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【埼玉 新田】 鶏桜「鶏白湯ラーメン(税別750円)+自家製半熟煮卵(税別100円)」

唐揚げ人気店が放つ鶏白湯ラーメン

東武線・新田駅の東口を出て、線路沿いを越谷方面に歩いて3分ほど。新田横丁を抜けた丁字路左側にある「鶏桜」へ。元々は同じ東武沿線の一ノ割駅そばで「からあげ鶏桜」として営業していたが、2020年5月に新田に移転。一ノ割ではラーメンもあるが主役は唐揚げという感じだったが、新田の店はラーメン居酒屋という雰囲気だ。

店内はL字カウンターとテーブル席が混在。ラーメンは塩鶏白湯の「白」を基軸に、焦がしニンニクの「黒」、牡蠣醤油風味の「醤油」、旨辛の「赤」、カレーの「黄」の5種を提供。また、限定の「冷やし鶏白湯」や、15分の制限時間内に水無しで完飲完食できたら無料という激辛ラーメン「小悪魔」「中悪魔」「大悪魔」も用意されている。

一方、ザンギを筆頭に冷やし蒸し鶏、名古屋風手羽先、チキンカツといった鶏料理や、餃子、冷奴、コロッケといったツマミメニューもラインナップ。ビール、サワー、ハイボール、ホッピー、焼酎など酒類も種類が豊富で、ついつい一杯引っ掛けたくなる。まずは「ハイボール(税別380円)で「ザンギ 醤油(税別・3個380円)」を流し込む。

ザンギはオーダーを受けてからフライヤーへ。揚げたてなので外はカリッと、中はジューシーな仕上がりに。味付けも過不足なく、さすがの旨さだ。蒸し鶏やチキンカツも頼みたいが、1人なので我慢してシメの麺を。今回は基軸メニューとなる「鶏白湯(税別750円)」に自家製半熟煮卵(税別100円)をトッピングし注文した。

スープは薄濁りの鶏白湯でサラサラした飲み口。鶏の旨味十分で、塩ダレもしっかり効いた旨いスープだ。そのスープに合わせるのは中加水の中細縮れ麺。こちらは栃木市は中沢製麺の特注麺で、サラっとした鶏スープによくマッチしている。そしてチャーシューは鶏ハムと、歯ごたえのある薄切りの豚バラ肉が1枚ずつ。

バラ肉は脂を落として仕上げたものを提供直前にバーナーで炙っている。肉の味が凝縮されていて旨い。味玉も黄身が半熟でよいお味。ほか白ネギ、海苔、水菜に加え、栃木市名物の新生姜もトッピングされているのは、さすが東武沿線という感じだ。最後まで美味しく完食した。赤や黄や黒など、ほかの色のラーメンも啜ってみたい。

<店舗データ>

【店名】 鶏桜(とりおう)
【住所】 埼玉県草加市金明町246-22
【最寄】 東武スカイツリー線「新田駅」徒歩3分

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