赤坂「一点張」仕込みの絶品炒飯が人気
東京メトロ赤坂駅から徒歩3分。エスプラナード通りにあるホテルフェリーチェの1階で2019年12月から営業する「限定中華 レッドストーン」へ。こちらは、すぐ近所の「赤坂一点張」で店長を務めていた赤羽浩一氏が独立し創業したお店である。しかし、メニューも味も「一点張」と似ていて、まるで2号店のような様相だ。
店内はカウンター3席とテーブル14席で貸切も可能。ラーメンは正油、塩、味噌、辛味噌、味噌＆正油ブレンドから選べる上、タンメンやワンタンメンもラインナップしている。更に夏季限定で冷やし中華も提供する予定だそうだ。ほか、チャーハン、カレー、ワンタン、餃子、一品おつまみもあり一杯ひっかけることも出来る。
今回は味噌ラーメン(850円)と、一点張の人気メニューである「チャーハン」を小サイズでオーダーすることに。ランチタイムだったら、麺類にプラス300円で小チャーハンか小カレーが付くお得なセットがあるのだが、今回は残念ながら夜の訪問。単品550円でのオーダーとなった。ハイボール(500円)を引っ掛けながら、着丼を待つことに。
まずは味噌ラーメンが到着。スープは鶏ガラと豚骨がベースだろうか。そこに赤味噌主体のタレを合わせている。味噌のコクに若干の辛味、ほのかな酸味も加わり、啜り飽きないスープだ。決して脂ギトギトではなく、重過ぎない飲み口なのも嬉しい。一方の麺は、軽くウェーブした中太麺で、柔らかな茹で上がり。
チャーシューはしっかりした食感のロース肉が1枚。ほか、しなっとしたモヤシ、ニラ、玉ネギと、メンマ、刻みネギが乗る。卓上には黒胡椒、おろしニンニク、豆板醤があるのでお好みでどうぞ。奇を衒わぬ、飽きの来ない一杯は、さすが赤坂の老舗仕込みである。あっという間に完食した。そしてお次は名物の「チャーハン」だ。
小サイズで茶碗大盛り1杯分程度の量がある。さっそくレンゲを口に運ぶと、飯粒がハラリと解けるが、それでいてしっとり感も持ち合わせるという絶品具合だ。ネギ、卵、チャーシュー。味付けもちょうど良い塩梅だ。さすが評判に違わず、こりゃ旨い。付属のスープもグイと飲み干し、もう満腹。結論、二兎を追うものは二兎とも狩るべし！
<店舗データ>
【店名】 限定中華 レッドストーン
【住所】 東京都港区赤坂3-12-5
【最寄】 東京メトロ千代田線「赤坂駅」徒歩3分
