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肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 松戸】 ひしお亭「特製中華そば(1100円)」

トノマルの3ブランド目は「ひしお亭」

JR常磐線・松戸駅の東口から歩いて3分ほど。駅前通りをまっすぐ進み、正面のイトーヨーカドーに突き当たったら左折して100m。2022年12月26日にオープンした「ひしお亭」へ。こちらでは2018年から「蝙蝠(こうもり)」が営業していたがコロナ禍に休業し、そのまま閉店してしまった。その跡地に入居した形だ。

運営するのは厨房機器を扱う株式会社トノマル。近年は飲食事業に力を入れており、千葉市松飛台や八潮市、船橋市に家系の「との丸家」を。そして柏市に「中華そば いしずゑ」を相次いで開業している。との丸家は「王道家」、いしずゑは「AKEBI」と、いずれも行列の出来るラーメン店に師事。ハイレベルな一杯を提供している。

さて「ひしお亭」だが、店内はコの字カウンターに9席とテーブル10席の計19席。麺メニューは醤油清湯の中華そばを筆頭に、煮干しそば、塩中華そば、背脂煮干しそば、つけ麺をラインナップ。チャーシューやワンタン、味玉などをトッピング可能だ。また、炙り肉ご飯、ねぎ塩そぼろご飯、焼き餃子などのサイドメニューも充実。

今回は「中華そば」の特製(1100円)をオーダーした。スープは鶏ガラを主軸に魚介出汁も合わせた清湯で、ほんのり甘めの醤油のカエシを合わせている。鶏の旨味をしっかり感じる飲み口である。合わせる麺は菅野製麺所の中細ストレート麺。全粒粉入りで日本蕎麦のように角が立った麺は、香りも喉越しも良く、スープとの相性も悪くない。

そこに厚みあるバラ肉が1枚と、肩ロースだろうか。レアな仕上がりのチャーシュー3枚が乗る。味玉は黄身ホックリ。ほか、柔らかな穂先メンマ、小口ネギ、海苔がトッピングされる。そつのない一杯、あっという間に完食した。後で気付いたがワンタンを追加し忘れていた。次回は「塩」にワンタントッピングで啜りに来よう。

<店舗データ>

【店名】 ひしお亭
【住所】 千葉県松戸市松戸1164-1
【最寄】 JR常磐線「松戸駅」東口徒歩3分

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