肥宝館 -貧すれば丼する-

【北千住】 つけめん さなだ「味玉鶏ほぐしつけめん(1100円)」

三郷の名店が北千住に移転オープン

北千住駅西口を出て日光街道方面に徒歩5分ほど。ハッピーロード商店街に2019年10月25日にオープンした「つけめん さなだ」へ。ご主人の瀬戸口氏は名店・六厘舎の店長を務めた人物だ。元々は三郷市で人気を博していたが北千住に移転。三郷時代とは「商品のラインナップを変更し、千住仕様にブラッシュアップ」との事で楽しみ。

メインメニューは「大山鶏のつけめん(900円)」で、味玉や辛味、鶏ほぐし、チャーシューなどをトッピング出来る。大盛りは120円、特盛240円。替え玉も冷や・あつの両方を用意している。平日夜20時の訪問だったが、既に目当ての「三種のチャーシュー」は売り切れ。残念だが、今回は「味玉鶏ほぐしつけめん(1100円)」をオーダー。

着丼したのは、三郷時代とは違う白い瀟洒な器に盛り付けられた一杯。濃厚なつけ汁は大山鶏のスープを軸に、豚骨、背ガラ、豚足、挽肉でとった豚スープが加えたもの。節系も香っている。粘度が高過ぎることなく後味もスッキリだが旨味は十分。絶妙なバランスだ。汁には解した鶏肉が加えられ、麺を啜るたびに絡みついて旨い。

肝心の麺は浅草開化楼の専用特注麺。タピオカ粉入りの中太麺でモチモチと食感がよく、コシも十分。また、控え目ながら全粒粉も練り込まれており、小麦の風味もしっかり立っている。チャーシューは大山鶏のムネ肉と豚肩ロースの2種で、どちらも肉本来の旨味を存分に引き出していて旨い。鰹出汁の染みた味玉も絶品。

ほか、胡麻油の風味がきいた太メンマや、鶏節も良いアクセントになっている。嗚呼、なんで特盛りにしなかったんだと後悔。最後は節系の割りスープでアッサリと完食した。次回は鶏ムネ、肩ロースに吊るしバラ肉が加わった「三種のチャーシューつけ麺」を、売り切れ前にゲットできるように来ることにしよう。もちろん特盛りで。

<店舗データ>

【店名】 つけめん さなだ
【住所】 東京都足立区千住3-6
【最寄】 JR常磐線「北千住駅」西口徒歩6分

移転前の店舗の情報はコチラをクリック

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