日暮里駅前で人気の手打ち中華麺
日暮里駅東口そばのステーションプラザタワー1階に入居する大衆中華「京の華」へ。名物の焼小籠包から30種以上の多様な麺メニュー、炒め物、飯もの、冷菜、愛玉子まで提供する台湾料理のお店である。夜10時を越えても、晩酌する1人客からカップル、家族連れ、外国人など多くの客で賑わう人気ぶりだ。
とりあえずの瓶ビールで喉を潤したら、まずは名物の焼小籠包(4個・560円)をオーダー。カリっと焼きあがった皮を破ると、予想以上の肉汁が弾ける。火傷覚悟でアツアツの内に頬張るのが正解。これは6個入りでオーダーしてもよかったくらいだ。続いてオーダーした「ゆで豚キムチ添え(1000円)」も酒のアテには最高だ。
そして忘れてはいけない麺類。醤油と味噌のラーメン・つけ麺をはじめ、タンメン、担々麺、麻婆麺、排骨麺、酸辣湯麺、広東麺、蘭州牛肉麺、揚げそば、焼そば、冷やし中華など豊富なラインナップに驚く。しかも麺は、日暮里駅前の「馬賊」同様に、厨房で職人が手打ちしているという本格派。今回は「豚タンのチャーシュー麺」をオーダー。
スープは鶏ガラと豚骨だろうか。カエシは弱めで、やや獣臭が残る独特の風味。手打ちの麺は肌がザラザラしているのが特徴。1本1本太さが違うので食感が面白い。豚タンはコリコリした食感がクセになる味わいだ。1杯1200円はちょっとお高いが、数人で色々な料理をシェアしながら食べるのも良いだろう。
<店舗データ>
【店名】 京の華
【住所】 東京都荒川区西日暮里2-22-1
【最寄】 JR山手線・京成本線「日暮里駅」徒歩1分