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【堀切菖蒲園】 東京油そば 堀切 とんちん軒「東京油そば(680円)+焼豚(300円)」

激戦区・堀切にジャンクな油そば店が誕生

京成本線・堀切菖蒲園駅そば、ラーメン屋が何軒も連なる川の手通り沿いに2020年12月8日にオープンした「東京油そば 堀切 とんちん軒」へ。元々、とんかつ屋だった場所に入居。2軒隣挟んで両隣に「タカノ」「らー麺 まるいち 極」という立地だ。この界隈はラーメン激戦区だが、正直な話、突き抜けた店は少なく入れ替えも多い。

さて、新店「とんちん軒」だが、現在は台東区入谷にも店舗を展開している。店内に入ると、充満するニンニクアロマがお出迎え。店内はL字カウンター6席で、ご主人がワンオペで回している。麺メニューは看板の「東京油そば」を主軸に、辛味噌油そば、ニンニク背脂入り「こってり油そば」、肉+ネギの「堀切肉そば」を提供。

また、ほぼ週替わりで限定麺も用意。この日は刻み・おろし・チップと3種のニンニクが彩る「ニンニク油そば」だそうだ。追加トッピングには卵類や焼豚、背脂、野菜などに加え、カレー粉や自家製食べるラー油、激辛ソースといった調味料も。今回はスタンダードな「東京油そば」に焼豚(300円)をトッピングして注文することに。

丼底のタレは溜まり醤油をベースに背脂やニンニクでコクを加えたもの。そのタレを浅草開化楼製のワシワシっとした食感の太縮れ麺に絡めて啜っていく。塩味が強いので少々疲れる味付けだ。野菜や具材まで良く混ぜ合わせる事をおススメしたい。丼の上にはモヤシ、メンマ、青ネギ。白ネギ、焦がしネギ、味の染みたウズラ。

また追加した焼豚は、遠目にはコロチャーの様な肉塊に見えるが、実は豚バラ肉をミルフィーユ状に固めたモノ。混ぜる過程で解しやすいようにとの配慮だろう。確かに麺に絡みつく。卓上にはニンニク、自家製ラー油、七味、ブラックペッパー、お酢。ラー油は辛味が強いので入れすぎ注意だ。ジャンクな一杯、悪くない。

<店舗データ>

【店名】 東京油そば 堀切 とんちん軒
【住所】 東京都葛飾区堀切5-4-1
【最寄】 京成本線「堀切菖蒲園駅」徒歩2分

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