肥宝館 -貧すれば丼する-

【北千住】 北海道らーめん奥原流 久楽 北千住店「合わせ味噌らーめん(880円)+ジンギスカン(350円)」

北千住駅ナカにある北海道発ラーメン店

東武線・北千住駅のコンコースにある商業スペース「EQUiA(エキア)」で朝7時から夜11時まで営業する「北海道らーめん奥原流 久楽(くら)」へ。北千住駅を利用する度「奥原流」なる流派の存在が気になっていたが、その謎に触れるべく訪問。運営するのは札幌を拠点にラーメン店を展開する株式会社アップグレードだ。

北海道のラーメンを謳っているが、創業者の奥原宗次氏は沖縄の出身だそうだ。日本全国で料理を学ぶ内、北海道に惚れ込みラーメン作りを始めたという。そして札幌に1号店「こてんぱん」を創業。その後「追風丸(はやてまる)」に看板を変え、沖縄県内に相次いで支店を展開させた。奥原流の本家は、この「追風丸」ということになる。

そして奥原氏の味を継承し日本全土に広めるために「久楽」ブランドを立ち上げたという流れのようだ。北千住駅にある店舗は、改札の外に出ずに啜れるので、乗り換え客で賑わっている。ラーメンは豚骨ベースと鶏ガラベースの2軸で、それぞれ味噌、醤油、塩を用意している。また、ごま味噌つけ麺、魚介醤油つけ麺も提供。

一方、ツマミにはバターコーン、ザンギ、ジンギスカンなど北海道らしいメニューをラインナップ。チャーシュー丼、ヒレカツ丼、ザンギ丼、山わさび丼など飯モノも充実している。今回は、まずジンギスカン(350円)で生ビール(290円)を飲ることに。甘めのタレに漬け込んだ羊肉にモヤシ、タマネギ。なかなか良い味でビールが進む。

さて肝心の麺だが、今回は「限定復活」と大きなポスターに書かれていた「合わせ味噌らーめん」を注文。豚骨白湯に甘味噌と八丁味噌を合わせたスープは、クリーミーで甘みが立っている。そこに黄色い中細縮れ麺、胡椒のきいた太メンマ、チャーシュー、海苔、刻んだ人参とネギ。目が飛び出る旨さという事はないが、十分楽しめる。

ちなみに朝7時から9時はモーニングメニューで定食が中心だ。それぞれザンギ、餃子、角煮、ラーメンとライスの組み合わせで、朝からビールも呑める。北千住駅は東武鉄道ユーザーだけで1日に45万人が利用。都内では新宿、池袋、渋谷に次ぐ乗降客数を誇っている。この駅ナカへの出店、なかなかナイスである。

<店舗データ>

【店名】 北海道らーめん奥原流 久楽 北千住店
【住所】 東京都足立区千住旭町42-1
【最寄】 東武線「北千住駅」構内 『EQUiA』2F

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