「ちばチャン」のラーメン新業態が綾瀬に
東京メトロ千代田線・綾瀬駅の西口徒歩1分。西口本通り商店街に2021年9月5日にオープンした「豚骨醤油ラーメン 赤虎屋」へ。経営母体は居酒屋「ちばチャン」や家系ラーメン「増田家」などを展開する株式会社マスミフードサービスとのこと。コロナ禍で「ちばチャン 綾瀬店」が休業する中、通り挟んで向かいに出店した形だ。
店内はカウンター17席にテーブル席も加えた計27席。壁には大きな赤い虎の画が。麺メニューは看板の「豚骨醤油ラーメン」を筆頭に、煮干しラーメン、野菜魚介つけ麺もラインナップ。豚骨醤油は麺量を並・中・大から選べるほか、チャーシューや味玉、ネギ、ホウレン草、海苔、野菜などを追加トッピング可能である。
ほか、餃子、ライス、チャーハン、ネギチャーシュー丼といったサイドメニューも。今回は「チャーシューメン」の並(910円)に味玉(130円)をトッピングし注文することに。なお、家系ラーメンさながら麺の硬さ、味の濃さ、油の量、そして「赤ダレの量」の4つを選ぶ事が出来るが、初訪問なので全て普通でお願いした。
スープは豚骨ベースの白湯。レギュラーで醤油のカエシは強すぎず。でも油は結構強めで、濃厚かつヘビーな飲み口だ。合わせる麺は平打ちの中太麺で、啜りやすい様に短めにカットされている。ツルっとした食感で、スープとの相性も悪くない。チャーシューは薄切りのバラ肉が4枚。味は良いが、値段の割りに物足りなさが残る。
茶色の味玉は醤油ダレの味が強めで、黄身はホックリ。オリジナルの「赤ダレ」はコチュジャンの様に、辛みと甘みが混在したもの。少しずつスープに溶いて啜っていく。ほか、海苔3枚、刻みネギが乗る。卓上には胡椒、麺ダレ、ニンニク、ピリ辛のニンニク、ゴマ、一味があるのでお好みで。これで1040円は少し割高感があるかな。
<店舗データ>
【店名】 豚骨醤油ラーメン 赤虎屋
【住所】 東京都足立区綾瀬4-6-12
【最寄】 東京メトロ千代田線「綾瀬駅」西口徒歩1分
★2022年10月末をもって閉店
★同系列「たかし屋」にブランドチェンジ
