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肥宝館 -貧すれば丼する-

【茨城 万博記念公園】 麺屋 飛翔「濃厚鶏白湯ラーメン(850円)」

サイエンス大通りで鶏白湯なら「飛翔」へ

圏央道・つくば中央ICを降り南へ約1キロ。つくばエクスプレス・万博記念公園駅から東へ2.6キロ、歩いて40分ほど。サイエンス大通り沿いで2014年2月から営業する「麺屋 飛翔」へ。コチラは鶏白湯の専門店。三水、喜元門、特級中華蕎麦洋介、山岡家などラーメン店の多いこのエリアで「鶏なら飛翔」と言われる人気店だ。

店内はカウンター10席と4人掛けテーブル4卓の計26席。混雑時はウェイティングボードに記帳し食券を購入して待つルールだ。麺メニューは濃厚鶏白湯、あっさり鶏白湯、鶏つけ麺の3軸で、それぞれ塩か醤油を選ぶことが出来る。またチャーシューも鶏か豚をチョイス可能だ。つけ麺は太麺で提供に8~10分かかるとの注意書きが。

なお追加トッピングにはチャーシュー、味玉、白髪ネギ、メンマがあるほか、ライス、まかない丼、塩チャーシュー丼といった飯モノや、焼きギョーザも提供。なお、この日のまかない丼は山椒のきいた「鶏皮の蒲焼き丼」とのこと。今回は「濃厚鶏白湯ラーメン(850円)」の塩を、チャーシューは豚で注文することに。

トロミのあるスープは大量の丸鶏にモミジを加え、6時間かけてじっくりと炊いた白湯だ。そこに塩味の塩梅がちょうど良い、トゲのない塩ダレを重ねている。なお丸鶏はかつて熊本県産の天草大王を使っていたそうだが、価格上昇と品薄で静岡県産に切り替えたとのこと。初訪問で比べる事は出来ないが十分に旨いスープだ。

そこに合わせるのは菅野製麺所製だろうか。しなやかで歯切れのよい中細ストレート麺で、濃厚な鶏白湯との相性は抜群である。チャーシューは薄切りの豚バラ肉を炙ったもので、香ばしく脂身はトロトロ。こりゃ麺にもライスにも合う仕上がりだ。なお鶏チャーシューを選択すると、同じく炙った鶏胸肉が提供されるとのこと。

ほかトッピングにはメンマ、アオサ、刻み玉ネギ、白髪ネギ、分葱が乗る。卓上には黒胡椒があるのでお好みで味変を。鶏の嫌な臭みもなく、濃厚で旨味たっぷりの一杯。最後まで美味しく頂いた。なお店内には「当店の濃厚スープは濃厚のため91℃で沸騰し、これ以上温度が上がりません」という説明書きが貼られている。

さらに、温度不足に感じた場合は「麺とスープを混ぜていただくとある程度は解消できますのでお試しください」とあるが、私はスープがヌルいとは感じなかった。また、コチラでは時折「とまと鶏白湯」「牛乳味噌鶏白湯」「冷やし担々鶏白湯」などの限定メニューも提供しているようなので、次回は限定狙いで訪問してみたい。

<店舗データ>

【店名】 麺屋 飛翔
【住所】 茨城県つくば市上横場1891-1
【最寄】 つくばエクスプレス「万博記念公園駅」徒歩40分(約2.6キロ)

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