昨日のうちから、
今日のお昼は、フレッシュネスバーガーにしようと決めていたので、
吉祥寺へ自転車を走らせた。
僕が住む西荻窪には、フレッシュネスバーガーはない。
なので一つとなりの吉祥寺まで行かなくてはいけない。
フレッシュネスバーガーに入店するのは、これで二度目。
一度目は、新宿三丁目店で、妻と「ジュラシック・ワールド」という映画を見た後に入った。
その時は、店内で食べたけど、今回は、持ち帰りにした。
待っているあいだ、水を出してくれた。
気遣いが行き届いている。

帰り道、大きな白いレジ袋を両手に三つかかえた老人を追い越した。
そういえばこの老人、行きにすれ違った。
歳はわからないが65歳くらい。
髪の毛は真っ白で、背中を丸めてとぼとぼと歩く。
僕が違和感を感じたのは、着ているもので、
おそらくこの老人は、スーツを着ていた。
上着を脱いで、ネクタイをはずせば、あんな格好になる。
ズボンには、きっちり折り目がついていて、
ワイシャツにもアイロンがかけられていた。
立派なビジネスマンのようか格好だが、歳をとりすぎている気がした。
それが満杯のレジ袋三つを持ってとぼとぼ歩いているのが不つり合いだった。
ハンバーガーの出来上がりを待つ時間が7分ほどだったとすると、
それにしても、
行きにすれ違った場所から、帰りに追い越した場所までの距離が近ぎる。
足どりは、とぼとぼだったけど、もっと先まで進んでいていいはず。
途中、芝生の公園めいた場所があった。
そこで休んでいたのだろうか。
想像してみる。
老人は、若い頃から勤めた会社を定年退職して、第二の人生、再就職先を見つけた。
その再就職は、コネだった。
その会社では、老人をまったく必要としておらず、
必要な備品を買ったり、みんなの分の弁当をまとめて買ってくるような
使い走りとしての仕事しか与えなかった。
現場としては、老人に自主的に退職してほしい。
いじめまではいかずとも、嫌がらせのように若造がやるような仕事を振ってくる。
老人は、いちおう出社するのだからと、往年の習慣でスーツを着てくるのだが、
仕事は使い走りばかり。
やる気もおきず、買い物の途中で勝手に休憩を入れたりして、
会社に戻って、
「遅いっスよ~どこまで行ってたんスか~!」
などと文句を言われるに違いない。
そんな想像をしながら帰宅。
ハンバーガーは、やっぱ、美味しかったです!!

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