肥宝館 -貧すれば丼する-

★閉店★ 【茅場町】 ラーメン雷鳥「2号ラーメン(780円)+味玉(100円)+牛すじ丼(300円)」

清湯も白湯も絶品。あなたは何号で発進?

東京メトロ日比谷線・茅場町駅の4a出口から歩いて3分ほど。日本橋川に架かる茅場橋を渡った先にある「ラーメン雷鳥(サンダーバード)」へ。ご主人は松戸「兎に角」出身との話だ。オープンは2012年6月。軒先には、店名の由来だろうか、世界的に有名な英国の人形劇「サンダーバード」に引っ掛け『発進中』の札が掲げられている。

また麺メニューも「サンダーバード」のメカよろしく1号、2号・・・とナンバーで分けられている。1号は奥久慈シャモを使った醤油清湯で、2号は濃厚豚骨系。3号は温玉付きの「油そば」、4号は濃厚動物系の「つけ麺」となっている。また、夜限定で1号ラーメンの麺とスープを少し変えた「1号改」や、汁なし担々麺の「5号」も提供。

一方、飯モノは白飯に加えて御茶碗サイズの「牛すじ丼」「牛すじカレー」もラインナップ。牛スジやラーメンのトッピング類は別皿でもらう事も可能なので、ビールを引っ掛けながら楽しむことも出来る。今回は「2号ラーメン」に味玉(100円)をトッピングして注文。旨そうなので「牛すじ丼(300円)」も追加した。いざ発進!

2号のスープは濃厚な豚骨魚介。バランスとしては豚骨が主で、醤油のカエシはやや甘め。旨味は濃いが粘度は低く、スッキリした飲み口に仕上がっている。麺は店内の製麺機で毎朝打っているという自家製。丸みのある断面の中太縮れ麺だ。ゴワツキは無く、麺肌はツルっと、食感はモッチリとした旨い麺である。

トッピングされた薄切りで大判のチャーシューは炙ってあり香ばしい。赤身の旨さとジューシーさもあり絶品である。味玉は黄身がトロトロで、太メンマは味付けも歯ごたえも抜群だ。ほか青菜、海苔、ネギが乗る。濃厚でボリューム感のある一杯だが、スープが重過ぎないので、啜り終えた後も心地よい。

なお、2号~5号を注文すると、1号用の「しゃもスープ」を茶碗一杯分もらうことが出来る。飲んで良し、濃厚スープを割って良し。ぜひ店員さんに注文を。そして「牛すじ丼」は、柔らかく味付け甘めのスジ肉と刻みネギが乗る。手間をかけて煮込んであり、味付け抜群とくりゃ旨いに決まってる。次回は牛すじカレーも食べてみたい。

<店舗データ>

【店名】 ラーメン 雷鳥(サンダーバード)
【住所】 東京都中央区日本橋小網町4-4
【最寄】 東京メトロ日比谷線「茅場町駅」徒歩4分

★2020年9月末日をもって廃業
★跡地には「東京ラーメン 来来堂」がオープン

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