移転で利便性UP!柏の醤油清湯の最高峰「AKEBI」へ
柏市で2012年に創業した「AKEBI」。元々は常磐線沿いの住宅街でひっそり営業していたのだが、2018年2月に満を持して駅前の繁華街に移転した。ご主人は高田馬場「渡なべ」の出身。ちなみに「渡なべ」と言えば、「五ノ神製作所」「RAMEN GOTTSU」「パパパパパイン」など人気店の店主を排出した名門である。
メニューは「中華そば」と「豚そば」が主力で、「つけ麺」の用意もある。私のオススメ「中華そば」は、豚と鶏の動物系出汁に、背黒、伊吹いりこ、鯖枯節、宗田鰹枯節、昆布を使用した魚介出汁を合わせたもの。カエシには濃口、再仕込み生醤油、白たまりと3種の醤油を使用。鶏油の香りも良く、幾層もの旨味が口の中で広がる逸品だ。
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麺は菅野製麺の中細麺で、しなやかでコシがあり、それでいて歯切れもよい。おまけにスープも良く吸うので、全く啜り飽きない。一方、トッピングも名優揃い。チャーシューは豚バラと肩ロースだろうか。特徴の違う2種の肉で、どちらも良い味。材木タイプのメンマも、黄身がクリーミーな味玉も、ともに秀逸である。
なお「豚そば」の方は、大量の豚骨を長時間強火で炊き上げたスープで、旨味は強いがスッキリした飲み口が魅力。ほか、期間限定メニューも使用する素材が「ウナギの頭」「阿波尾鶏とカマス」「牛と鯛とアゴ」など、いつも独創性に富んでいる。ぜひTwitterで限定メニューの情報をチェックしてから出かけることをオススメしたい。
<店舗データ>
【店名】 AKEBI
【住所】 千葉県柏市柏3-6-26
【最寄】 JR常磐線「柏駅」徒歩5分