地元で愛される千駄木「らぁめん末廣」
東京メトロ千代田線・千駄木駅から歩いて1分。不忍通り沿いで1989年から営業する「らぁめん末廣」へ。こちらは、かつて銀座4丁目に本店を構えていた「本格らぁめん 銀座末廣」の姉妹店。なお、銀座と神田の店舗は残念ながら既に閉店してしまったが、2022年6月現在、押上、練馬、本郷三丁目の店舗は残っている。


店内はテーブル席中心に20席弱。ラーメン・つけ麺ともに、胡麻入り醤油の「末廣」、豚骨白湯の「玄海」、そして正油、塩、八丁味噌の計5種類をラインナップしている。また餃子、麻婆豆腐、ザーサイ、ピータン、ねぎチャーシュー、唐揚げ、春巻き、三枚肉の煮込みといったツマミ類も用意。呑めるラーメン屋なのだ。
まずは生ビール(550円)と焼き餃子(400円)を。焼き面をカリっと仕上げた餃子は、ニラが香り肉汁もたっぷり。餡は野菜中心で軽めなので、あっという間に5つ、ビールで流し込んでしまった。そして麺は「末廣らぁめん(800円)」を注文した。スープ表面に白ゴマ、丼頂にオニオンスライスとザーサイという独特のビジュアルだ。


スープは豚骨が主軸のサラっとした出汁に醤油のカエシを重ねている。麺は加水率低めで歯触りの良い中細ストレート。麺に絡む胡麻とオニスラのおかげで、呑んだシメでもスッキリと啜れるのが魅力だ。「ちょっと一杯」のニーズにしっかり対応してくれる、地元密着型のラーメン店。1人でもグループでも是非どうぞ。
<店舗データ>
【店名】 らぁめん末廣
【住所】 東京都文京区千駄木3-37-5
【最寄】 東京メトロ千代田線「千駄木駅」徒歩1分