いま信州がアツい!川中島発「ゆいが」が東京へ
長野県内で5店舗を展開する「ゆいが」が東京に進出。スカイツリーの隣町、再開発の進む曳舟に東京1号店となる「すずめ食堂」をオープンさせた。近年は、ボンドオブハーツ、凌駕グループなど、信州勢の東京出店が目立つようになった。
中華そばのスープには、煮干し、本枯れ節、豚骨、野菜を使用。動物と魚介のどちらも出過ぎず、醤油のカエシも強過ぎずバランスが良い。飲み口はライトな煮干し系と言ったところか。また、オリジナルという細麺は、全粒粉を使用していて風味も歯ざわりも良い。
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チャーシューは豚バラと鶏ムネ肉の2種。豚はホロホロ、鶏はサッパリでメリハリがあり楽しめる。どちらも軽く炙ってあり美味。色の濃いメンマは歯ごたえ抜群。レベルの高い一杯に仕上がっている。
元々「そば処」の長野では、ラーメン文化が根付いていなかったと聞く。しかしボンドオブハーツの塚田氏が「信州麺友会」を立ち上げ若手をけん引。その成果が、相次ぐ信州勢の東京出身だろう。長野のラーメン、これから楽しみだ。
<店舗データ>
【店名】 下町中華そば すずめ食堂
【住所】 東京都墨田区京島1-2-2
【最寄】 東武スカイツリー線「曳舟駅」より徒歩3分