肥宝館 -貧すれば丼する-

★移転★ 【埼玉 三郷】 つけめん さなだ「特製つけめん(990円)+大盛り(120円)」

六厘舎初代店長が作る「週2で食べたい」つけ麺

JR武蔵野線の三郷駅を出て北へ。プールやテニスコートを有する早稲田公園と三郷市文化会館のすぐそばにある「つけめん さなだ」は、駅徒歩13分という立地ながら、客が絶えない人気ぶりだ。それもそのはず、コチラはつけ麺の超人気店「六厘舎」で初代店長を務めた瀬戸口亮氏が独立して創業したお店なのである。

店内はカウンターとテーブル席が半々といった感じで、グループ客や家族連れの姿もちらほら。メニューは「つけ麺」がメインで、他に夜のみ数量限定で中華そばも提供。また器を持参すれば持ち帰りにも対応してくれる上、バラロールチャーシュー(1本2000円)や、お土産用の冷凍つけ麺(1食800円)も販売している。

今回は、鰹だしの特製大玉(味玉)と、鶏のほぐし肉が入った「特製つけ麺」を大盛りでオーダー。つけ汁は鶏・豚骨のスープに煮干しと節を投入し旨味を凝縮したもの。それでいて粘度はそれほど高くなく、ライトな飲み口。巷に溢れる濃厚豚骨魚介とは一線を画した絶妙なバランスで、まさに店の掲げる「週2で欲しくなる」一杯である。

合わせる麺は、浅草開化楼製の全粒粉入りの太麺で、小麦の香りが楽しめる逸品だ。味玉は「大玉」の名に恥じぬサイズで、鰹出汁の風味が染みこみ旨い。チャーシューは、麺の上のレア肉と、汁の中のバラ肉の2種。特にバラ肉はホロホロなのに、焼きを入れた周りの部分は、まるで衣の様にクリスピーで味も食感も最高だ。

終盤はお好みで卓上のフルーツ酢を麺にかけ、さっぱりと啜るのも良いだろう。スープ割りは「柚子」か「鰹節」からチョイス可能。柚子を選ぶと、小皿で柚子皮が提供されるが、これが煮干、昆布、鰹節の魚介系割スープとの相性が抜群で、最後まで美味しく飲み干すことが出来る。こりゃ、駅徒歩13分でも行列が出来るわけだ。

ちなみに「さなだ」では、つけ麺では珍しく替え玉にあたる「替えつけ(200円)」が用意されている。麺をタレと魚介油で和え、鶏ほぐしや玉ネギ、魚粉を加えたもので、そのままでも美味しく食べられる逸品。麺の茹で時間の関係からか、追加注文は不可なので、欲しい方は最初に券売機で買っておくのをお忘れなく。

<店舗データ>

【店名】 つけめん さなだ
【住所】 埼玉県三郷市早稲田4-8-1
【最寄】 JR武蔵野線「三郷駅」徒歩13分

★2019年7月15日に閉店し移転へ。
★移転先は北千住駅徒歩5分の足立区千住3-6
移転後の店舗の情報はコチラをクリック

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