肥宝館 -貧すれば丼する-

【赤羽】 とんや「とんやラーメン(1000円)」

ネオン街仕様!赤羽のシメにライト豚骨魚介を

JR赤羽駅南改札口の東側出口から歩いて1~2分。居酒屋やクラブ、スナックなどが犇めくネオン街にある「とんや」へ。オープンは2015年12月。朝6時までの営業とあって、界隈ではシメの定番になっている。夜10時の訪問だったが、2軒目か3軒目といった酔客ばかりだ。店内は奥に細長くカウンターとテーブルで合わせて20席ほど。

麺メニューは豚骨魚介スープの「らーめん」を主軸に、味噌ラーメン、辛味入り「赤らーめん」、つけ麺、えび塩つけ麺、汁無しの「ネギちゃめん」、江戸出しラーメンの醤油・塩などをラインナップ。麺はそれぞれ太麺・細麺から選択可能で、プラス100円で麺中盛に、200円で大盛にグレードアップできる。ライス終日無料というのは嬉しい。

ほかにネギ丼、角煮丼といった飯モノや、餃子、冷やしワンタン、角煮、ピータン、冷奴などのツマミメニューもあり、一杯引っ掛けることも可能だ。今回は豪華トッピングの「とんやラーメン(1000円)」を太麺でオーダーした。日本酒を合わせて1升ほど呑んだ後のシメなので、既にコメの摂取限界値に。さすがにライスは遠慮させて頂くことに。

細かな背脂の粒が浮いた白濁スープは、豚骨をベースに魚介出汁を合わせたもの。想像以上にアッサリで、サラサラした飲み口である。魚介はあまり主張せず、ライトな塩豚骨という感じだ。ネオン街の一杯らしく、塩味がやや強めで呑んだシメには旨い。そこに菅野製麺の平打ち気味でモチモチとした中太麺を合わせている。

チャーシューは長時間煮込みホロホロになったバラ肉で、一緒に甘めの味付けの角煮も盛られている。どちらも良い味だ。ほか、黄身トロトロの味玉、甘口のメンマ、キャベツ、ほうれん草、モヤシ、海苔が乗る。かなりネオン街仕様の一杯で、この夜3軒目というのに、あっという間に完食した。これがドロドロ系スープなら死んでたな。

<店舗データ>

【店名】 とんや
【住所】 東京都北区赤羽南1-8-7
【最寄】 JR東北本線「赤羽駅」南口徒歩1分

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「東京都 北区」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事