■映画観る
『イレイザー』(1996年 アメリカ)
主演:シュワ知事
昔の映画ですけど、いちおう「ネタばれ」あります。
「ネタばれ」って言うほどじゃないか…(^□^;)
昨日、テレ朝でヨル9時からやってたヤツです。
しかし、うーむ…納得いかないな。
歳とったからかな。
最後、シュワルツェネッガーが悪者を殺すところが納得いかん。
確かに悪いヤツだけど、
もう事件も終わって敵を殺す必然性は無かったハズ…。
確かに「悪いヤツが生き残って笑う」という結果に終わってしまっていた。
でも、シュワルツェネッガーもヒロインも、敵の目の前で死んだという事実をでっち上げる事に成功した訳だから、もう敵にも狙われる危険性も無かった。
なのになぜ殺したんだろう?
最後のアレは明らかに「殺人」だよね。
最後でヒーローが実は悪い人だった、という嫌な終わり方になった気がした。
いや!
でも僕の歳のせいでも何でもないよ。
ハリウッド映画だって、やっぱり悪役は死ぬけど、
死因は「正当防衛」か「偶然の事故」か、少なくとも「死ぬをが判っていて助けない」程度だった訳で…
あんなふうに「完全なる計画的殺人」は良くないぞ!
と思いました。
1人死亡、高校生ら2人重体。
「捕まえてごらん」 容疑者、前日警察に電話 茨城殺傷(asahi.com)
昨日すごい事件が起こった。
茨城県土浦市で19日で人を殺した犯人が、駅構内で次々と人を刺し、1人を殺した
(負傷者は7人)。
22日(土)の正午ごろに犯人から警察に電話があったそうだ。
「早く捕まえてごらん」って。
それで170人態勢で警戒にあたっていたところ翌23日(日)の事件ですよ。
う~む…どうなってんだよ?
しかも、逮捕されたのは犯人が自ら出頭したためって…おいおい!
昼の11時に駅中で8人を刺した犯人がまた逃げたってことかよ!
どうなってんだよ日本の警察!
今までの日本の安全神話って…
単純に日本にいる凶悪犯の数が少なかっただけなんじゃないの。
もうちょっとしっかりして欲しいです。
やっぱり警察って被害者である善良な市民を守ることは考えていないって事ですね。
でも、護身用に武器を持とうとすると嫌な顔をするのも警察なんだよね。
守ってくれないくせに、自分で自分の身を守るのもいけませんって…
どうすりゃいいんだよ!
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新聞で詳しい状況を読んでみると、
斬りつけられた人はどうしようも無かったようだ。
犯人は、走りながら時代劇のヒーローのようにばっさばっさと通行人に斬りつけた。
犯人が自分の横を通り抜けた後、首から血が吹き出るのを感じたという人もいたという。
怖いね。
同時に、自分がその現場にいたらどうするだろうと考える。
恐怖に立ちすくんでしまう可能性大だな。
そういうとき動ける人間になりたい。
とっさに犯人に向かって行ける人間でありたいものです。
でも普段からそういう覚悟をしてる人じゃないと難しい。
いきなりそういう非日常が目の前にあらわれたら…何もできないだろうな。
僕のように、2ストライクから外角のゆる~いボールを見逃して三振しているような人間はダメですね。
むかし道場で習ったあの言葉を思い出します。
常在戦場
どこにいても、何をしていても、
常に戦場にいるような心構えでいるべし。
忘れないようにしよう。