肥宝館 -貧すれば丼する-

【茨城 研究学園】 喜元門「真空そば(820円)+味玉(100円)」

豊富なバリエーションが魅力。茨城の雄・喜元門

つくばエクスプレスで秋葉原から通勤快速で50分弱。終点つくば駅の1つ手前、研究学園駅そばにある茨城県屈指の人気店「喜元門」へ。元々は小美玉市に本店を置いていたが、道路拡張工事のため閉店。2012年からは、こちら研究学園店を本店とし、つくば市内のサイエンス大通りと龍ヶ崎、石岡にも店舗を展開している。

喜元門の魅力は何と言っても、メニューが豊富な上、どれも旨いという点だ。ラーメンは醤油・塩の清湯だけ取ってみても、スープが名古屋コーチン、海老、鰮煮干と様々用意されている。ほか、豚骨魚介のコッテリ系「真空そば」、ガッツリ煮干系の「煮干強者」「煮干玄人」、鶏白湯、まぜそば、つけそばなど幅広く提供。

また、トッピングのチャーシューにもコダワリがあり、炭火焼、低温、バラ、ロースト、直火焼の5種から選択することが出来る。清湯か白湯か、動物か魚介か散々悩み、今回は「真空そば」に味玉(100円)をトッピングし、チャーシューは「炭火焼」でオーダーすることに。それから、チャーシューの乗った「店主めし(230円)」も追加しよう。

ちなみに喜元門の「真空そば」は、豚骨・鶏と魚介を真空鍋で炊きだした、濃厚なスープで頂くラーメンである。動物系の旨味と魚介の風味、どちらも主張は強いが、ぶつかる事なく上手くまとまっている。カエシが控え目な分、飲み口はヘビー。そこに極太でモチモチした麺が泳ぐ。スープの粘度が高いので、まるで濃厚つけ麺のよう。

炭火焼のチャーシューは、外側は香ばしく、中はレアな仕上がり。肉の旨味がしっかり閉じ込められている逸品だ。中央に盛られた刻み玉ネギは、濃厚なスープとの相性抜群である。やや甘めの味玉、メンマも申し分なし。さすがに後半はスープが重く感じてきたので、卓上の黒七味を投入し、サッパリと完食した。

一緒に注文した「店主めし」は、白飯にチャーシュー3枚と刻んだ青ネギが乗ったもの。肉は甘めのタレにくぐらせてあり、食べる前から絶対に旨いヤツだとわかる。案の定、箸止まらず。これが230円というから有難い。次回は清湯も啜りたいし、チャーシューも別の種類を選びたい。さすが喜元門、関東に名が轟く理由がわかった。

<店舗データ>

【店名】 喜元門 本店
【住所】 茨城県つくば市苅間1223 D12ビル1階
【最寄】 つくばエクスプレス「研究学園駅」徒歩3分

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