肥宝館 -貧すれば丼する-

【千葉 浜野】 家系ラーメン王道 いしい「チャーシューメン 3枚(780円)+のり(100円)+ライス(120円)」

吉村家・王道家のDNAが千葉16号沿いに

2017年に柏から取手への移転が話題となった「王道家」。家系の総本山・吉村家の直系で、これまで多くの独立者を輩出してきた家系の雄である。今回は、その独立店の1つで、国道16号沿い村田町交差点そばで「王道」の看板を掲げる「王道 いしい」へ。朝6時から夜遅くまで通し営業という気合の入りようだ。

広々とした駐車スペースを「いしい」「快活CLUB」「花太郎」「プロミス」「ブックオフ」が囲み、男の欲望を具現化。工業地帯という場所柄か、開店直後の朝6時だというのに、運送業者や夜勤明け風の男性客が無言で麺に喰らい付く姿が。そしてご主人の石井陽介氏も早朝から厨房でテキパキと作業をこなす。

メニューは豚骨醤油のいわゆる「家系」のほか、塩豚骨やつけ麺も提供。トッピングは、チャーシューや味玉、ホウレンソウ、キャベツといった一般的なものから、キクラゲ、茎若布、キムチ、岩海苔、3種類のネギなど、とにかく種類が豊富。今回はチャーシューを3枚プラスし、さらにライス用に海苔を追加した。これで、ちょうど1000円。

スープは豚骨臭控え目だが旨味と脂たっぷり。醤油のカエシがキリっと立った、まさに家系の王道スタイル。チャーシューはスモーキーな肩ロース。ホウレンソウも食感と味がしっかりしていて、手抜かりない。卓上の調味料も豊富で、3種のニンニク、生姜、酢、胡椒からマヨネーズまで。こいつを朝から啜れるとは、なんて危険な店だ。

<店舗データ>

【店名】 家系ラーメン王道 いしい
【住所】 千葉県千葉市中央区村田町893-116
【最寄】 JR内房線「浜野駅」徒歩10分

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