人生というものには、やっぱりいろいろあるらしい。
僕には職業柄、漫画家の知り合いが何人かいるのだが(当たり前だ)

その中の何人かの方が、漫画家をやめようかとほぼ同時に考え始めたようだ。
この不景気では仕方がないのかな。
僕も、実は崖っぷちにいる…のかも知れない。
来月には、仕事がなくなっているのかも知れない。

人生、何があるか分からない。
僕の従兄弟も、数年前リストラにあったが、
今は再就職を果たして元気に仕事しているようだ。
ところで、なんか知らんが僕は、
「自分の人生には、ほとんど何もない」
とか考えてるフシがあるんですよね、なぜか。
まだ生きてる訳だから、死ぬような目にもあった事がない。
東北地方の方々のように、被災するような事もなかったし。
うん、今まで一度だって無かった。
「まさか自分がこんな事になるなんて!」
と思うような出来事に、まったくあっていないと思うんです。
どうしてか…?と考えてみると、
恐ろしい結論に至ってしまったのでした。
おぼえていないだけ。

何でもすぐ忘れる僕は、
辛かったことや悲しかったことすら、すぐ忘れてしまうのでした。
確かにいろいろあったな。
小学5年生の時、けっこうな大きな病気にかかって手術しました。
まあ、死にはしなかったんですけど。
中学校の時は、マラソン走行中に後ろからスクーターに追突されて
5メートル吹っ飛ばされたりした。
うん。
これはすごかった…だろうな。
並走していたクラスメイトのF岡君は、ビックリしただろうなー!
なんであのスクーターはぶつかってきたのか…いまだに謎です。
え、狙われた?
殺されかけた?
ま、いいけどね。
11年前、一番親しかった友達も自殺しました。
これでも、何事もない平和な人生だったと言えるだろうか…?
いや、まあ、言えるでしょうな。
僕自身には、死ぬようなこともなかった訳だし。
甚大な被害を受けたなんてこともなかった訳ですから。
僕は、小学生のころは、自分は絶対に死なない、
不死身の体であると信じていたという大ばか者なんですが、
下手したら、今もちょっとそう思ってるのかも知れません。
いざ、死を目の前にして初めて、
「そうか…俺も、死ぬんだな…」
なんて気づくのかも知れません。
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