいものです。



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