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【錦糸町】 麺屋 中川會「特製 濃厚魚介つけ麺(1120円)+カレヘンライス(180円)」

濃厚魚介は定番「カレヘンライス」でシメるべし

JR錦糸町駅南口、東京楽天地の東側にあるつけ麺の人気店「麺屋 中川會」へ。元々は半蔵門線で1駅の距離の「住吉」で創業。その後、一旦は住吉を離れて錦糸町に移転したり、神保町に支店を出していた時期もあった。現在は、錦糸町、曳舟、そして2017年に再出店した住吉の3店舗で営業している。いずれの店も評判が高い。

錦糸町の主軸メニューは濃厚魚介つけ麺・ラーメンで、他に鶏+貝出汁の清湯「東京中華そば」も提供。麺料理以外にも唐揚げやアジフライ、餃子に半ライスと半ラーメンが付いた定食も用意されている。また、毎週火曜と水曜はつけ麺・ラーメンが「濃厚鶏塩白湯」専門になる。この日は、いつもの濃厚魚介はお休みなのでご注意を。

何度もかよっている店だが、まずは定番の「特製 濃厚魚介つけ麺(写真中段左)」から。つけ汁は、よくある豚骨魚介だが、豚骨や鶏をベースに魚介、タマネギ、椎茸、ジャガイモ、トマト、果物などを長時間炊き上げた逸品。動物と魚介の旨味がしっかり出ていて濃厚だが、野菜と果物のおかげで重過ぎず絶妙なバランスだ。

この汁に、浅草開化楼特製の極太麺をつけてワシワシと啜っていく。トロトロの豚バラ肉のチャーシューや、予めつけ汁で温められた味玉、柔らかな穂先メンマも良い塩梅。途中で卓上のニンニク、一味、ブラックペッパー、フルーツ酢を使って味を変えながら食べ進める。麺量200gの並盛りなど、あっという間に消え去ってしまう。

続いて「特製濃厚塩鶏白湯つけ麺(1120円・写真中段右)」は、極太麺ではなく、全粒粉入りの細麺で啜っていく。こちらはライトな食感なので麺増し(100円)でオーダーした。濃厚魚介とは打って変わってサラサラのつけ汁だが、鶏の旨味が凝縮されて味わいは濃厚。最後はスープ割りと、卓上の「専用ゆず」でサッパリと完食。

なお「濃厚魚介つけ麺」は、「カレヘンライス(180円)」でシメるのが店の定番。店頭には菅官房長官の新元号発表の画像を使い、令和をもじって無理繰り「カ令変ライス」としたPOPも。残ったつけ汁を預けると、厨房でカレー粉と角切りチャーシュー入れてレンジで温め直してくれる。それにライスを投入するという絶対旨いヤツだ。

少々意地汚いが、私はチャーシューを1枚残しておき、器に残ったカレー汁と飯をワイパーのように集めてフィニッシュするのが好きだ。お好きな方はチーズを追加してもよいだろう。このカレヘンに合う豚骨魚介、そして濃蜜だが後味スッキリの鶏塩白湯。どちらも安定の味わいなので、錦糸町で選択に迷ったらどうぞ。

<店舗データ>

【店名】 麺屋 中川會 錦糸町店
【住所】 東京都墨田区江東橋4-30-15
【最寄】 JR総武本線「錦糸町駅」徒歩3分

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