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肥宝館 -貧すれば丼する-

【徳島 川内町】 中華そば かわい「肉玉 小(850円)+めし(150円)」

今はなき「阿波一」の味を受け継ぐ名店

今切川に架かる加賀須野橋の南側。県道220号=川内大代線沿い、大塚製薬徳島研究所そばで1979年から営業する人気店「中華そば かわい」へ。こちらは、かつて徳島市福島にあり、惜しまれつつ閉店した「中華そば 阿波一」の弟子筋にあたるお店。いまは二代目店主・河井護氏が「阿波一」の味を受け継いでいる。

その二代目はバイク好きで、店先にはシブい二輪車が。また、店内の壁やウォーターサーバーにも、数えきれないほどのステッカーが貼られている。座席数はカウンターとテーブル合わせて20ほど。麺メニューはシンプルに「中華そば」一択で、麺量の大小、肉と玉子の有無を選ぶ形だ。また、白めし、ビール、酒を用意している。

今回は「肉玉 小(850円)」と「めし(150円)」を注文。スープは鶏ガラ、豚骨、野菜を丸2日かけて煮込んだ白湯。サラサラとした飲み口だが旨味十分だ。醤油のカエシは強すぎず、優しい味わいに仕上がっている。麺は柔らか目の中細ストレートで、寸胴で泳がせて平ザルで麺上げするコダワリよう。この方が熱が均一に入るのだ。

そしてチャーシューは醤油ダレが強めに効いたトロトロのバラ肉が6枚。麺だけでなく白めしとの相性がとにかく抜群なのだ。生玉子はスープの熱で白身が固まり良い具合に。ほか、歯応えあるメンマ、モヤシ、刻みネギが乗る。丼は小ぶりだが、麺量も具もたっぷり。味も良く非常に満足度の高い一杯である。ぜひ一度啜って欲しい。

<店舗データ>

【店名】 中華そば かわい
【住所】 徳島県徳島市川内町加賀須野436-4
【最寄】 徳島自動車道「徳島I.C.」から3キロ弱

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