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さいきんの流星光

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ドラマ「拝啓、父上様」最終回

2007年03月24日 05時50分55秒 | ふつうの日記


たまたま第一回から録画していたので、最終話まで録ってDVDに焼いた。

ちょうどカラープリンターも買ったので、直接画像を印刷したりしてキレイに仕上げました。

しかし、倉本聰のドラマはやっぱりいいね。
他のドラマとは全然違う気がする。
倉本ドラマのテーマは、常に、人間が大きな流れの中でほんろうされる姿を描いている。
「対決」の構造ちゅうかいわゆる「葛藤」は、ドラマ作りの基本だけど、倉本ドラマの「葛藤」は、相手がデカイんだよな。

たとえば「自然の厳しさ」であったり「どうしようもない時代の流れ」であったり。

その大きな流れの中で、豆粒のように小さい人間たちを描くのが特徴だと思う。

そんな倉本ドラマと、同時にやっていた他のドラマを比べると、差が歴然だ。
視野が狭い気がしてならない。
主人公が立ち向かっているのは、本当に小さなモノだ。

そんで、主人公たちが頑張ると、すぐ勝っちゃったりする。
それがドラマの薄っぺらさを生んでいるんだよな。

そんな気がします。


「立ち向かっても、どうしようも出来ないくらい大きな物」を描かないと、どうしても薄っぺらになる…これ、真理のような気がします。








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書籍用マンガ下描き、手こずる

2007年03月24日 02時12分00秒 | マンガについて

いや~ヤバイです。
時間かかってます。
もうペン入れ全部終わってなきゃならないのに…。
予定通り進行できなくて弱ってます。

う~ヤバイヤバイ。

しかもその後で初めてのPCによる色付けが待っている。

しかも、そのあい間に、空いた時間に次の作品のネームをやらなくては…。
そういう計画なんだけど、空いた時間自体がありません。
どうしたら良いですか?

大丈夫なのか~?


う~む…当初の予定では、頑張ればなんとか早く進められるだろうという
安易な予想から、ペン入れ終わってるハズだったんだけど、
でも結局最初の最初に立てた予想通りなんだよな。

「頑張れば、もう少し早くなります」
なんて安請け合いしても、結局いちばん最初の予想通りに進むんだよな~。

だから、「頑張れば」できたモノが、
「頑張らなかった」からできてない、と。
ま、そういう事ですな。





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