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肥宝館 -貧すれば丼する-

【埼玉 八潮】 ラーメン 正油屋「焼豚ワンタン麺(1200円)」

八潮市のラーメン不毛地帯に新店が

首都高6号三郷線の八潮南インターそば。大曽根通り沿いに2022年10月23日にオープンした「ラーメン 正油屋」へ。最寄り駅は、つくばエクスプレス・八潮駅になるが徒歩30分はかかるだろう。綾瀬駅西口と八潮駅北口を結ぶ東武バスに乗れば、西田バス停から歩いて3分と近い。飲食店の少ないこのエリアへの出店は嬉しい所だ。

店内はL字カウンターに8席ほど。またテーブル席も数卓あるが、ご主人がワンオペで手が回らないようで、開店から1ヶ月の現在、テーブルは麺箱置きとなっている。麺メニューは「正油ラーメン」一本勝負で、焼豚、ワンタン、生姜、竹ノ子=メンマを追加トッピング可能だ。ほか、御飯、焼豚丼といった飯モノも用意している。

今回は「焼豚ワンタン麺(1200円)」を注文した。スープは豚骨や鶏ガラがベースだろうか。屋号が「正油屋」ではあるが、醤油の酸味や甘味といった強い主張はなく、クセのない味に仕上げている。それだけに香味油のコクが印象的に映る。合わせる麺は浅草開化楼製の平打ちで縮れた中太麺。清湯に合わせるとは意外だ。

チャーシューは豚バラ肉を醤油ダレで味付けしたもので、少々獣臭は残るが厚切りでボリューム感があり悪くない。5つ入ったワンタンは生姜の香りはするが、餡は9割5分が肉という珍しいタイプ。ほか歯ごたえある甘めのメンマ、大判海苔、茹でモヤシ、刻みネギが乗る。光る個性は無いが、ラーメン不毛地帯ではありがたい一杯だ。

なお、スープが不出来な日は店を閉める事もあるようなので、SNSで事前に確認を。この立地でフラれると心理的ダメージは大きいだろう。また、店頭の貼り紙には「前金」とあったが、実際には後払いだった。スープもシステムも、まだ調整中という感じか。落ち着いた頃に、また様子を見に来てみるとしよう。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン 正油屋
【住所】 埼玉県八潮市大曽根930
【最寄】 つくばエクスプレス「八潮駅」徒歩30分

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