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肥宝館 -貧すれば丼する-

【茨城 南守谷】 兎に角 南守谷店「油そば 普通盛(930円)+全部のせ(460円)」

松戸の名店「兎に角」の茨城進出1号店

関東鉄道常総線・南守谷駅から歩いて7分ほど。国道294号線と県道47号線が交わる乙子交差点そばで2016年4月から営業する「兎に角 南守谷店」へ。本店は千葉県の松戸駅そばにあり、連日行列を作る人気店だ。現在は茨城県1号店となった南守谷の店と、柏の高島屋ステーションモール新館の10階にも支店を展開している。

比較的大型の店舗で駐車場も完備。広々した店内はカウンターに12席あるほか、4人がけテーブルも3卓あり子供連れでも安心だ。また午前11時から夜9時まで通し営業というのもありがたい。麺メニューは本店でも人気の「油そば」を筆頭に、辛油そば、坦々まぜそば、鶏塩油そば、ラーメン、つけ麺をラインナップしている。

チャーシュー、燻製味玉子、温泉玉子、メンマ、海苔、辛玉、高菜、ほうれん草、フライドオニオンを追加トッピング可能だ。なお麺量は茹でる前の計測で小盛200g、普通盛250g、大盛375g、特盛500gである。一方の飯モノにはライス、牛すじ丼、刻みチャーシュー丼、ネギ塩チャーシュー丼があり、それぞれハーフサイズも用意。

今回は「油そば 普通盛(930円)」を、チャーシュー計4枚、メンマ約2倍増し、くん玉か温玉、そして海苔計4枚が乗る「全部のせ(460円)」にして注文した。なお、玉子は温玉ではなく燻製味玉子をチョイス。待つこと7分ほどで具沢山の一杯が到着した。麺は店内の製麺室で打った自家製である。麺肌ツルツルでモッチリの太麺だ。

うどんのような食感で、そこに豚骨ベースで少し甘味のある醤油ダレと上質なカメリアラードが絡みつき、さらに胡椒もピリッと効いていて旨い。チャーシューは燻製された豚肩ロース肉が4枚乗る。サクラチップで燻してあり、少しレアな仕上がりで絶品。さらに解したチャーシューも乗っており、麺に絡めて啜ると至福の時間に。

燻製味玉子は黄身ネットリ、白身は燻してあるものの硬すぎず。こちらも良い味である。ほか、しっかり味のついたメンマ、少し太めのカットで香り強めの刻みネギ、鰹節、海苔4枚がトッピングされる。そして油そば、まぜそばには割スープが付いてくる。こちらは好きなタイミングでコールをすると配膳されるシステムだ。

店のオススメは「麺の量が残り半分から1/3くらいになったところで」との事。私は麺1/3の所でコールした。スープは粘度が高く、魚介の風味が立つ濃厚な豚骨魚介白湯で、丼に注ぎ入れれば濃厚中華そばに早変わり。最後まで美味しく完食した。松戸本店に近い味と評判の南守谷店。昼夜のピークを外せば並ばず入れるので是非一度。

<店舗データ>

【店名】 兎に角 南守谷店
【住所】 茨城県守谷市小山400-1
【最寄】 関東鉄道常総線「南守谷駅」徒歩7分

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